小柳さんのレビュー一覧
レビュアーランキング | - | (役に立った数:223件) |
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投稿数ランキング | - | (総レビュー数:339件) |
2020年05月26日
人妻「鮎菜」がパート先の店長に手籠めにされてしまう筋立てです。全編フルカラーで制作されています。
主要登場人物は「鮎菜」、彼女の勤め先スーパーの店長、鮎菜の夫、の3人です。店長は鮎菜に盗みの濡れ衣を着せて体で代償を払うことを迫り、それをきっかけにずるずると関係を持つ展開です。
店長は中年で性欲旺盛、責めは強引でねちっこくいかにも下劣な役割に徹していので明快でわかりやすい展開になっていると思います。店長との対比・鮎菜の欲求不満を強調するため夫とのシーンもごくわずかに登場しますが、メインは店長による寝取り・調教なので、「寝取られ」作品として読むのは少し難しいかなと思います。
要所で盛り込まれる見開きシーンはカラーなのも相まって迫力があり、見ごたえがありました。
2020年05月22日
女性キャラはほぼすべてが大人のおねえさん、人妻、母親などで構成されています。
シチュエーションは女性がリードするもの、男性が責めるもの、脅して無理矢理するものから相思相愛のものまでさまざまです。特に胸を使うプレイと大量射精の描写に重点が置かれている点は統一されています。
女性は頭身が高く胸や足腰が大きい骨格のしっかりしたデザインで、そのぶん体をつたう液体や柔らかく変形する脂肪など画面が迫力のある体で隙間なく埋まるため、絵とセリフの勢いや躍動感を重視する方に向いていると思います。
2020年05月22日
催眠や弱みに付け込んでの脅しなど、全編男性が女性を手籠めにするお話で構成されています。お嬢様、お隣の奥さん、メイド長、女上司といったキャラクターが登場します。
篭絡の手順やテンポはシンプルで、抵抗や葛藤する描写は手短にあっという間に快楽に流されてしまう展開なので難しいことは考えずに読めると思います。男性キャラの造形は醜悪で下品に振り切っているため、強気な女性がろくでもない男に屈服させられる展開が好きな方や、その過程で女性側の心理描写が細かく描かれるお話が読みたい方にお薦めだと思います。
2020年05月22日
ギャル、息子の女友達、モデル、スポーツジムトレーナー、保育士、バニーガールなど、若めの女性で職業や衣装も幅広く登場します。
頭身は高めで胸やお尻は豊満ですが、おなか回りはスッとしてくびれのあるスタイルのよいデザインです(表紙の女性を見ればわかりやすいと思います。)
どのお話も男の口車やテクニックに乗せられて気付けば相手のペースで快感に流されてしまい――という篭絡・調教ものになっています。
調教と言っても深刻なトーンではなく、男性キャラは独特のノリを持つどことなくひょうきんな造形で、女性キャラも最終的には状況を受け入れて「まあ気持ちいいいからいいか」というような着地を見せるので、悲惨な展開は苦手というかたでも読みやすいと思います。
2020年05月22日
同じ著者の『おねっぴゅ』とあわせて購入しました。
あちらは頭身が高く目が小さめの大人っぽい女性でまとめられていましたが、本作は目が大きくやや頭身低めでぽっちゃりとしたデザインの女の子と半々となっています。
前半5話は若い女の子特有の能天気さや明るさが、後半5話は大人の女性の妖艶さや深い性欲が前面に押し出されたお話、最後に両者が入り乱れた描き下ろし短話も収録されています。
胸を使った躍動感あふれるプレイと、顔や肌を全面覆いつくしそうなほどの大量射精・粘性の感じられる液体描写が大きな魅力です。液体がくっきりした線で描かれるのでメインシーンの画面の密度は高いですが、読みにくさやわかりにくさは特に感じず、配置や構成の妙だと思いました。
2020年05月21日
男子生徒のお世話をする性処理委員の学校生活を描いた表題作の他、学校を舞台にしたものを中心に収録されています。
どのお話も「学生同士の風俗」のような設定と展開が特長で、お互いの性欲を発散するために男女ともにノリよくプレイを楽しむ描写が徹底されており、悪意やネガティブな要素は出てこないため非常に読みやすかったです。
プレイ内容やシチュエーションは満遍なく網羅されており(口を使ったものと、複数人が横並びになって同じプレイをする場面が比較的多めです)、女性キャラクターも幅広く登場します。全体的に女性側が経験豊富で余裕があり、男性陣は気持ちよさが素直に表情やセリフに出てしまう思春期真っ盛りの初々しい男の子という感じで嫌味がなく、この点も読みやすさにつながっていると思いました。
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2020年05月21日
「パヒューム」で男を堕とす教え子に篭絡されてしまうお話です。
成績が芳しくない生徒「カラ」を呼び出したところサキュバスで――という展開から、立場逆転や年下の女性優位のシチュエーション、また「匂い」が大きなテーマになっているので、この両方が志向に合致しているかたなら特に楽しめると思います。
全編カラが優位に立ち、言われるがままいろいろな匂いを嗅ぐようなプレイと言葉責め・誘惑で構成されています。カラの口調はギャルっぽいノリの軽いものなので聴きやすかったです。イラストも綺麗でキャラクターのイメージとよくマッチしていると思いました。
レビュアーが選んだジャンル
2020年05月21日
恋人になったナースに入院先の病室でいろいろしてもらう作品です。「事務的ナース」シリーズ作品ですが、単体で聴いても楽しめると思います。
性欲処理の名目でナースさんが仕事の延長として相手をしてくれますが、今作では恋人関係にもなっているので、端々にそれを反映したセリフや態度が織り交ぜられ、終盤は仕事ではなく恋人として付き合ってくれるトラックも用意されています。
「事務的」がテーマとはいえ冷たく機械的なものではなく、落ち着きのあるゆったりとした語りで、ナースさんの心の機微や好意は感じ取れるシナリオと演技になっています。抑揚を抑えた低音の敬語や、そんな声で淫語を言ってもらいたいかたにお薦めの作品だと思います。
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2020年05月20日
「性的な責めやいじめに抵抗できなくなる呪い」をかけられた勇者、幼馴染の女牧師エミリ、蛇神の3人が登場します。
エミリは小さなころから勇者を性的にいじめていた背景があり、呪いを口実に再び昔のようにさまざまな責めをしてきます。といってもあくまで好意から来るもので、勇者も女性に責められ搾られることに快感を覚えています。
前半はエミリと一対一、後半は蛇姫を交えての勇者の取り合いのような展開を挟んで、それぞれと一対一のトラックで締められます。エミリは低音のお姉さん声、蛇神様は高めの少女声で「わらわ」「~じゃ」といった古風な話し方のキャラクターになっています。
相思相愛かつ女性優位で男性側が抵抗できずに搾り取られるようなプレイが好きな方向けにおすすめだと思います。
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シリーズ他作品を合わせて購入しました。こちらは「ママ」に加えて「伯母さん」が登場します。一人称は「ママ」と「お姉さん」、聴き手は「ぼくちゃん」と呼ばれます。
ママはおっとり、伯母のほうは勝ち気で色っぽい声音のキャラクターですが、落ち着いた低音と赤ちゃん言葉による甘やかしは共通しているので単純にママが二人に増えたような感覚で聴けると思います。
全編二人から同時に責められる展開で、両耳同時舐めを基本に、至近距離の交互/同時囁きが織り交ぜられ、単調にならないように工夫されていました。二人で畳みかけるぶん耳責めが情熱的に感じられましたので、過去作を聴いて声を気に入られたかた、もうすこし激しめのものも聴いてみたいと思ったかたには特におすすめだと思います。