tkp9922さんのレビュー一覧

オリジナルのモノクロマンガです。

閲覧用のHTMLが収録され、クリックしながら見ていきます。
メンタル系の問題がテーマのため、心の病を経験したことがある人は
共感できる部分が多いと思います。
医学的な異常は見つからなくても、身体は不調を訴え、身近な人にす
ら理解されなかったりしつつも、何とか外に出たり先に進もうとする
主人公の必死な姿が描かれており、応援したくなります。
現代社会の闇の部分というかムリがたたった部分がモチーフのため、
多くの人に読んでもらえれば社会全体としての理解も深まるのではな
いかと思います。

オリジナルの同人誌です。

BLについてのアンケートとその回答をまとめた本で、下ネタが多いです(笑)。
年下、年上、あるいは身長や体格などで受けと攻めを分けてみたり、いろいろ
な回答がなるほどと楽しみながら読めるつくりで、学術的(?)かもです。
また、ところどころに入る挿絵も可愛くてよかったですよ。

この系統が好きなら価格も手頃ですし購入してみてはいかがでしょうか。

オリジナルのモノクロマンガです。

しゃべる人形を拾った女の子の話がメインで、家の中や公園で人形と女の子が
時間を共有していきます。この話は世の中に存在するぬいぐるみや人形の気持
を代弁しているかのようで、なかなか優しい気持にさせてくれます。
オマケの2つのマンガは就職難の現代をモチーフとした現実的な話と、太陽の暖
まる話で絵的にはシンプルでスッキリ見やすくまったりしたいときに読むとイイ
感じでした。

価格も手頃なので、絵柄が気に入れば購入してみてはいかがでしょうか。

オリジナルのダーツマンガです。

ひょんなことからダーツ部に入ることになった女の子の話で、とんとん拍子に
事は進みます。登場人物は可愛い系、活発系、お姉さま系と沢山登場し、この
辺りにタイトルにある「萌え」の要素が含まれているかと思います。
本編内ではダーツに付いての図説や、登場人物の解説的なセリフもあり、本格
的なダーツの知識を持たなくても楽しめるつくりになっています。
今作は部室での練習試合がメインで次作では公の大会にも話が展開していくよ
うで楽しみですね。

クオリティの高い絵でボリュームも多くこの価格はお買い得だと思います。

オリジナルのモノクロマンガです。

収録されるのは表紙に本編35ページとボリュームタップリで読み応えがあります。
学力低下を背景に賞金1兆円という金で吊るような選手権で、金額だけのことはあ
りいろいろな登場人物の利権が絡んでいく、そんな話の始まりです。
絵的には背景がスッキリしており、シンプルで見やすくストーリーに集中して読
める感じです。
また、登場人物たちはどちらかというと今風な感じで、若い人物主体で勉学とは
正反対な感じですが、その者たちが活躍していきます。そこは実際に読んでみて
ください。

ボリュームも多くこの価格はお買い得だと思います。

擬人化モノクロマンガです。

収録されるのは本編14ページに表紙、裏表紙、奥付などで合計18ページに
なります。
あの路線、この路線を擬人化して皆で夏休みを取ろうという話で、夏休み
その物よりも、そこに至るまでの過程がメインで描かれています。
あの路線、この路線の思惑がいろいろと交錯して、夏休みに向かっていき
ます。
絵的にはがっちり体系のキャラ、華奢で線が細いキャラが登場し、特に華
奢なキャラは仕草が可愛く、クラッとくる人も多いのではないでしょうか。

この系統が好きなら価格も手頃ですし購入してみてはいかがでしょうか。

オリジナルの音楽作品です。

収録される音楽は現代的なビートのきいたものから、幻想的な曲まで
幅広く、いろいろな場面に使えそうです。
ゲームに使うのであれば、ファンタジー系などが思い浮かぶでしょう
が、あえて幻想的な曲をSFアクションやシューティングに使ってみる
というのも効果的でオモシロイでしょう。

1曲の収録時間は長くても4、5分ですがコレだけの収録数なので全体
の時間としてはかなりの物になり、この価格はお買い得ですね。

オリジナルの音声素材集です。

クオリティとしてはまるで商業系でそのまま使われてもよさそうなくらいで、
武器や魔法といった攻撃系の音が中心に構成され、回復や移動といったその
他の音も多少収録されています。

ゲームを製作している人が素材として使うのはモチロン、個人使用ではPCの
各場面で鳴る効果音等にも活用できそうな感じで、例えばそれらしい魔法の
音をごみ箱を空にするときの音に使えば、スッキリしそうでイイ感じですよ。

価格も手頃なので、ゲームを製作しなくてもRPG等が好きなら購入してみては
いかがでしょうか。

佐渡の歴史をテーマとした同人誌です。

マンガながらも文献の引用や考証がしっかりしているので、資料性もなかなか
高いものに仕上がっていると思います。
3人の面白いキャラが登場し、現地の言葉、当時の言葉を交えつつ解説・進行し
てくれるので、分かりやすく頭に入ってきました。
東北地方との絡みもあるので地元の人だけでなく、東北の人もナルホドと理解で
き、上手くまとめてあるので、ノートの取り方や歴史の試験勉強にも参考になる
かもしれないですね。

歴史に興味があるなら価格も手頃ですし購入してみてはいかがでしょうか。

人を食す民族の話で、聖書からの引用など宗教色のある作品です。
世界観としては何も無くなった世界に人間達が存在し、食べるのにも
困って人を食すようになったようです。
かつて存在した文明の残した書物(聖書など)から人を食すことが、
どういうことかを知りつつも人を狩り、食さなければならず、どうな
っていくかは本編を読んでください。

絵柄としては繊細な感じで、主線が細く壮大な世界にいる人間という
小さな存在が上手く描かれていると感じました。

哲学や宗教的な系統が好きなら価格も手頃ですし購入してみてはいかがでしょうか。