Ho-Ni SPGさんのレビュー一覧
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小粒ながらも東○らしさ、戦闘のやりごたえ、戦闘中エロの3つのバランスが取れた良作。
いつもの東方二次創作らしいギャグや百合をほんのり交えながらも戦闘では原作由来の敵キャラクターがえげつないエロ攻撃を繰り広げてくる。
戦闘は決して単調ではない。主人公キャラごとに得意分野が異なり、戦闘中に倒れたキャラは戦闘が終わるまで復活できないため、エロ攻撃による妨害から仲間を守らなくてはならない。
戦闘中エロが実装されたゲームでは、オプションや装備によってエロ攻撃を無効化できる事が多いが、本作にはそれをOFFにする機能はなく、完全に「ゲーム」に組み込まれている。
兎にも角にも、ぜひプレイしていただきたい。
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即売会でのリリースはすでに大昔ですが、今この作品をやってもらいたい。
その理由をお伝えします。
豊富なアレンジBGMやSFC~PS期の商業作品のように作り込まれた操作性はさることながら、最大の見所は1コマ1コマ丁寧に作り込まれたアニメーションです。
ゲーム作品に限らず何かと厄介者にされがちな東方キャラの長いスカートのなびく様、関節だけにとどまらないダイナミックな挙動、東方らしさを最大限に表現したいという気概が伝わってきます。
ゲームパッドはDirect Inputに対応しているので、古いコントローラーでもお持ちであればすぐに楽しめると思います。
レビュアーが選んだジャンル
エロシーンの百合率100%(ふたなり込み)という百合好きにはたまらない作品です。
ゲームの内容については、経営SLGと聞くとなんだかガチンコなものを想像してしまって身構えてしまいがちですが、商品の設定も顧客の変動もそこまで細かくはないので、実質的にパズルとアクションのゲーム性に近くなっています。
営業中はかなり忙しくなるのですが、コツを掴むとだいぶ楽にプレイできます。
陳列棚の横を陳列棚に体当りしながら横切るように斜め気味に移動するとスムーズに陳列することができ、妨害キャラクターは定期的に店の入口に出現するので、慣れてくれば店の中を走り回る前に追い出すことができます。
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47都道府県のうち新たな日本のオピニオンリーダーとなるのはいったいどこか!?
こう言われると「なんだ、うちの県にはチャンスがないじゃないか…」と思われるかもしれません。
しかし、本作品においては勝利するための条件は一つではなく、弱小県こそが財政再建による勝利に最も近いところにいるのです。
初期状態では一切の武力を持たない奈良県、人口最小の鳥取県、北海道という攻撃的な強豪の目前に置かれた青森県、いずれでもクリアすることができます。
北海道、愛知県、東京都、神奈川県といったこの作品で強豪とされている勢力であっても、外交は軽視できません。
いかに強力な武力を持っていても、他県をねじ伏せて領土を拡大すればどんどん敵意を買っていきます。
武力でゴリ押しするスタイルであっても、繊細な外交情勢の読みが求められます。
2018年06月20日
スカトロがメインのRPGは近年いくつも台頭しつつあるが、本作は独特なベクトルでスカトロへのこだわりを表現したユニークな作品だ。
後半の敵モンスターは「エネマズン」という「下痢」状態を引き起こす攻撃魔法を使い、その他には屁で攻撃するスカンク女や、尻から人間を捕食して口から脱糞するモンスター女などエロシーン以外の随所にもこだわりが見受けられる。
タイトル名こそは強烈だが、塗ったり食べたりという事はないので、スカトロ初心者にもおすすめ。
本作に含まれているエロ要素は大別するとストーリー上必ず通過する場所でのテキストありのエロシーンと、道中の宝箱から拾うことができるモンスター娘のピンナップの二種類に分けられる。
どちらもそこそこの数が揃えられているものの、全体的に大人しめで物足りないと思う人には物足りない内容かもしれないが、たまには平和なエロも良いのではないかと思う。
(『平和でないエロ』はここのユーザーならどういうものか察しが付くと思うが…)
システム面や戦闘面では難易度「ふつう」でプレイしている限りは特にこれといってせっせとレベル上げをしたり作戦を考えたりする必要もなく、よくあるような感じの戦闘。
ただし、終盤からはキャラクターが大技を覚えていくため、中盤まではボスしか使えなかったカットイン付きの大技が使えるようになり、ビジュアル的にも充実し、爽快感も増量。
ストーリー内容は些末な部分にスッキリしないところもあるものの、プレイヤーを楽しませようという意気込みが感じられる。
久々にRPGとは何だったのかを思い出させてくれる作品。
2018年05月07日
キャラか?音楽か?ストーリーか?システムか?
いずれも程よく作り込まれているが、この作品のもっとも際立った特徴と呼ぶにはやや足りていない部分がある。
この作品の唯一無二の要素と言えばエロシーンのテキストとCGの贅沢さである。
独特な語彙の組み合わせによるインパクトのあるフレーズにより、竿役とヒロインの凝縮されたやりとりが全シーンにおいて展開される。
この手の同人ゲームでは1エロシーンあたりに1枚とその差分、というものが相場であるが、本作品では1シーンに2枚以上のCGが使われ、時としては一枚目に戻り、ボリュームのあるテキストによって濃密なエロシーンが展開される。
それはまるで特盛のとんこつラーメンを胸焼けしながらも時間をかけて食べているようだ。
少し残念なのは、ヒロインが全員超巨乳である事で、
キャラ数も多いのでもう少し幅を持たせてほしかった。
本作は元ネタにおいてはセリフもなくちょい役として登場する「椛」の視点で進んでゆくストーリーのもの。
本来の主人公であるいわゆる「自機組」は誰も登場しないが、幻想郷の局所的な舞台で牛頭鬼や馬頭鬼といった妖怪たちと戦ってゆくという椛の等身大の戦いが描かれており、まるでよく少年誌にあるようなスピンオフ作品のようだ。
椛以外の登場キャラクターも、作り手の趣味によって選ばれていることがよく伺える面々だが、それでも原作設定を踏まえた上で自然なストーリーへの関わり方となっている。
戦闘面ではいわゆるお手軽RPGの部類に属するもので、レベルも最初からカンストしており成長の要素は一切ない。
しかし、スキルは豊富にあり、敵もなかなかに強烈な必殺技を使ってくるのでそれに対応して戦ってゆく必要がある。
装備している武器によって戦闘中に異なるカットイン演出が入るなど、決して手抜きをしないところがポイント。
登場キャラクターが少数に絞られており、物語の舞台も範囲が狭いため、元ネタの知識がさほどなくても入りやすいため、
キャラクターや雰囲気が気に入ったら買って損のない作品だと思う。
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とにかくボリューム満点でクリアまでの時間が結構長い日本戦争ゲーム開発作品の中では珍しくコンパクトにまとまっており、
クリアまでの時間は難易度スタンダード・戦闘高速化で7時間程度、内容的には過去作から美味しいところをつまみ食いしたような内容となっており、
同サークルさんの作品が気になっているものの忙しくてなかなか手が出せない人にオススメの一品に仕上がっています。
本作の最大の特徴は航空機と魔法使いの少女が共闘するという独特な戦闘です。
敵はなかなかに手応えがあり、暖簾に腕押しのようなエロRPGに飽きてしまった方にはぜひともお試しいただきたいです。
味方キャラは倒されてもロスト扱いにならない代わりに治療費が差し引かれ、この金額はなかなか大きいがために戦闘に適度に緊張感を与えてくれる。
経験値などを稼ぐために寄り道のルートも用意されており、時間さえかければ本編で育てられなかったキャラクターが常時ベンチ入りという事も無くなる。
このゲームの特に斬新な要素は、防御力・魔法防御力に恵まれ敵の攻撃を自身に誘導するジョブ「アーマーナイト」の存在で、これによって弓系や魔法使い系などの接近戦が苦手なキャラクターたちをカバーすることがでる。
また、キャラクターのジョブチェンジの自由度は非常に高く、少なくとも中盤まで仲間になるキャラクター(おそらく最後まで?)は例外なくジョブチェンジ可能で、
元のジョブでは使いにくいと思った仲間キャラクターは違うジョブにすることによって新しい活かし方を見出すことができる。
ジョブによっては経験値が稼ぎにくいのがSRPGの常であるため、一気に育てたいキャラクターはアーマーナイトにジョブチェンジさせて番外編ミッションで敵の攻撃を集中して受け止めさせる事によって効率よく成長させられる。
(なお、このゲームの仕様では敵にダメージを与えられなくとも経験値が入る。)