白木さんのレビュー一覧
レビュアーランキング | 875位 | (役に立った数:37件) |
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投稿数ランキング | - | (総レビュー数:11件) |
ゲームは基本的に二人のミナミのどちらを選ぶか、どう接していくかで変わっていくシナリオ。
絵のレベルは見た通りかなりのもの。立ち絵や、イベント絵も安定しているので首をかしげるようなことは無いと思う。
Hシーンの表情なんかもいい感じに蕩けていて、なんと言うかこみ上げるものがあります。
そして声優さんの演技もさすがといえる実力の持ち主ばかり。
全体的に高レベルで途中で崩れることも無く展開するので、安心して購入できる作品だと思う。
一人声があてられているのに解けないキャラがいて、それはちょっと残念だが、『ミナミからの手紙』である以上彼女のルートが有っても蛇足とも思うのでそれはそれでいいのだろう。
何気にBGMもいい。曲数は11で、さほど多いということは無いがいい感じに聞ける曲だと思う。
以下ちょっと突っ込んで書いてみる。
#defineといえば催眠。
催眠といえばそれを思いっきり活かせるのはある程度無理やりでだろう。
しかし残念ながら、催眠術モノといえるルートは片方のミナミに対してしか用意されていない。
だが、勘違いしないで欲しいと思う。
もう一方のミナミを見た場合、確かに催眠術のような絶対的かつ便利な何らかの力は使用されていない。
けれど、むしろ精神誘導、身体開発の真骨頂を見せるのはこちらのルートではないかとさえ思う。
立場を利用し、ミナミを怒らせ唆し、さまざまな感情を利用して追い詰めていく……ぞくっとするぐらい魅力的じゃないかと思う。
そう、人を操るのは催眠術のみにあらず、そんな言葉を実感できた作品だった。
テキストがテンポ良く、バカなノリで突き進んでくれます。
だけど、バカなのにエロイです。
巫女さんが毒で狂わされ、卑猥なことを口にし自ら求めてきます。
絵が可愛いし、声優さんも文句無しの方たちなので、かなりハイレベルなエッチシーンが続きます。
大人しめの清楚な姉も、元気な妹も、ともにめちゃくちゃにされてしまいます。
システムのレスポンスも悪くなく、音楽も全く気にならないレベルで同人としてはかなり良いほうだと思います。
エンディングがいくつかに分岐していれば完璧だったのですが。
2007年06月25日
構成上エロシーンまでがちょっと長いが、逆にその通常シーンのほうが寝取られ物としては興奮する所かもしれない。
ああ、ふとしたときに見せる上気した顔、どこからか聞こえてくる抑えたあえぎ声。
まさか、彼女が?
そう思わされたらそれだけで興奮できる人向け。
もちろん肝心のエロシーンもこれでもかって勢いで展開されます。
エロシーン自体には文句のつけようがありませんが、ちょっとだけ、ヒロインがバカに見えるのと、おじさんがもっとバカに見えるのが残念。
こう、その手際に痺れるぐらい見事に寝取って欲しかったのですが。
まあ、寝取られ物はある程度ヒロインがそう見えてしまうのは仕方のないところなので許容範囲ですが。
なんか、声の甘さ加減と絵の甘さ加減がばっちりで、非常に美味いです。
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どうしてこの方の描かれる女の子はこんなにも柔らかそうなのでしょう。
エロシーンも、『エロイ』じゃ無くて『えっちぃ』と感じてしまうのは間違いなく絵の魅力によるものでしょう。
声優さんの技量にも問題なく、作品に合っています。
魔方陣エフェクトは確かに頑張って作ったんだろうなとは想うものの、個人的にはやはり脇役の域を出ていません。
システム面ではそれら演出のスキップが無いことと、ノーウェイトに出来ないことに若干不満がありますが、ストレスを感じるほどでは有りません。
テキストはなかなかテンポ良く、ラストまで軽快に読んでいけました。
ちょっと中途半端なシナリオが気にかかりますが、それらは続編(?)で何かあるのかもしれません。
まあ、なんにせよ、これだけ可愛い絵の女の子達が気に入れば、吶喊しちゃってもいいんじゃないでしょうか?
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購入前は、陵辱色強い話になるのだろうと思っていたが、実際はかなり甘い恋愛話だったような気がする。
もっとも、望む望まざるに関わらず調教せざるをえないわけで、内容的にはかなり過激です。
世界観がファンタジーなので異種姦とか触手とか、その手の物は多めです。もちろん、魔法とか便利なお薬とかその手の生物の粘液とか、そういうのが好きな人には溜まりません。
ただ、調教といっても、ある水準に育て上げるのこそが目的ということで、『堕とす』という観点から見るとちょっと残念なところはあります。
けれど、幼馴染同士の立場が変わってしまった末の主従契約。その根底には今でも互いへの強い想いが有って……というシチュエーションには『エロ』の部分を越えてストーリーで楽しませてもらいました。
そういった根幹部分以外にも何気に話を盛り上げるイベントがあったりして、結構満足できました。
不満があるとすれば、この値段では望むのは無理とわかっているものの、もう少し長さが欲しかったぐらいでしょうか。
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豊富な敵キャラと豊富なアイテム群。
アイテム自身の強度や合成要素などもあり、そのバリエーションはまさに千変万化……とは言い過ぎかもしれないが、なかなか楽しめるのは確か。
問題点はそうして集めたアイテムも、最終的には余り役に立たないことかもしれない。
最強の武器、最強の防具。結局それらに集約してしまうし。
ただ、だからといって、最後の方では安穏とはしていられない。緊張感の有るダンジョン攻略が楽しめる。
ローグ系と呼ばれるRPGの醍醐味はキャラクターの成長ではない。
プレイヤーの戦術、敵への知識、対応。引き際を見極める洞察力。
そういったプレイヤーの成長にこそ有る。
ゲームそのものとの駆け引きを楽しめる人なら、きっと満足できるのではないか。
ところでヒロイン達との触れ合いやエッチシーンに関しては、メインがRPGの部分に費やされているためか、短めである。
だが、それを補って余りある、ゲームとしての楽しさが有る。個人的には大変お勧め。
ひたすらに絵がエロイです。
良い表情しています。感じている顔にゾクゾクとしてしまう。
音声もかなり高いレベルで、シナリオも短いなりにしっかりと焦点を絞って書かれている感じがして好感。
最終的な結末のつけ方にもう少し頑張って欲しかったと思うものがあるものの、概ね満足。
システムにもセーブ数かもう少し欲しかったことを除けば特に問題無く、音楽もそれなり。
天使を堕落させる、純粋なものを穢すといったエロ方面においての期待は十分満足できるのではないかと思います。
それ以上の深いシナリオ設定は期待せぬが華ですが。
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エンディングを終えて感じるのは切なさと、もう少しこの空気に浸っていたいという満足感だった。
確かに低価格ソフトの分を超えず、多少短く、全体的な広がりもこれというほどではない。
だが、その中でしっかりと練られたシナリオが緻密な伏線を生かしてすっきりと綺麗に話を終わらせている。
個人的には絵が苦手なタイプで、しり込みした部分はあったが、結果的に買ってよかったと感じられた。
BGMもなかなか雰囲気に合っていてよろしいかと。
エロシーンでは絵がいまいちということもあって、あまり好きではなかったものの、結構濃厚なので私のように絵などに問題が無ければ満足できるだろう。
良く有る催眠言いなり物と思って買って、良い意味で驚かされた。
ノートを使うというものは他にもあるが、それをただの小道具として終わらせなかったのは特筆すべきことだと思う。
ちゃんと理由が存在し、有るべき所に収まるべく歯車は回る。
全てが見え、エンディングを迎えて『ああ、面白かった』と納得できるのは大切なことだ。
こういったカタルシスがゲームではやはり必要だと思うし、満足感へと繋がっていく。
難点があるとすればそれなりに豊富なシーン数によって緩和されてはいるものの、攻略対象が一人しか居ないことのバリエーション不足だろう。
後はシーン回収がかなり難しいことと、調教ゲームなのでセーブ数はもう少し多く欲しかった。
肝心のエロシーンも多少短いが、催眠物特有の『嫌がっているはずなのに……でも』、というのが好きなら多分楽しめると思う。
まず、ゲームの発売が多少古いということは言っておく。
ということは少なからずシステムの重さが気になるし、洗練されていないCG、画面構成に不満を覚えるのはある程度仕方ない所だろう。
シナリオにも詰めが甘く、そもそもの発端に正直納得できない部分はある。
だが、それでも大好きな幼馴染が他人の手の内にあると言う嫉妬、原因となった少女に向かう憎悪。それらには共感とまでは行かなくとも容易にその心境を斟酌できる。
そういった普通の調教ゲームのように単純な構図ではないということが、このゲームの最大のポイントだろう。
二組の調教を受ける側とする側、いずれにも葛藤があり安穏とその状況を良しとはしていない。
複雑で、情念に彩られた物語。
一見して感じるものよりもずっと深く、辛いものが根底にはある。
正直きつくも感じるが、だからこそ面白かったと思う。
調教シーンのランダム要素ははっきり言って不要。セーブ&ロードで無駄にプレイ時間を延ばす要素でしかない。
ところであまりやる人は居ないと思うが、rufのHPで公開されているパッチはDLのバージョンよりも古く、当てるとゲームが起動しなくなるので注意が必要。