色月さんのレビュー一覧
レビュアーランキング | 7位 | (役に立った数:5,224件) |
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投稿数ランキング | 10位 | (総レビュー数:2,388件) |
エロは、シスター絶頂敗北凌辱作品となっており、ヒロインが未知の快楽に翻弄される描写がトップクラスの出来となっている。敵に憑依された仲間シスターに愛撫され、敵本体に本番凌辱されるのだが、その間のヒロインの反応が丁寧に描かれている。絶頂関係だけ取り上げても、イくのを我慢する意志の強さ、でも身体がイキたがっているからゾクゾク震えてしまう危うさ、不意打ち的に与えられて盛大にイキ散らかす無様さなど、過程がしっかりとできている。
ヒロインの他の部分も抜かりなく描いており、これらが補完的に場を盛り上げる。自分が濡れているのを見せつけられて羞恥に赤くなる可愛らしさ、逆境の最中でも虎視眈々とチャンスを窺う歴戦の猛者としての立ち回りなど、敗北の前振りとして完璧である。
これらが序の口と思えるくらいの最悪の結果がシスターに襲いかかってくるが、そこでの上質の絶望感は是非とも実際にお読みになっていただきたい。
エロは、レズレイプオンリーとなっており、プレイは愛撫・電動マッサージなどを使った道具プレイ・ディープキス・羞恥(露出やエロ衣装)が主となる。なお、紹介文にある通り、いわゆる本番挿入やふたなり挿入などはない。元は不定期連載だった作品をまとめたようなので、テーマごとの掌編という形でヒロインの卒業までを呼んでいく、という構成になっている。
大まかな傾向として、責め役は2人の後輩は二人がかりでヒロインを組み伏せて身動きを封じ、その上で長時間に及ぶ快楽責めをしてくる。快楽責めとは言っても極悪な無理矢理感が大きいため、百合エッチのような甘やかなものではなく、レズ「レイプ」らしい残忍さが窺える内容となっている。
顔に枕を押しつけて息苦しい中でも絶頂させ続けるなどのプレイ傾向の他、ヒロインの自宅に押しかけて安住の地はないとばかりに犯してくるなど、徹底してヒロインの意志を無視した描写がレイプ演出を高める。
ちなみに本作はサブヒロインとしてヒロインの同級生(メガネちゃんとその仲間)にスポットを当てたエピソードも収録されている。こちらは3人組であるという要素を上手く料理した内容となっており、後輩ちゃんたちの彼女らへの悪趣味な責め方は必見である。
エロは、尊厳破壊レイプと、耐えようとする強いヒロインたちが主題となっている。戦闘中に犯されるエロピンチ、エロ衣装、孕ませ出産など、エロ奴隷の母体や苗床としか見ていないシーンが勢揃いである。テキスト量、ビジュアル差分、暗転時間経過の演出などを総動員して犯している。特に、シーンが進むごとに汁差分が増え、最終的に全身精液でコーティングされているなどの汚されが好みである。
みなかが多めだが、サブヒロインズも結構なボリュームだ。時空間の異常な舞台故、彼女たちは比喩なしに何百年と犯され続けているため、生来の意志に瑕疵ができる。ヤンキーな性格の導子なら、凶暴な眼差しを涙目にしてしまうなど、屈服の表現が的確である。戦闘服でのサブヒロイン単品のシーンは複数あり、ボス敗北時はみなかと囚われのサブの同時凌辱もありと、欲しいものが揃っている。
ちなみに、ボスたちはそれぞれの気質に合わせたプレイをしており、例えばトイレにまつわるボスならば精液便女プレイといったように、差別化ができている。
本作もシナリオが最高品質なものであり、一例を挙げるならば、サークル様恒例のメタフィクショナルな表現を駆使した、先が気になる描き方がうまい。本作ははぐれた虜囚の仲間を助け、戦力を整えてから大ボスに向けて進む、という構成だ。このいかにもゲーム的な構成は意識的に作られており、ボスを撃破して前進しても御祖の掌の上で転がされている感覚がつきまとう。この感覚は作中のみなかたちもボス撃破時に度々言及しており、プレイヤーの危惧は一段と増す。
しかしながら、同時にみなかとともに戦うはぐれ妖魔が切り札になりそうな描写も合わせて盛り込まれている。この御祖の深淵を思わせる企みと、微かながら希望を持たせる巧みな展開が興味を持続させ、クライマックスへと導いてゆく。ゲームであること自体をシナリオ演出に絡めた傑作を是非ご自分でプレイいただきたい。
エロは、エッチな裏カジノを潜入していた捜査官が捕まって凌辱されてしまう調教ものである。賭け事に負けてのストリップ羞恥プレイ、媚薬調教凌辱、逆らえない状態でのエロ接待など、舞台とエロヒロインピンチを上手く織り交ぜ、ヒロインが堕ちてゆく過程を丁寧に描いた作品となっている。特に、執拗に乳首責めするフェチさがよい。
嬉しいことに、本作は複数の衣装をヒロインに着せたまま犯す着衣エロとしても優れている。バニー衣装が基本だが、潜入捜査官もの定番の全身ピッチリスーツ、さらにはもう一着、別衣装を着せてのシーンが用意されている。各衣装での破き方や肌色面積のバランスも丁度良い配分となっており、加えて無理矢理イかされた際の潮吹きで濡れるクロッチ部分など、差分変化も楽しい。こういった理由から、着衣エロ好きにオススメである。
エロは、レズセックスとなるのだが、汗だく・雌臭・感じまくるくせに素直じゃないなど、フェチさと濃密さ、二人の関係性を重視した内容となっており、ユニークな作品となっている。特に、シーンの合間の日常場面がよい演出となっている。他人がいる場面では平静を装いつつ、一人になると制御不可の性欲を持て余している場面を挿入しており、この前振りが二人のレズセックスシーンを盛り上げる。
さて、汗だくの女体が絡み合っているため、それだけでねっとり激しい行為シーンだが、雌臭さの言及やアヘ顔・下品に感じまくっている姿のせいでさらに色濃い描写になっているのが特徴である。
どう見てもお互いがお互いの身体に溺れているくせに素直じゃないので、行為も攻撃的になってしまうのもよい。スパンキングや首締めなど、暴力的なものもあれば、クンニを強制する従わせプレイもある。何か言われる度にお互いいちいちかみつくくせに、そのすぐ後には行為に及んでいるのが面白い。
レビュアーが選んだジャンル
エロは、前半に戦闘ヒロインエロピンチ、後半に挿入ありの快楽と苦痛の両輪責めとなっており、着衣も半分ほど破けたままで犯されるため、戦うヒロインの敗北凌辱の味わいを十全に楽しめる。ちなみに、全編にわたってかなりの乳首責めがあり、そこもアピールポイントである。
引き締まった貧乳筋肉美、際どいスーツがぴったりとその身を包んで魅力を強調させ、その身体に合った実力も披露してくれる。個人的には腋(汗)も多いので、この点も助かっている。
何より、どれだけ追いつめられても絶対に折れない不屈の意志がよい。本作が新章第1弾というのもあるだろうが、最後まで堕ちないという点もこのジャンルにとっては最適のヒロイン造形となっている。
さて、本作ではどんな責めが彼女に襲いかかってくるかというと、まず前半はヒロインの臍へ蠍尻尾の毒注入、鞭で打たれて服が破けてゆくエロピンチ、全新職種に纏わり付かれての魔力エナジー吸収となっている。身体が弱ってゆき、いたぶられ、徐々に魔力も吸われて逆転の目が小さくなって行く。この丁寧な過程描写がゾクゾクくる。
後半では触手に前後の穴も口も犯されることとなる。無様に濡れ散らかし、喘ぎ騒ぐ姿を晒すこととなり、敗北の色彩が一気に濃くなる。弱点ともいえる責められ方(前作をお読みいただければと思う)まで敵に見抜かれてしまうという羞恥シチュも加わっているのもグッド。後半でも乳首責めとエナジードレインは組み合わせてヒロインを責め立てており、このプレイが好きな方にはたまらないだろう。
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本作はいじめられっ子がいじめっ娘ヒロインを下克上的に犯した結果、ヒロインに好かれ、なし崩し的に付き合ってゆく逆転劇作品である。最初こそレイプだが、あまりの竿の気持ちよさにヒロインはすぐに虜となり、以降は竿の快楽を自ら求めるエッチな娘となる。
ヒロインの身体はエロアピール抜群の恵体ボディであり、大きく実らせた旨はその重さでいい感じにぶら下がっている。当然、行為のシーンにおいてはカキ文字や漫符などで揺れを表現している。ぶるん、たゆんと震え、パイズリシーンではぎゅうぎゅうに竿を押しつぶしてくる。
柔らかさの表現も凝っており、体位によってその形自然な形で変わる。例えば寝バックならばヒロインの身体とベッドに挟まれた乳房が、そのたっぷり感を隠しきれずに溢れるように描かれている。美巨乳フェチにはたまらない描写群も評価したい。
エロは、プレイヤーが男主人公となって、変身ヒロインのヒロピン・敗北凌辱・悪堕ちさせる調教をメインとして扱っている。かつての仲間が仲間ヒロインを堕としてゆくいわゆる連鎖悪堕ちものでもあり、当然、堕ちた正義ヒロイン3人を並べてのハーレムエンドも用意されている。
各ヒロインが堕ちてゆく調教ものの風味もたっぷりであり、最初こそ拒絶していたのに、主人公に褒められると多幸感を覚えて熱心に求めるようになるなど、快楽に蕩かされ意志が変容してゆく過程をコンパクトにまとまっている。
個人的にぐっときたのは,センターヒロインがどこまでも主人公を信じているのをレイプするシーン群である。何度もあだ名で呼びかけ、元に戻ってと懇願するのを無理矢理犯すのは最高にグッドだ。ルートによってはそんなヒロインの呼びかけ虚しく、手酷いバッドエンドもある。
なお、本作は中盤から各ヒロインへの調教作戦選択画面に沿って話を進めてゆくこととなる。ヒロインを一人選び調教し、堕ち具合がゲージで表記される。条件が揃うとメイン3ヒロインを堕とす凌辱作戦が実行でき、調教悪堕ちの被害がさらに広がる、というシステムである。
こうして書くと難しく感じられるかも知れないが、実際はフレーバー要素として設置されているので、シーン回収コンプやクリア自体は簡単である。そのため、気軽に気に入ったヒロインを選んで調教しつつ、正義変身ヒロイン堕としライフを存分に楽しんでいただきたい。
エロは、仇敵の犯罪者に正義のヒロインが凌辱される屈辱に塗れたADVとなる。ほぼメインヒロインの凌辱シーンが全体を占めており、処女喪失・SM責め・陰惨なバッドエンドなどが用意されている。少ないながらもスカトロ大の羞恥プレイシーンもあり、アブノーマルさもある。
本作は最後の最後まで堕ちない強きヒロインの敗北凌辱を盛り上げているが、その秘訣と思われるのはヒロインの「信念」の描写であろう。あらすじにも紹介されているように、彼女には受け継がれた信念があり、存在意義となっている。それをたたき折り、穢すかのようなレイプが本作は目白押しとなっており、それが故に折れないはずの心が折れるおいしさを存分に味わえる構成となっている。
ゲーム周りについても補足しておく。本作はオーソドックスなADVとなっているため、時折出る選択肢をどう選んだかで物語が分岐する。それほど変わった選択肢はなく、グッドかバッドに進んでいるのがある程度予想できるため、クリアおよびシーン回収は難しくない。さらには、どのエンディングかにたどり着けさえすれば、2週目以降は選択肢にEDナビゲーションが追加される。こうした遊びやすさのお陰で、ストレスなくシーンコンプができる。