海月さんのレビュー一覧

これまでの作品を楽しんでこられた諸兄には、何も説明がいらないですね。
安定してハイクオリティです。

総じて、どれも素晴らしい出来だと思いますが、私個人はJK電車編とフレンチメイド編がお気に入りです。

ストーリー(&エロ)だけを楽しみたいなら、鎧袖一触で敵が倒せる難易度に。手応えを感じたいなら通常難易度。周回(いわゆる強くてニューゲーム)で強敵と戦いたいなら最高難易度でやれば、どの層でも楽しめます。

なお、主人公である蓮はちゃんと借金の利子返済することと、自主選択で売春をしなければ処女プレイが可能ですし、専用エンドもあります。
しかし、他者のエロは回避できないものがほとんどです。
(条件が『日数経過(経過前にクリアは不可能)』とか『事後映像』『特定の技を使用した翌日』とかなので…)
エンディングには関わりませんが、周回中だと何度も見る羽目に。
なお、回想シーンモードはちゃんとあります。そのため、大量のセーブデータは不要です。(周回なら全回想シーン埋めも選べますし)

ストーリーは本当にクトゥルフしてます。TRPGのシナリオ等に十分使えるほどしっかりしてます。
キャラクターもしっかりしてますが、ネタの宝庫です。空気も読める男前の無職童貞様には本当にお世話になります。
戦闘システムは、通常攻撃・射撃(銃)・固有技(特殊能力や技術、魔法など)・アイテムを駆使していきます。固有技はポイントやアイテムを消費するため無限には使用できません。銃器も弾がなければ使えません。防具は服(物理に弱いが護符のスロットあり)と軍用防具(物理に強いが護符スロットなし=魔法に無力)を使い分けます。
固有技はレベルアップ時に得られるポイントを消費して習得していきます。(ぶっちゃけ1周で全部は不可能ですよこれ)

普通にエロ抜きでも、ゲームとして面白いんですよ。R-15版とか全年齢版出ても買えるほどに。

数学者はこれを聞くと危ない…と思いましたが、そもそも数学自体が神への挑戦じみた戦いをしているようなものなので多分なんとかなるでしょう。たぶん。

問題は、一般人である我々が「ある数字」でビクンビクンしてしまう所ですね。色んな意味で。ふぅ…

私はF・A・S様の初体験がこの作品だったのですが、後にこれがだいぶ尖った作品だと知りました。初心者の割にだいぶ激しい洗礼を受けたと思いますが、今となっては良かったと思います。

料理に例えるなら、一摘みの上質な塩。
味を引き締め、甘みを引き出します。
ただの塩なら、簡易な気分転換をすればその役割を果たせるでしょう。
しかし、これは上質の塩。○○産の岩塩だとか、にがりをどの程度含有しているとか、そういった「コダワリの一品」を味わいたい際に使いたいものです。

音声作品の入門としては、これ単体に味付けがあるわけではないので楽しみにくいでしょう(舌が肥えていないと、普通の塩と岩塩の違いはわからないものです)

しかし!音声作品に慣れてきた諸氏ならば、これは「持っていて当たり前」です。
ソムリエが、いいソムリエナイフを使うように。
バイノーラル録音作品のファンが、いいイヤホンを使うように。
長距離を運転するドライバーが、手袋を用いるように。
この作品は、皆さんの「音声作品ライフ」を豊かに、そして上質にすることでしょう。

ゲームブック風RPGですね。
このゲームの特徴は、選択肢の広さです。
敵に見つからずに進むのか、背後から忍び寄って倒してしまうのか、追い詰められてやけっぱちに正面から戦うのか。いえいえ、非力な美少女には色仕掛けという選択肢もありますし、頭を使えばその場から兵士がいなくなるかもしれませんし、場に即した衣装ならば見咎められないかもしれません。

そして、丁寧にその答えが待っています。行動の返答は積み重なり、結果をもたらすでしょう。
以外な行動が、以外な結果をもたらすこともあります。

どのように脱出するか、砦で何があったかによって、その結末も異なります。
あなたのアイシャは、どのようなアイシャになるのでしょうか。

クオリティ高すぎるんですが…
これだけ描いて、劣化もないとか、作者の溢れるそ○子愛が素晴らしい。
これ以上語るよりは、サンプルでも見てきたほうが早い気がしますね。

個人的にはミニスカサンタ編とスク水編がお気に入りです。
オチはシスター編が好きです。

作品の女の子に萌えるより、ストーリーやシチュエーションに燃える。エロがおまけで熱い戦いがメインと名高いNitr◯plus。
そこのイメージキャラクターであるそ○子は、エロゲメーカーだけあって豊満なボディを誇りますが、メーカーらしくR-15までしかやってくれないのです。

「ちくしょう!この滾りをどこにぶつければいいんだ!」

そんな諸兄に朗報です。このシリーズを買えばいいのさ。

差分、セリフ、全てがハイクウォリティ。誰がここまでやれと言った!

今回もやってまいりました、すーぱーエロいそ◯子。
個人的な好みはアイドル編とプライズ編でしょうか。オチはヌードデッサン編が秀逸です。
介護ナース編は、こんな可愛い子を相手にしたおじいちゃんが高血圧で倒れないか心配になってしまいましたが、これは私の職業病ですので一般の人は問題なく楽しめるかと。エロスはこれが一番だと思います。

5年をかけて「ここまでならセーフ」のラインが引き上がっていく作品。

お互いにラブラブなので、鬼畜なプレイもなくほんわかとした絵柄で安心してご覧になれます。

だ　が　エ　ロ　ス　は　本　物　だ　。

パルスィといえばヤンデレの代名詞の一角。何しろ「パルい」が嫉妬しているの意味で通用したり、「パルパルパル」が嫉妬している擬音で通用するほどです。
元ネタの橋姫伝説(京都の実在の伝説)を知れば、彼女の狂おしいほどの嫉妬や恋人(リスナー)への依存性も、十二分に理解できることでしょう。
こんなに切なくて愛おしい(あと嫉妬深い)彼女を裏切ることなんて、出来るはずもない。

さて、東方入眠抄シリーズは催眠の技法を用いた入眠音声作品です。それぞれの看板キャラクターは催眠術を用いることができ、眠りにつかせてくれるという訳なのですが…

このパルスィさん、他の催眠音声(この催眠音声以外)に対して特に嫉妬します。本編中も、他の催眠音声にうつつを抜かしていないか疑って怖い空気が流れるのです。

それを前提に御覧ください。今回のおまけ音声、これは【他の催眠音声を聞いた直後に聞く】仕様なのです。
内容はお察しいただけましたね?
おすすめの使用法は【解除音声】代わりに【おまけ音声】をぶち込むという、『浮気ベッドシーンで、何も知らないヤンデレ彼女が鼻歌交じりに帰ってきてしまった』かのような、天国から地獄にぶち落とされる感覚が味わえる方法です(R-18作品と合わせるならば、文字通りの意味になります)。
なお、Re:Volte様の作品は入眠音声であるという性質上解除音声が存在しません。この楽しみ方をするなら、他作者の作品も合わせて楽しむほうがいいでしょう。
(Re:Volte 様の他の作品と合わせても内容が矛盾するわけではないので、使用上の問題はありません…むしろ東方の世界観で統一したいのならば積極的な使用でいいでしょう。ただ、私個人の話ですがおまけ音声の前に【本編】を聞いたら寝落ちしておまけが聞けなくなります。)