穂積さんのレビュー一覧

本作のヒロインは185cmの高身長であり、サンプルのロッカーに隠れた場面においても主人公の顔がおっぱいに埋まる身長差が表れています。
決してこの世に小柄な男性体育教師が居ないわけではないものの、180cm台に対して胸の位置に顔と言う事は主人公の身長は160cm台かそれ以下です。
余計なお世話ですが、ヒロインをもっと日本人離れした2m近い長身としても良かったかもしれないと思ってしまいました。

本作は「初体験」と「女性主導」と言う一見すると相反する組み合わせが特徴的でした。
このバレー部少女は性的な行為は未経験で、初めて見る男性の象徴にも新鮮な感想を持っています。
しかし、だからこそと言うべきか免疫が無いのも頷けました。
ひょんな事から大人の階段を昇った興奮が病みつきになり、何かと口実をつけて次から次へと性的接触を要求する押しの強さが印象的でした。

特にTrack4では女の情熱を感じました。
それまでは一応あくまでバレーの練習の協力をあおぐ素振りだったのが、いよいよ建前もかなぐり捨てて隠し切れなくなった感がありました。
物理的にも主人公を押し倒していると言っても過言ではない勢いでした。
最たるものは頭の中がそれで埋め尽くされて口から溢れ出ていると示すように淫語を連呼し、いかにHしたくて仕方ないか吐露する情景は萌えエロでした。
そして、スポーツで鍛えた足腰に物を言わせた杭打ち騎乗位が説得力を持った搾精力でした。

卯年らしい母娘バニー衣装はハイレグと言いデカ乳と言い眼福の極みでした。
もっとも、3人とも乳が収まりきってないので本当に着れる服なのか疑問が残りました。

お母様のビキニはブラ紐が食い込む乳の柔らかさもさることながら、掴めそうなお腹の肉が魅力的でした。
これが良いんですよ、安易な細さは不要なんですよ。

授乳の授乳される側のアングルが最高でした。
迫り来るデカ乳の圧迫感だけでなく、乳首を咥えられて乳肉の歪んだ柔軟性がビクトリーでした。

そして、長女の妊婦姿は半身を隠す布も相まってギリシャ神話の女神像を連想しました。
どデカい妊婦腹も相まって地母神的な神々しさを纏いつつ、搾乳機で穏やかに吸引する仕草が母性の安心感まで放っていました。

率直に「それってセクハラに含まれるのでは?」と疑問が浮かんでしまったのですが、冷静に考えると思い違いだと気付きました。
ハンドルを握ってアクセルを踏んで運転しても、ドライバーやパイロットやレーサーなど複数の呼称がありますよね。
大雑把にくくったら全部ドライバーでも間違いではないのでしょうが、より一層の高度な技術や領域を評してパイロットやレーサーと言う呼び名が冠されるわけです。
本作もセクハラでも間違いじゃないのでしょうが、気軽に尻を触るのとは違う、デカい乳と高度なパイズる技術を持った領域だけがズリハラと呼ばれるのかもしれません。

まず、課長は「上司が懇願する」と言うフェチを含んでいました。
本来なら高圧的に命令できる立場の女性が文字通り跪いた下から目線からは、上司を屈服させたような疑似征服感もありました。
しかし、それは束の間の勘違いに過ぎず、実際はパイズリ欲求を誘導された敗北感が心地良い体験でした。

次に、同期は「同性の友人のような気心の知れた相手」と言うフェチを感じました。
つい相談してしまったけど、相手は女性であり、パイズリしたい欲を膨らませたデカ乳女だと理解らされる感覚が被虐的でした。
しかも、主人公の雑魚チンっぷりに女心が高揚し、嘲笑い気味に責め立てる気質にはS嬢の素質がありました。

また、後輩は「策にハマる」と言うフェチを観測しました。
他2人と違って彼女は目下なのだから極端な話やめろと命じれば不可能ではありません。
まるで意気揚々と進軍していたら天険に誘い込まれ、包囲殲滅されたような完敗の快楽が味わえました。

そして、3人同時の六連装パイズリは「逆に罪悪感」と言うフェチが生まれていました。
ズリハラを受けているのは主人公なのに、女性3人から贖罪を浴びせられるとかえって悪い事をした気分が出てきます。
ところが、それこそドツボであり、トリプルのパイズリ地獄にハマるドン底感が快感でした。

結論から先に言えばロリババアしか出てきません。
純度100%の専門店です。
正直言って個人的にロリは守備範囲ではないのですが、同作者様のそれはカタルシスが面白くラブコメとしても楽しめました。

【剣術指南役ロリババア】
見た目は若く可愛い美少女なのに、先代も先々代も彼女に師事し、当代の御曹司も現在進行形で鍛練する関係性はいびつです。
しかも、教えるのは剣技だけではない因習が歪みを極めています。
剣で身を立てると覚悟した武人を、女としての生き方に引き戻させるフェチを含みますが、これは行き掛けの駄賃にすぎません。
代々の指南役と言う事は当代の御曹司の父も祖父も彼女との夜を過ごした穴兄弟ならぬ穴家系です。
剣の稽古ではあんなに凛々しく強い師匠が寝屋では小娘のように鳴き、華奢な体を犯すギャップ萌えの優越感に浸る間もなく、その女の心は先代に縛られていると知るのはNTRともまた違った喪失感を味わえました。

【籠の鳥ロリババア】
醜悪な豪商に犯される鬼娘に義侠心が湧く一方で、その可愛い肢体に欲情してしまう矛盾が男心を表していました。

【格安物件ロリババア】
前記の籠の鳥は戦国の時代だったのに、同じロリババアが今度は現代で美大生との恋路に発展する時の流れは長命のロリババアだからこそです。

【幼馴染ロリババア】
ぐうたらニート系ロリババアではあるものの、青年がまだ物心つく前は憧れのお姉さんに見えていたのも確かで、不意に郷愁に浸りながらの激しいHは熱々でした。

【中華妖魔ロリババア】
目の下のクマが妖艶で、中華キャラのミニスカがエッチで、あからさまに男を誘惑して堕とすくせに、快楽を貪って品の無いイキっぷりを見せてくれるのが面白れぇ女でした。

【魔王ロリババア】
他の話とは打って変わって、即落ち小物感が可愛いロリババアですし、ツルツルで細くひ弱な雌の体を犯されて屈辱と快楽を知ってしまう女魔王が痛快でした。

まず生配信者の義姉に生ディルドとして使われる役得が嬉しい話からスタートです(BJ01015350)。

艶やかな女将さんのおっぱいが当たる感触だけでも大興奮なのに、不慣れな少年に穴の位置を導いてくれる優しさまであって莫大な包容力を感じました(BJ703925)。

性欲を持て余したセレブ妻がタッグを組んで青年を誘惑するリアルドリームな雰囲気がエッチで、肉感熟女が腰と顔面に同時に跨る3Pの躍動感も見所でした(BJ572099)。

だらしない姉のだらしない体は肉感的なエロさが否めず、半ば強引な騎乗で火がついたら止められなくなるのも頷けました(BJ628084)。

自慰の糧にしてたのが見つかっても怒らず、次から次へとご褒美を提供してくれるショタ食い家庭教師が豊満で妖艶でした(BJ519990)。

IT系の部活は白衣は着ないなんてツッコみは野暮ですし、ずぼらゆえの薄着だと思ってる主人公が鈍感なだけで実は最初から狙ってて誘惑してると勘繰るのも野暮かもしれません(BJ439718)。

長身豊満な義姉とのひとつ屋根の下で暮らして間違いが起こらない方が不自然であり、狭い浴槽でおっぱいの谷間に挟まる距離感は自然の産物でした(BJ404942)。

この巨尻で健全な祭りは無理だろとか思ってた矢先に、案の定ショタの純情さにつけ込んで杭打ち騎乗しちゃうので、確信犯の顔がエロい女教師でした(BJ338267)。

身長が八尺ある都市伝説を連想して恐怖を感じ、搾精力が強すぎて犯されそうな恐怖に陥る二段構えでした(BJ307475)。

スランプ気味な官能小説家の大きなおっぱいで挟まれるのはもはや役得を通り越して大歓迎でしかなく、雌の本能丸出しの杭打ち騎乗に搾られるのも嬉しい限りの没入感でした(BJ280873)。

黒ギャル先輩の駄肉をスク水に押し込んだ窮屈さが眼福で、手慣れたパイズリの威力も折り紙付きでした(BJ262916)。

前単行本「Master Piece(BJ182950)」に収録分から少し傾向はあったのですが、本作に収録分の「3Piece(TITLE00040394)」シリーズは完全に母がメインヒロインですね。
この単行本の前半はメインヒロインの座を奪い取った母のファッションショーと言っても過言ではありません。
競泳水着は膝裏コキがエッチで雌の割れ目に食い込んだハイレグが効果抜群でした(BJ149566)。
浴衣はりんご飴を舐めた口のまま男の股間にしゃぶりつく蹲踞のアングルが絶景でした(BJ175673)。
スポーツブラとスパッツからなるスポーティーな装いは発汗と躍動感を強く意識させる顔面騎乗が最高でした(BJ307767)。
チョコと言う衣装を纏った裸エプロン金髪美女を攻め立てるのは男冥利に尽きる幸福でした(BJ186900)
単純なメイド服で片づけるには胸の谷間があまりにも破廉恥でそこから繰り出されるパイズリは必殺でした(BJ233867)。
普段は若々しいのにセクシーランジェリーを着ると一気に熟女臭が強まって艶やかでした(BJ569547)。

そして、後半は「Fleur(TITLE00047840)」シリーズです。
これはエロ漫画家の主人公が3人の美女、女編集者・セクシー女優・漫画の師匠と体を重ねる物語です。
と言っても食う気満々の肉食男ではなく、担当編集なんて妙に世話焼きで自ら資料になるのを買って出たにすぎません。
セクシー女優は作者様の金髪好きが炸裂しつつ、露骨に嫉妬する担当編集も可愛い一挙両得でした。
師匠は自宅兼作業場とはいえ、ほぼ見えてるランジェリー姿で仕事をするので目のやり場に困るし、騎乗の搾精力にも困る美人でした。

この本も3ページぶち抜きで電子書籍に適さないページが惜しいものの、それを差し引いても余りある圧巻の画力と美麗なフルカラー彩色でした。

冒頭は3話分のシリーズ作品で始まります。
1話目(BJ326042)ではストッキング越しの膝裏コキがエッチでしたし、股間部分を破いての騎乗も同作者様の癖が炸裂していました。
2話目(BJ491964)ではダイエットを決意した彼女のスポブラ&レギンスによる足コキがエッチでしたし、運動後の汗ばんだ色気も見所です。
3話目(BJ01014321)では野外でのパンスト破き立位がすごくエッチでしたし、場所を移してのローションマットも同作者様にしては珍しいパイズリを拝めて悪くありませんでした。
本来は気弱な男子がクラブでお姉さんを助ける勇気から始まるラブストーリーで、その優柔不断さが没入感を上げ、いざと言う時の強引さが格好いい男でした。

後輩OLに支配されたい願望を満たす話が次に続きます(BJ703893)。
パンスト越しの会陰でこする立ち素股もさることながら、背後から足を回しての足技は絡め取られている感覚が強いM向けでした。

友達の姉とのひと夏の想い出がその次です(BJ592428)。
不愛想だと思っていたお姉さんの唐突な淫行がギャップ萌えで、純情な少年の心を震わすパイズリと騎乗には納得でした。

クンニされて恥ずかしがって焦った顔が可愛い彼女でした(BJ533304)。
気の迷いや一夜の過ちみたいな関係だったのに、次第に体と心で惹かれて行く過程が大人のラブコメでした。

ボーイッシュな少女のギャップ萌えはやはり良いものだと再確認させられました(BJ404696)。
女らしい下着に照れる顔なんて序の口で、似合わないと自分を過小評価する思考が可愛くて、ますます女らしくさせたくなる傑作でした。

ひょっとすると少し好みの分かれる解釈違いがあるかもしれません。
第6話(BJ597793)のサンプルにも出ている通り母娘の夫であり父親である筋肉モリモリマッチョマンの変態が帰還し、妻と仲睦まじい姿を見せるのです。
いえ、彼は離婚したわけではないし、嫌われて出て行ったわけでもないので、夫婦仲良くするのは当たり前で何ら後ろ指を刺される行為ではありません。
むしろ、どっちかと言えば一家の大黒柱が不在の合間に妻と娘を寝取ったのは主人公であり、後ろ指が貫通してもおかしくありません。

それは彼も自覚し傷心の末に家を飛び出すほどです。
もっとも、災い転じて福となし第6話では女教師と良い仲になり、第7話(BJ651770)では厳しさと優しさが切り替わる本田速人みたいな美女との猛烈に激しいHが得られたので結果オーライではあります。
しかも、意を決して家に帰ってみれば、予想に反して全然邪険にされず、一家に温かく迎えてくれる安心感も良いコメディでした。

ただ、第8話(BJ01022157)のサンプルにも出ている通り逆に家族が親密すぎて、妻+夫+娘を交えたHに突入するのは悩みどころです。
横に夫が居る状態いわゆる寝取らせを超えた、夫との共同作業で母娘を抱いているのは、もはやハーレムとは呼ばない気もします。

それはさておき、同作者様の妙技とも言える豊満な女体は折り紙付きでお勧めできます。
掴めば指がめり込みデカ乳も、いじれば潮を噴く雌穴も、この上なく熟れたドスケベボディは破壊力抜群でした。
そして、彼女らは4人とも主人公のご立派な股間に夢中な淫乱女なので、清々しいまでにギスギスせずに体を求めてくるエロさが冴えわたっていました。

まず、タレント部隊所属のショッパホリックは見事な巨体に肥えつつもギリ歩けそうな絶妙な匙加減でした。
ギャルっぽい見た目のままに地面に届きそうな腹肉が圧巻です。
顔よりも大きなおっぱいの存在感も目を引きます。
その巨体で汗を垂らしながら司令官と一緒に飯屋を回りパーフェクトを買い漁っている関係に没入させてくれました。

また、ゲヘナの風紀委員会行政官は相当ストレスが溜まっていそうな表情が可愛いですね。
そのストレスの原因は自力移動不能と化した超肥満体ゆえか、絶え間ない空腹感ゆえか、その豊満なおっぱいを使おうとする先生に憤ったゆえなのか、定かではありません。
ともかく、足も閉じられないほどに尻から太腿にかけて脂肪を蓄えて鎮座した巨体はセクシーです。
横乳を露出したトレードマークの衣装も魅力的で、隠し切れずに半ば脱輪した乳輪の赤みも手を伸ばしたくなるほどでした。

そして、遠月十傑のロリ上級生はやはり肥満化との親和性の高さに秀でていましたね。
何しろスイーツを得意料理とする菓子職人なので、そのでっぷりと脂肪を蓄えた腹肉はケーキの試食をしすぎた結果と想像できます。
って言うか果たしてその巨体で料理ができるのか、調理台まで手が届くのか、立ち仕事に耐えられるのか不明瞭ながらも、パンツタイプの調理服を着たヒップラインがセクシーなのは確かです。
いっそ試食専門になってもっと肥えればいいと思います。

ハーレム感が薄い問題については「合否判定基準」の違いだろうと思います。
1話の中で複数の女性とHする「人数」を判定基準にするなら本作はもちろんハーレムですし、前作の第一話(RJ01033134)だって及第点です。
しかしながら、同時に複数の女性と体を重ねるいわゆる3Pや4Pなどの「体位」を判定基準にするなら、前作も本作でさえも基本的には個々のゾンビ少女とタイマンHを繰り返してるだけで、ごくわずかに主人公の汁を求めて同時に群がる場面があるとはいえ、ハーレムとは言えないかもしれません。
要は回転寿司の流れてくる皿を次から次へと食い放題をハーレムとするか、2,3貫まとめて口に入れる行儀の悪い食べ方をハーレムとするか、合否基準が大別して2通りあるので解釈違いが起きやすいのです。

もっとも、今後のストーリーの展開余地な部分もあります。
ゾンビ少女らはゾンビらしく生前の自我は無く、かろうじて主人公から離れず追従するだけの無気力な存在にすぎません。
上記での後者「体位」を判定基準とするハーレムを作るには女性側にもある程度は自主的に動いてもらうのが不可欠なので、現状のゾンビ少女にそれを求めるのは難しいかもしれません。
一方で、主人公の特異体質と共同生活での親睦の醸成は本シリーズの根幹でもあり、今後の流れ次第では充分に期待できる余地はあると感じました。

そのストーリー面が本作でも見所です。
学校らしいスク水や体操着の少女らを好き放題に犯せる全能感もさることながら、本作では明確な新要素「倫理観」が追加されたと言えます。
チートスキル持ちとして生存者を助ける倫理観、改めてゾンビ少女を犯す背徳的な行為と向き合う倫理観、罪悪感を慰める倫理観など考えさせられ、終末世界の解像度を高める上手いシナリオでした。

※ゾンビの腐敗・損壊描写はありませんが、敵対ゾンビを排除する撲殺流血は少しだけあるのでご注意ください。