一陣の光さんのレビュー一覧

処女で、清潔なカラダを蹂躙、味わい尽くす重厚
な展開が記憶に残る”鈴音れな”先生、短篇七作品
に、一部短篇の後日譚的描き下ろし二篇を追加し
た、自身初の単行本。
印象に残った収録作品は、男性体育教師”大山”は、
教え子なヒロイン”有栖川マリア”の従順な性格を
利用し、彼女の清潔なカラダを味わい尽くし、処
女を奪う・・・な、短篇「少女姦落」。ねちっこ
くカラむ”大山”のパワフルさが印象的な、お話で
した。
読んでいて感じたのは、ヒロインの、天真爛漫な
性格の良さ。それゆえ『乙女征服』という、本巻
タイトルが、輝きを放っていました。重厚な一冊。

パンパンに張りつめたおっぱいが、名刺代わり
な”オクモト悠太”先生、本巻・描き下ろしを追
加した短篇「ヒトヅマミレ～」と短篇八作品を
収めた、自身五冊目の単行本。
印象に残った収録作品は、小柄だけど、胸はバ
インバインなヒロインの”大山瞳”。男性部下の
”小山くん”と同行しメーカーさんへ出掛けたら
帰途、立ち往生。そのままラブホへ・・・・な、
短篇「小さいけれど大山さん」。腹筋われてて
巨根な”小山くん”がお気に入りとなる”大山さん”
が印象に残る、お話でした。
読んでいて印象的だったのは、パンパンに張り
つめたおっぱいが標準装備なヒロイン達。積極
的にカラむ行動力は”オクモト悠太”先生ならで
は、で、堪能できました。開放的な一冊。良作。

これから『カラダの関係』へ挑む、男・女のドキ
ドキが伝わってくる”じょろり”先生、短篇十作品
を収録した単行本。
印象に残った収録作品は、未だ『未経験』なヒロ
イン”美月”。今日こそはロストヴァージンと意気
込んでデートするも、お相手”健斗”はニブチンな
ので・・・な、短篇「恋せよ処女」。はじめてに
戸惑いながらも、結ばれる二人を臨場感タップリ
に描いた、お話でした。
読んでいて印象的だったのは、緻密で高精細な絵
柄から醸し出される臨場感と、清涼感のあるシナ
リオが育む、爽やかな読後感。他にはない、唯一
無二な存在感を感じました。ポップな一冊。良作。

少しエッチで、元気一杯なヒロインたちに癒される
”甘露アメ”先生、二話構成の一作品と短篇七作品を
収録した、自身六年間の作家活動の集大成とも言え
る単行本。
印象に残った収録作品は、男性主人公”亮”が自宅へ
戻ったら、実父から、義妹”サーシャ”を紹介されて
・・・な、二話構成の「妹～」シリーズ。いろんな
意味で元気いっぱい、かつ、積極的な”サーシャ”が
可愛い、お話でした。
読んでいて印象的だったのは、ヒロインのキャラク
ター設定の妙味。”甘露アメ”先生の抱いている、理
想の女性像が詰め込まれていて、記憶に残りました。

地味なヒロインのキャラクターデザインが記憶に
残る”柚十 扇”先生の短篇。
可愛い女の子とセックスしたい、という欲望に駆
られた男性主人公”下土 据”。以前から目をつけ
ていた”春本咲歩”へ土下座で懇願したら・・・な、
ストーリー。
読んでいて印象的だったのは、丁寧に描きこまれ
たヒロイン。清楚で従順な雰囲気が良かったです。

スレンダーで褐色なヒロインを十八番としている
”桃之助”先生、表題作・全九話と短篇一作品を収
録した、単行本。
印象に残った収録作品は、実家暮らしの男性主人
公”義男”。実姉の離婚から、姪っ子”あや”と共に
実家で同居することに。昔は”義男”によく懐いて
いた”あや”も年頃からか気難しくなって・・・な、
短篇「めいアン」。
読んでいて印象的だったのは、日焼け跡がたまら
ない褐色な女の子たちの姿。”桃之助”先生の十八
番ゆえ、卓越した画力で安定感のある構成が楽し
めました。小悪魔的性格も魅力的な長篇集。良作。

二時間ドラマや人情ばなし的な雰囲気が、そこは
かとなく漂う”のきん”先生、comic快楽天へ掲載
された、短篇三作品が収められた、デジタル作品
集。
印象に残った収録作品は、前の彼氏と別れて五年、
独り身をかこっているヒロイン”那々”。家族で運
営している温泉は人手不足ゆえ、バイトさんを募
集したら・・・な、短篇「湯けむり小町」。
読んでいて印象的だったのは、人情噺や二時間ド
ラマにある、情緒豊かな雰囲気がそこはかとなく
漂う、作品内の空気感。”のきん”先生が醸し出す
ゆったりとした読み心地が堪能できる短篇作品集。

大好きな男の子を見て、自慰に耽るヒロインがイン
パクトを放つ”ふらつ”先生の短篇。
幼馴染で、お隣に住む”谷田友くん”を密かに見つめ
ては、彼を想い、自慰に耽るヒロイン”高内純奈”が
・・・な、ストーリー。
読んでいて印象的だったのは、自慰・マシーンとも
表現できるヒロイン”純奈”。18禁のマンガでヒロイ
ンが、ここまで耽っているのは珍しい、と、感じま
した。愛されまくっている”友くん”が羨ましい短篇。

冷徹でコワモテなヒロインが、そうなるまでを
描くことで、かえって彼女の可愛い一面を表現
している”栗原ケンシロウ”先生の短篇。
クールビューティーなヒロイン”古宮楼花”。彼
女が冷徹な性格になったのは、幼馴染”たけし”
の言葉から・・・な、ストーリー。
読んでいて印象的だったのは、コワモテなヒロ
イン”楼花”が、はなしが進むにつれて、可愛い
一面を見せてくれる点。ヒロインの印象が180
度転換する、巧みな構成がひかる、短篇でした。

ほわほわした、柔らかな作品の空気感が記憶に
残る”杏飴”先生の短篇。
幼馴染な”まゆ姉”と”はるくん”。最近、疎遠な
二人の関係を改善するべく、”まゆ姉”は、勉強
を”はるくん”に教えることに・・・な、ストー
リー。
読んでいて印象的だったのは、以前から彼女の
ことが好きだった”はるくん”が、その想いを爆
発させるているところ。そんな彼の気持ちを丁
寧に表現していて、上手いなぁ、と感じました。