Rikaさんのレビュー一覧

当同人サイトでも恐らく唯一と思われる「レディースコミック」の川島れいこシリーズ、その第2弾である。

今回もさまざまに倒錯的な性欲を隠し持ったヒロインが3人登場する。

表題作「密室の欲望」のヒロインは、箱入りで処女のお嬢様だが、少女時代のトラウマからポルノ映画を見てトイレでオナニー、という変態的なオナニー癖の持ち主。

第2作「白木蓮」のヒロインは、同級生の彼氏とのエッチが物足りない女子校生が、SM嗜好の美術教師に被虐願望を見抜かれ調教されていく。

第3作「秘密の部屋」のヒロインは覗きとスワッピング願望のある夫に調教されていく清楚な人妻の物語。


いずれにも共通するのは、さすがに女性作家だけあって各ヒロインが求めているのが、性欲だけでなく「愛」であること。各ヒロインとも倒錯的なセックスをされながらも、結局は相手の男に「愛」を求めており、その哀しさが非常にエロさをそそる。

当同人サイトでも所謂「レディースコミック」というのは、恐らくこの川島れいこシリーズが唯一なのではなかろうか。

非常に珍しいのだが、しかし、これが月並なエロコミックよりエロかったりする。

シリーズを通して共通の仕様だが、1作につき3話の短編が収録されていて、かなりボリュームがあり、価格からするとお買い得だろう。

今回の3作は、いずれもヒロインが独特の倒錯した性癖を隠し持っていて、悶々とオナニーにふけるシーンが出てくるが、この間の描写はさすが女性作家による女性の為のレディコミだけに、心理描写と性欲描写のリアルさ、生々しさが秀逸。

女性視点で日常的なシチュエーションが描かれるので、リアル嗜好の方にはお勧めである。

自分には所謂「寝取られ嗜好」はないので、本作は「寝取り」視点目当てで購入したが、これがすごく良かった。

この作品、タイトル的には「寝取られ」がメインのように見えるが、実際プレーしてみると、ボリューム的にはキモ男を主人公にした「寝取り」側のほうがメインになっていて、また寝取り描写が非常にねちっこくて自分的には良かった。

特に「ファーストキス略奪」のこだわった描写は秀逸。処女を奪う前にこのシーンをねちっこく入れることで、より寝取り側への感情移入が深まっている。

その後、真面目だったヒロインが少しずつキモ男に与えられる快感に侵食され、堕ちていく流れは、かなりボリュームがあり、バリエーションも豊富。

またラストの結婚式も良かった。完全に身も心もキモ男に捧げたヒロインの「結婚の誓い」はかなり興奮する。声優さんの演技も良かった。

本作は、所謂レディースコミックであるが、しかし、これが月並なエロコミックよりエロかったりする。

表題作の他3作が収録されている短編集だが、今回良かったのが表題作の「愛の奴隷」。女子大生の先輩後輩によるレズ物語である。

さすが女性作家による女性の為のレディコミだけに、心理描写と性欲描写のリアルさ、生々しさが秀逸。妄想、想像の広さなら男性作家の方が上だが、女性心理の生々しさにおいては、さすがに男性向けエロ本といえどもレディコミには適わない。

今作は、可憐な後輩の女の子をレズに引きずり込みたい、先輩女子大生の悶々としながらオナニーする姿と欲望の描写がイイ。

また、この先輩女子大生がただのレズではなくSM嗜好の持ち主で、よりエロさが際立っていた。

本作は、所謂レディースコミックであるが、しかし、これが月並なエロコミックよりエロかったりする。

いつものごとく、3作が収録されている短編集だが、今作の一押しは表題作の「夕闇乙女」。

興味半分でエロ本専門店にSM本を見に行った女子校生が、変態男に生徒手帳を拾われてしまい、電話で調教を受けるというお話。

ストーリーとしては定番なのだが、女性作家が女性視点で書いているだけに、女の子の心理や性欲の描写が非常に生々しいのである。

メンソレータムを媚薬代わりにしてオナニーとか、トマトジュースで浣腸しながらオナニーなど、かなりマニアックな内容で、レディコミ恐るべし、である。

エロコミック・・・というよりは、所謂レディースコミックである。

しかし、これが月並なエロコミックよりエロかったりする。

川島れいこ作品の最大の「売り」は何といっても、女性作家が描く生々しい「女性の性欲」であろう。

これはどう頑張っても男性作家には書けない境地である。

本作には3つの短編集になっており、これで525円はなかなかお得である。今作はSM色が濃く、「白色の恋獄」「紐」は、それぞれ「縛り」がメインになっている。

元祖ヴァーチャル・アイドル、とき○モ藤○詩織ちゃんが「私の本当の姿を見て!」と変態性癖をカミングアウトする・・・というユニークな作品、その第三弾。

シリーズを重ねるごとに画力がアップしているようで、前作より更にエロ度もアップ。

何といっても本作の売りは、元ネタの完璧超人アイドル振りとのギャップの落差。これには激しく萌える。

「私、普通の女の子ですよ」・・・と始まる、詩○ちゃんの変態オナニー遍歴。

私室、教室で変態露出し、オナニーしまくる詩○ちゃん。一見非現実なようで、その実身近なリアリティのあるシチュエーションとオナり方になっていて、妙に生々しい。特にアナルに異物を突っ込んでオナっているシーンは必見。

テキストもよく出来ていて、”女の子視点の本音告白”という感じが上手く書けていた。

完璧なアイドルの生々しい”本来の姿”を覗き見ているような気分にさせてくれる点が素晴らしく、ただのエロCGではない作りはまさにアイデア賞モノである。

どっかで見たような金髪巨乳GAL美樹ちゃんがオヤジ三兄弟に拉致され陵辱されるというCG集。

まずトップCG、利尿剤を仕込まれたチアガールの美樹ちゃんが、乳首を勃起させ、パンティーを黄色く汚したまま、股を開いて踊る絵でノックアウトされた。

とにかくこの1枚の破壊力が凄かった。

この後、美樹は更衣室でパンティーを履きかえ中に襲われ、拉致され、オヤジ三兄弟にレイプされた挙句、妊娠してしまう。この更衣室で涙ぐみながら汚れたパンティーを履きかえるCGもかなりインパクトがある。

とにかく鬼畜路線をド直球で貫いた作品である。

1,365円というバリュープライスの割には、かなりボリュームのある本格的なSLGになっていてかなりお買い得感は高い。

主人公のやっていることはかなり鬼畜+外道なのだが、ヒロイン・ユウちゃんが健気というか諦めの境地というか、とにかく従順な女の子なので、あまり悲惨な感じにはなっていない。

システム的には調教SLGの基本をきちんと抑えていて、やりなくさはない。プレー内容も結構多彩なのでかなり楽しめた。

エンディングは7つもあって、コンプリートするにはそれなりに努力が必要。調教SLG好きにはやりがいがあるだろう。価格を考えると、これだけのボリュームを実現させたのは、かなり凄い。

ユウちゃんと結ばれるハッピーエンドルートもあるので、陰惨エンドが苦手な人にもお勧めできる。

スーパーロ○ット大戦、セツコちやんの催眠調教モノ。

今作のセールスポイントは、「正気を残したまま肉体だけ操られる」という点である。セツコちゃんは正気を残したまま、毎日決まった時間に強制オナニーをさせられ、少しずつバイブで前後の穴を拡張させられ、お風呂は媚薬入り、乳首とクリトリスに自分の指で媚薬を塗りこまされる。

すぐに堕とさず、セツコちゃんの正気を残したまま、ひたすらねちっこく、しかも節子ちゃん自身の手で調教を進める流れが非常に良かった。

挙句、アクメを禁じられたセツコちゃんはついに屈服し、自らご主人様にアクメをおねだりすることになる。

基本的な流れは、スタジオきゃうんの黄金パターンなのだが、奴隷陥落に至るまでのねちっこいセルフ調教、そしてセツコちゃんの悲しいモノローグが、非常にエロく、同サークルの過去作品の中でも、最高傑作の一つではなかろうか。