RENPOUNASUさんのレビュー一覧

安定の画力と可愛らしい少女、女性の快楽堕ちアへ顔に
力のある流一本氏、通算8冊目の単行本、短編集。
デフォルメの効いた萌え絵とリアル路線の中間をいく絵柄で
しっかりした画力を感じられる作者さん。
未成熟な少女、発育した女性、しっかり書き分けられた
肉体の耽美さが素晴らしい。
かわいらしい少女が、清楚な女性が
変態的快楽に堕ちていく
無垢なるものを手折る背徳感が突出した
おすすめの作品です。

今や廃れてしまった感のある
調教SLGというジャンルにおいて
ひとつの到達点を見せた
マトリクスシステムなるゲーム性が
他と一線を画すシリーズのファンタジー編

快楽堕ち・SM・拘束・スカトロなど
ニッチなジャンルまで押えたTHE・調教ゲー
マトリクスシステムにより徐々に
堕ちていくヒロインを表現
この辺りはそこいらのAVG
即堕ちにはない面白さがあります

シナリオもマルチエンディングで
ダークヒーロー的カタルシスのあるEDもあり
この辺のハードとソフト(純愛?)が入り混じった
シナリオはこの頃のこのメーカーさんの特長で
好みだったためメーカー買いをしていたくらいでした

難点を言えばフルコンプを狙う際の
恐ろしいまでの難易度がネック
現代の潮流からは完全に外れてしまい
シリーズも終わりましたが
調教SLGを求めるなら
一度はプレイしておきたいシリーズです

寝取られに定評のある流一本氏、通算9冊目の単行本。
寝取られ系は3話構成の中編1本と短編1本。
この作者さんらしさあふれる秀作。
凛々しかった許婚が、世話焼きの幼馴染が快楽堕ちでさらすアへ顔の強烈さがいい。
寝取られは寝取られる前の関係性がきちんと描かれていてこそですが
この作者さんは短い中でもそこはしっかりしてるので
余計にインパクトがあります。
絵柄もデフォルメの効いた萌え絵とリアル路線の中間をいき
しっかりした画力を感じられる作者さんで
寝取られ好きなら必見。
寝取られ以外の作品もかわいらしい少女が
変態的快楽に堕ちていく表情が素晴らしく、
おすすめの作品です。

とにもかくにもRPG、ゲームとしての完成度がすこぶる高いです。システムは至極オーソドックスなウィザードリィ的3DダンジョンRPGなのですがゲームバランスが絶妙で手に汗握る戦闘、絶妙なスリルあるダンジョン探索が楽しめました。そこらの二流コンシューマを寄せ付けないレベル。そこに加えてキャラクターの魅力。これでもかというくらい大量のキャラがでてくるのにどのキャラも十分に立っています。そんな中でも頭ひとつ飛びぬけているのはやはり主人公のランス。特権階級に支配された国でのクーデターという権謀術数渦巻く中でただ女とやりたいという動機で動く彼が敵味方の思惑を何もかもひっくり返していく様はめちゃくちゃなのに変な爽快感があります。欠点といえば長いシリーズの作品だけに過去作からのレギュラーキャラが多く一見さんだとその魅力を十二分に味わえないところくらいでしょうか。とはいえ今シリーズに手を出すならコストパフォーマンスや古さを見るとここから始めるのがおススメです

少女たちの持つ潔癖な想いだったり、社会正義に反しているかもしれないけれど
どこまでも自身にとっては真っ直ぐな想いだったり。
そんな思春期の少女たちの切ない姿を淡いタッチで描いたロリータ漫画。

サンプル画像レベルの画力が全編で概ね維持。
ストーリーは題名に偽りなしのものがほとんど。
題名、少女、あらすじでピンときたら間違いなく買いです。

寝取られものは人妻系が多く、どうにもストライクゾーンのキャラが
少ないと思っていたところでこの作品を発見。

妹系の天然はいった恋人未満の幼馴染。
仲のよかった彼女が知らぬ間に余所余所しくなり
その影に男の影がちらつく、といった男視点からの焦りや苛立ち。
そして、訪れる破局のときと寝取られの基本をきっちり押さえたつくりは見事。

結末も寝取られ方で3パターン、それを引き立てる
寝取られずにハッピーエンドの展開もあり、短いシナリオの中でも
キャラへの思い入れができるような構成になっているのもよい。

男視点のシナリオ後は幼馴染からの視点もあり、彼女の内面の変化の変遷も
きちんと描かれているのも高ポイント。

人妻系以外の寝取られを求める人にはお勧めです。