しとねさんのレビュー一覧
レビュアーランキング | 318位 | (役に立った数:462件) |
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投稿数ランキング | 247位 | (総レビュー数:107件) |
2016年12月27日
2016年12月27日
様々な部分にThe Elder Scrollsシリーズへのオマージュが見られる、オープンワールドでのアクションRPGです。
とはいえオマージュ元は3DゲームでTPSなのに対し、こちらはツクールの2Dなので、プレイ感は独特のものとなっています。戦闘に使うボタンの一つ目が右手に相当する物理装備、もう一つが魔法、というのは昔のゼルダを思い出す人もいるかもしれませんね。
ゲーム内容は、メインストーリーとなる「自分にかかった呪いを解く」というものはありつつ、それを放置して街で依頼されたり巻き込まれたりする色々なサブストーリーを辿るのも自由、という感じです。
システム面はいつものこちらのサークルの親切さが発揮されています。便利な移動手段や、現在進めているクエストの状況、目的地を簡単に確認する機能など。
ただ元になったゲームが広大なマップをあちこち見て回るゲームだったためか、街やダンジョン以外の通常フィールドはとても広く、道に迷うこともあるかもしれません。とはいえ、街などへワープする機能があるので完全に途方に暮れることはないです。
エロは特定のモンスターに負けたり、イベントで失敗して悪人につかまったり、などで発生することが多いです。同じモンスターに犯されると、次第に主人公が快楽を受け入れていくさまを三段階くらい見ることができます。
ゲーム開始時点では主人公は処女なので、初めて挿入を経るエロシーンにおちいると破瓜描写があります。
極端に長文というわけではないのですが、描写に絶妙ないやらしさがあってよいと思います。
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2016年12月25日
淫らな女の子妖怪たちの住まう屋敷にたどり着いてしまった少年が、妖怪から隠れて屋敷を探索し、なんとか脱出しようとする話です。
屋敷内をうろつく妖怪たちに誤魔化せず見つかると、性的に襲われ、Hシーンを見た後脱出失敗としてゲームオーバーになってしまいます。
なのでゲーム内でもよく言われるようにこまめにセーブしつつ進めるのが必要となります。
屋敷の様々な場所にはお団子が隠されており、それを使って回想部屋でHシーンを見ることができます。
エロ傾向で特筆すべきとしては、捕まる=ゲームオーバーなので、ほぼすべてのエロシーンはパラレル、よって主人公の少年は常に未経験なのです。
性交経験がないどころか、精通もしておらず、勃起すらしたことがない包茎の少年が性感に目覚めさせられる、というHシーンが30シーン近くあるというのはなかなか貴重だと思います。
それだけあると似通ったシーンが増えてしまいそうですが、すべて相手となる妖怪の女の子たちが違うことでの個性と、色々なプレイの趣向、そして丁寧な文章で、マンネリ化を防ごうと努力していると感じました。
ソフトM男性や、ショタが手籠めにされる様子が好きな人、そして何より男の子が精通させられるシーンが好きな人におすすめです。
体力、満腹度、喉の渇きなどのリソースを管理しつつの探索メインのRPGで、戦闘は肉を得るための狩りなど基本的にリソース管理の一貫です。
その管理するリソースに、尿意や便意や泥・精液・漏らした汚れの処理、などなどが加わってくるので独特の世界へと入っていきます。
事あるごとに漏らしたり排泄したりするのでスカトロを受け付けない人には大変かもしれませんが、好きな人にはとてもよいです。
排泄を絡ませなくてもいいようなエロシーンでもだいたいうんこかおしっこかおならはします。
ちなみに排泄の表現としては、あまり我慢や羞恥といった側面は強くないです。
多少恥じらいやためらいはあるものの、そこの葛藤を濃密に書くよりは、ある程度で開き直ってドバっとする感じ。
このように控えめにいっても下品なエロ嗜好なのですが、イラストが綺麗で、主役二人の性格もコメディチックで明るく前向きで好感が持てて、その調和が面白い味になっていると思いました。
深海生物をエロい目で見ていた人は多くないと思います。画像を検索してみると触手的なキモエロさがなくはないんですが、突然フィーチャーされても、という感は否めませんでした。
しかし聞いてみると、お姉さんのクールでじっとりとなじってきつつも優しさを秘めた声、生物を描写しつつも蘊蓄めいた長い説明台詞になっていないバランス、受身男性のツボを押さえたプレイと大満足の内容です。
そして、薄暗く狭い場所で二人きりという雰囲気や、低く響く海中音が、お姉さんの包容力と相まって、胎内回帰のような安らぎと性的さを作り出していてたまりません。
海の生き物に興奮する人のみならず、女の人にからかわれつつも甘えたい人に是非おすすめです。
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甘やかされすぎて感動すらします。
言葉選びひとつ、言い方ひとつでツボにハマったり微妙にずれたりしてしがちな幼児プレイですが、私にとってはこの作品はとてもよかったです。
テキストも演技も、あたたかい蜂蜜ミルクに浸かるような甘やかしと、時折はさまれるからかい、でもやっぱり受容してくれることの安心感が絶妙でした。
白いおしっこをおもらしさせられたり、限界を超えて男の潮吹きをさせられたり、本物のおしっこまでさせられたり、お尻を刺激して情けなくこし出されたり、いじめられからかわれ甘やかされ、でもやっぱり快感を与えられる。
そういったソフト(?)M向けプレイは、同人においては音声作品などでかなり豊富にあると思うのですが、ゲームや小説ではそれほど見かけず、好事家は限られたクリエイターのものを漁っているという感じだと思います。もちろんその中には傑作もありますが、数の面ももっと増えてくれたらいいのになと思ってました。
そこでこの作品です。ADVというかノベルゲームというか。高い筆力で男性受けプレイをこれでもかと描いてくれています。
イラストもあり、また効果音にも凝っていますがやはり文章が命のゲームです。体験版をやったり、作者さんのブログからpixivに飛んで小説を読むなどするとどれだけエロい作品かが一目瞭然にわかることでしょう。
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2016年10月27日
麻雀RPG、エロシーンともにボリュームがあり、しかも沢山のCGとフルボイスというただでさえ大作なドラゴンマージャンですが、しかもそれにアップグレード版があって、そして三つ合体ときてるわけですから、遊びごたえも抜きごたえも疑いようはありません。などとボリュームばかりアピールすると、盛りだけよくて美味しくない定食屋のようですが、そこは定評のあるサークルさんですからばっちりです。
悪の組織の幹部となり世界征服を進めるため、正義のヒロインプリマヴェールを調教により堕落させるゲーム。
基本的なトーンはコメディ。世界征服といっても人々がそんなに不幸になっていなそうだし、組織の人々も人間味がありお茶目で、重苦しい感じはありません。プレイしていて楽しめます。
一方でヒロインたちへの調教は濃厚です。若干のコミカルさを残すことで目を覆うような陰惨な雰囲気にはせず、しかし実用性は妨げない調教描写は凄いです。コマンドの数、堕落度合いによるバリエーションともに多く、1コマンドごとの長さもちょうどいいと思います。
変身ヒロインにあまり興味がなかったのですが大変楽しめました。
同一世界観での成人向けゲームを発表されている月の水企画さん。
いつも評価が高いですが、今作もそれに違わず高品質だなあと思いました。
かわいいキャラと絵、ポップでライトめなノリ、それでいてガッツリしたエロ、コメディタッチだけど締めるところは締めるストーリー、楽しめるよう工夫されたシステム、などなどの魅力。
男性がいないとどうしても感情移入できない、という人でなければきっと楽しめると思います。