退会さんのレビュー一覧
レビュアーランキング | - | (役に立った数:86件) |
---|---|---|
投稿数ランキング | - | (総レビュー数:146件) |
狐や稲荷と言うと一般的には商売繁盛の神と言われていますが、実はそれだけでなく「猫の神様」でもあります。狐も猫も犬が嫌いという所から実は仲がいいようで、稲荷は猫を守護する神としても通っています。
その猫に影響を受けたのか、この作品の狐は気ままにあちこちを旅しているようで人里離れた森の中や農村、水辺、西洋風の場所までいろいろな風景の中に顔を出しています。
おそらくそれを見ている自分も狐と一緒に旅をしているのでしょう。この作品のイラストを見ていると本当に狐に誘われていろいろな場所を巡っているように感じます。そして、それぞれのイラストにいる狐がとてもシンプルでさりげないのが良いですね。中にはどこにいるのかすぐに分からないほどですが、そこがまた不思議な旅をしているような感覚にもつながります。
一枚一枚が本当にいいイラストなので狐に思い入れのある方だけでなく、幻想的な風景が好きならマストバイの作品に違いありません。
|
この作品はイラストやストーリーを見た感じ、とてもゆるい雰囲気に思えますが、実際プレイしてみるとアクションゲームとしてなかなか面白く遊べます。
単純にステージをクリアしていくだけでなく、ステージ内のやり込み要素や買い物など、たくさん楽しめる工夫がされていることも良いと感じました。キャラクターの入れ替えがあったり、着地ダメージが取り入れられているあたりもゲーム性を高めるための工夫に思えます。
ゲームの操作としてはシンプルですが、とりあえずダッシュを使いこなせるようになることがポイントだと思います。特にエビデンスの場合はダッシュでぶつかることが攻撃にもなるのでジャンプとダッシュの組み合わせだけで素早く進んでいく事ができます。
ヴォルメリオの方もダッシュを使い進んで行けますが途中で敵にぶつかるとそこで止められてしまうのでエビデンスと比べると使い勝手が悪く感じました。ヴォルメリオの方はむしろ遠距離攻撃の特性を活かして敵を確実に倒しながら進むスタイルに合っていると思います。
|
この作品、とてもいいですね!
後書きにもありますが、設定がしっかりしているのでとても読み応えがあります。ヒーロー物によくある設定を押さえつつ、ちょっとしたパロディやらオリジナル要素が上手く組み立てられていました。
実は本物のヒーローが表向き「ご当地ヒーロー」として活動しているという設定も面白いと思います。個人的にも公的な身分の方がご当地ヒーローを演じているとか、地域の人たちがご当地ヒーローを作った、という実例を知っているのでこのあたりはとても面白く読めました。
このシリーズはまだこれ一作のようですが、続編があれば是非読んでみたいと思う作品でもあります。
それから、敵側のヘルニャンコフ博士も上手くするとコアな人気が出そうで悪くないと思います。
|
今回の作品はオリジナル眼鏡っ娘のイラスト集ということで、特定の作品にとらわれず自由に描かれている事が何よりのポイントですね。眼鏡美少女の日常やら制服姿やらセクシーショットやらいろいろ楽しめます。
ところで、一口に「眼鏡っ娘」と言っても実はいろいろな萌えポイントがあるもので、髪形、スタイル、衣装、それにボディのパーツなど様々な要素が絡まっています。
その一つの形としてこのショコラさんができたと思いますが、きっと他にもまだいろいろな「眼鏡っ娘」の可能性はあるはずで、これからも発想を自由にしていろいろなキャラクターに挑戦してほしいと思います。
|
2018年03月23日
この作品はむしろ大人が子供と一緒に見たい物語ですね。ほのぼのしているように見えてちょっぴり悲しく、実は考えさせる内容なので、子供に説明したり意見を聞いたりしながらゆっくり読み進めるのがよいように思いました。
そうでなくても、作品のどのページにも猫が登場しているので猫好きなら絵を見るだけでも楽しい作品だと思います。おまけのイラスト集もあるので気に入った一枚が見つかるかもしれません。
ちなみに、この作品の元となっている四コマ劇場は猫を飼っている人ならよく分かるあるあるネタが多いので猫の好きな方ならきっと面白く読めると思います。
自分はメガネ萌えな方なのでこの作品を見つけて即買いしてしまいましたが、やっぱりメガネっていいですねー!普段から可愛くても眼鏡をかけるともっともっと可愛くなる、というあたり大変よく分かってらっしゃると思います。
そして、ここに登場している三人はほぼ全てのコマでメガネをかけているので原作をあまりよく知らなくてもメガネ属性のある方なら楽しめる事必至で是非おすすめしたい作品です。ちょっと出番は少ないですが黄色のキャラクターの子のメガネ姿も非常にチャーミングで気に入りました。
|
こちらの作家さんの作品は毎回、ソフトで優しく、パステルな絵柄が特徴でイラストを見るだけでも非常に和む感じで気に入っています。
内容としてはどちらかというと女性向けのようですが、ちょっとしたギャグや原作の定番ネタも入っているので誰でも面白く読めると思います。自分も原作のゲームにそこまで詳しいわけではありませんがキャラクターなどを知らないと楽しめないという事は全然ないように感じます。
また今作は100ページ以上の大ボリュームでまとめて六つの作品+αが読めるので曖昧ワールドを堪能するにはとてもお得な一冊だと思います。
|
この作品、大元の憂鬱ネタが分かると面白さが10倍、そしてコラボしているネタが分かればさらに10倍で面白さ1000万パワーになる事間違いなしです!
しばらく前の作品なので古く感じるかもしれませんが、ネタにされている作品が十分有名なこともあって大概誰でも面白く読めると思います。
しかしそれにしてもどの作品のイラストも元ネタの再現度が非常に高く、描いている人が本当にそれを好きなんだなぁというのが分かります…
この作品は確かにシンプルなゲームで、音楽や花びらをあしらった盤面もとても素朴な感じです。それでも実は脳細胞をいい感じに刺激してくれるようなパズルでちょっとした頭の体操としてなかなか良さそうです。
序盤は適当に動いても何となくクリアできてしまうので「何だ簡単か」と思いますが、そうしているうちに段々と閉じ込められたりマスが余ってしまったりして「あれぇ?」となってきます。
それに、盤面がわざと斜めになっていてカーソルと素直に対応していないのもちょっと意地悪な感じで、うっかり押し間違えると手詰まりになることがあります。しかし、その間違った動きが実は正解で、思ってもみなかった解法が見えたりするのも面白い所だと思います。
|
おそらく、見れば大概分かるでしょうが、この作品は昭和の刑事ドラマの暑苦しさや無駄な熱血っぷりをなかなか見事に再現しています。しかしこちらはただ雰囲気が暑苦しいだけで、熱血っぷりもひたすら空回るばかりです。一応事件(?)もなんとなーく解決したっぽい感じになっているのでへそ曲がり署もそれなりに機能しているようには感じますが…
それから、話の勢いについつい見過ごしてしまいそうになりますが、よく見るとあちこちにパロディやネタが仕込まれているのでそれを探してみるのも面白いかと思います。