穂積さんのレビュー一覧

まずは作画の良さを絶賛せねばなりません。
本来であればエルフには縁が無い女子学生制服が見事に馴染んでいました。
ただの美少女ギャルではなく、小生意気なたたずまいがエルフらしさを裏付けつつも、しっかり現代日本に染まっていました。
しかも、座る時に手で尻を撫でるようにしてスカートを敷く仕草が描写されているなど細かい演出にも気を配っているのが極めて好印象です。
また、俗に言うW素股など3Pの特権と言うべき複雑な体位も分かりやすく描かれ、安心と信頼の作画力でした。

一方で、ヴィーガン思想をこじらせたエルフ義姉が弟とHする流れはいささか強引で、論理の飛躍に思えるかもしれません。
その感覚は間違っていませんし、現に作中の弟も困惑しています。
作品説明のあらすじにも書かれた通り、この展開はエルフ義姉の友達の入れ知恵が原因と言っても過言ではありません。
血のつながらないエルフの義姉や完全菜食主義などの奇抜な設定に紛れているものの、要するに本作は「淫乱ピンクァなギャルが友人の義弟の貞操を食うために、言葉巧みにウブな姉を説得した結果」なのです。
そう考えると、エルフ義姉に比べて明らかにセクシーな下着や待ちきれないとばかりに股間に食らいつく貪欲さなど全ての辻褄が合って、むしろ納得のいく物語でした。

それを踏まえた上で、本作はコントラストを楽しめました。
つまり、ウブで赤面しながらも挑発的に弟を搾る義姉エルフと奔放で躊躇が無い淫乱ピンクァエルフの違いが際立っているのです。
下の口から涎を垂らしてレースの下着を脱ぐピンクエルフは淫乱力を計るスカウターがあったらぶっ壊れていると確信できました。
だからこそ義姉エルフがたどたどしく、少しずつHに慣れていく可愛さが鮮明になる相乗効果でした。

【文芸部部長】
前作の黒い冬服も似合っていましたが本作の白くて薄い夏服も新鮮味がありました。
しかも、黒パンストを脱ぐ趣向に臨場感がありました。
ノーパン穿きを見せつけてからの徐々に脱げていく過程が行為の進行を裏付けるかのようでした。

【文芸部副部長】
挑発的な淫乱ピンクァ。
しかも、まだ他の生徒が居る図書室で誘い、主人公の心配をよそにおっ始めるほどの淫乱力には驚かされました。
彼女自身の可愛さもさることながら観客の存在を意識せざるを得ないHには背徳感がありました。

【文芸部タッグマッチ】
いや、スク水最高だろうが。
しかも、このスク水はストッキングほどではないにしろ鼠径部の丘陵やB地区が透けるほどの薄さなのでエロさ爆上げでした。

【バレー部?】
長身運動部の代名詞とも言えるバレー部ユニフォームを着ているだけでもポイントが高いです。
しかも、練習後の熱気と発汗が冷めやらぬそれは女の汗の臭いと言う旨味調味料を堪能させてくれました。

【水泳部部長】
姉に主人公を寝取られそうになって焦る嫉妬がクールな長身に似合わぬ可愛さでした。
しかも、競泳水着を着たままパイズリし着たまま入れる強引さには着衣好きを酔わせるだけではない魅力がありました。
脱ぐ間も惜しく一刻も早く姉から彼を奪還したい女心が感じられるのです。

【双子姉妹丼with陸上部部長】
この双子ただでさえデカいのに互いに独占しようと躍起になってるので猛獣に襲われてるみたいな激しさでした。
しかも、前作に引き続き持久力に定評のある陸上部も参戦するので、体力バカ女による包囲殲滅戦を受けてるような4Pでした。
手が余った双子姉妹が陸上部を攻める女同士Hもあって見所満載の上に、男を出がらしにする説得力がある試合でした。

【寮母シスター】
まず修道服をまくり上げた会陰アングルだけでも充分にエッチです。
しかも、断面図込みでグリグリと奥まで突っ込む女の愉しみが背徳的でした。

作品説明に記された通り一応4種にフォルダ分けされています。
ただ、「ケモノ」については全て丸々と太っていますので実質「肥満化」も内包していると考えて差し支えありません。
また、「ふたなり」については「肥満化」の中から1キャラと1カプに巨根が生えた状態のいわゆる差分であり、「肥満化」に地続きでも良かったけども地雷を踏まないためにフォルダ分けしている形です。
個々に感想言ってると大変なので個人的にお気に入りの数点のみ以下に抜粋します。

まず、水星のお上りさんとクソスペわがまま女の夫婦が断然イチ推しです。
褐色の肌で白いホルダー服を着た水星ちゃんと白い肌に黒タイツが映えるご令嬢の白黒白黒が良いコントラストでした。
これは本来の劇中では露出が控えめな2人がはち切れんばかりに太ったことで肌面積が増えて際立った結果でもあります。
しかも、無重力とSSBBWの相性が良く、地球上なら鎮座するだけの肉塊だったはずの2人が仲良く手を取り、乳肉と腹肉を合わせながら遊泳する光景から夫婦愛が感じられました。

次に、タレント部隊に所属する人型兵器もお勧めです。
特にストーリーも無いイラストや自身の過剰な食欲による自業自得と違って、お兄ちゃんこと指揮官のために太った語られるあたりに愛を感じられるからです。
しかも、普段のギャルっぽい服が維持されているおかげで、巨大な胸の谷間や紐パン丸見えの腹肉などがセクシーなのもポイントが高いです。

そして、イギリス海軍の空母はショタな司令官の存在が推せる要因でした。
彼とのサイズ比によって文字通り小山ほどある肥満体のデカさが明確になり、ホースから流動食を摂取するだけ肉塊と化した巨体を分かりやすく感じられました。
大量の汗で滑りそうで登山は一苦労でしょうが、胸の谷間渓谷を越えて三重顎峠まで登頂したい魅力的な山脈でした。

背徳感と言う一点に限っては他の使用人の気配が感じられないのは減点の対象かもしれません。
一応自家用車の運転手の存在は確認できるものの、屋敷内では見かけず出番も極小です。
いえ、熱々の2人の邪魔をしないと言う意味では適切なのですが、他の使用人も家族も居ない屋敷はお坊ちゃまとメイドだけの安全圏と化し、他人の介入を危惧する背徳感の説得力が薄く感じられました。

一方で、半ば親代わりに育ててくれた大恩ある女性に手をかける背徳感は抜群です。
メイドからは誘っているとも試しているとも取れるアピールが発せられ、据え膳食わぬは男の恥でもあります。
しかし、双方ともに一線を越えてはいけない事は理解しているようでもあります。
だからこそ過ちを犯してしまった興奮が高まる物語でした。
押してはいけないと書かれたボタンを押したくなるような感覚です。

そして、一度押してしまった後はもはや所かまわず、押しまくる常習性がエロさを増幅させていました。
これは自由気ままにメイドを犯せる優越感でもあり、バリエーション豊かな体位を実践できる試行回数でもありました。
特に、本作のメイドは過剰なミニスカではなく、適度に膝丈のスカートなので、それをまくり上げて思いのたけをぶつける激しさが爽快でした。
もちろん、豊満な体を窮屈そうにスク水に押し込んだ曲線美も見所です。

気を付けてください。
表紙やサンプルからは想像できないほどに、予想以上にSFラブコメです。

一見するとモテない男が有り金はたいて男の夢を手に入れたエロの一本勝負かと思いがちです。
しかし、本作は現代社会にオーパーツ的に高度な人型ロボットが湧いて出た便利な世界ではなく、電脳化やアンドロイドの普及率まで言及する骨太SFの気風が根幹と言っても過言ではありません。
そこに加えて、主人公の憧れの先輩女性と言うキーパーソンがラブコメの波動を放っていました。

もっとも、その女性は実際に再会したら心ときめくような可憐な大和撫子には程遠く、第3話(BJ491977)のサンプルにもある通り主人公を襲って逆レイプしちゃうくらいの淫乱ジャンキーなのでドン引きかもしれません。
ところが、これが鏡写しの相乗効果を産んでしました。
つまり「ド下品で横暴な生身の女」VS「礼儀正しく良妻賢母の機械女」と言う究極の選択に主人公は迫られるわけです(BJ533317)。
言い換えれば「学生時代の憧れの女性」VS「それを模した理想の作り物」と言う現実と理想の対決であり、女同士の対抗心も見えたり、電脳技術を使った感覚共有3Pは見所満載でした。

一方で、第5話(BJ592440)あたりから物騒な香りが濃くなり手に汗握る展開でした。
ようするにアンドロイド排斥団体に目を付けられてしまったわけですが、その辺の発端は本作ではなく同人(RJ01040685)にて語られています。
つまりは先輩女性とアンドロイドの造顔が似すぎていたがために第6話(BJ703908)で不幸な事態が起き、エロ漫画にありがちな精子をかけるじゃなくて、生死をかけたクライマックスが本当に名作でした。

地味に素晴らしいと思ったのは視点です。
いわゆるファーストインプレッションの段階で、低身長なショタが大人の女性を見上げる「あおり」の構図を使用し、彼らの視点から見える世界を体感させてくれています。
おかげさまで軒先のようにデカデカと突き出したおっぱいの存在感を言葉ではなく心で理解できました。

また、軽率なスキンシップには説得力がありました。
息子の同級生なので相手を男だと意識せず、軽い気持ちで接近してしまう女性の無防備さが表れていました。
その豊満な体型は不用意に触れ合うには刺激的で少年を興奮させてしまうのも頷けました。

一方で、気づきを得た豹変が興奮を誘いました。
未熟な少年であっても股間は立派に成長した上ものだと知った瞬間の動揺は、手の届く距離に大金を目にして魔が差してしまう人のようでした。
厳しくも優しい母親の顔があっと言う間に発情した雌の顔に変貌し、大人の味を教える妖艶なグラマーには男を吸引する魔力がありました。

もっとも、まだ初体験で不慣れな少年をデカ乳で押し潰しながら杭打ち騎乗で搾り取るのはいささかオーバーキルな気がしなくもありません。
そんな息子の惨状を心配するあまり雌の顔が解けて母親の顔に戻ったかと思いきや、激しいピストンによって快楽に引き戻される感情の反復横跳びからは「見せつけ構文」の愉悦を感じました。
2人とも同作者様の過去最大サイズほどの超乳ではないものの、ショタの小柄さにとっては充分に巨大な乳肉であり、圧倒的な腰の肉感も相まってジューシーなおねショタを楽しめる作品でした。

小泉構文くらい当たり前の事を言うようですが、乳を搾ると言う快感が得られる作品でした。
いえ、皆無とは言わないまでも案外希少ではあると思います。
男性向けにおいて定番なパイズリや乳揉み程度ならともかく、乳を搾られて悶える声に臨場感を持った作品は限られています。
しかも、それが半ば陵辱的に無理矢理搾ったり、拝み倒した結果ではなく、女性側からのご指名で、それでいて淫乱ではなく恥ずかしそうな声色で勇気を振り絞った乳搾りシチュエーションは優越感がありました。

また、Track4でパイズリを「おっぱいセックス」を称しているのは興奮が高まりました。
その前までのTrackで酪農部部長がウブな女性だと印象付けられ、性的知識は聞きかじった程度しかないのが語られたにもかかわらず、急な直球表現に意表を突かれた感がありました。
パイズリの激しさと快感に突き動かされて思わず口から出た淫語には威力がありました。

そして、Track5では本物の本番Hを行い、興奮した声が名演でした。
流れの上でも興奮して抑えきれなくなった主人公が襲った訳でも無く、むしろ酪農部部長が乳ばかりではなく雌穴に欲しいと、おずおずと懇願するような匙加減が可愛いやら愛おしやら必聴でした。

収録作品一覧を見ると全てシリーズのような錯覚に陥るものの、実態は少し違います。
全て豊満な大人の女性×年下の少年と言うおばショタ路線だけは頑固に共通しています。

【友達のお母さんとボク(TITLE00189510)】は紛れもなくシリーズです。
中性的なショタが元グラビアアイドルの人妻の痴態を目撃し、禁断の関係に発展する物語です。
出歯亀してしまう少年ですが基本的には気弱で、覗きを叱責されて窮した顔が可愛く、女の嗜虐欲をそそる才能を持っていました。
また、母親を奪われて焦った少年の軽挙を大人の余裕でかわして、むしろ美味しく食べちゃう女の妖艶さも魅力的でした。

一方で【人妻とボク(TITLE00123616)】にシリーズ性はありません。
ヒロインが全て夫を持つ大人の女性で、相手が年下の少年と言う図式が同じなだけで、各話は全て独立した単話です。
田舎の奥さんが過疎の人の居なさで油断して、無防備な透けTシャツで農作業をする【2(BJ322711)】が個人的に好きで、ちゃんと服を着てるのに目のやり場に困る光景が想像できました。

同様に【おばちゃんとボク(TITLE00058310)】も個々の話に関連性はありません。
既婚者ではない女性も含んでいるだけが相違点で、大人の女性と未熟な少年の建て付けを共通点とした単話集です。
厳しく女性上位な収録物が多い中で、なにげに【第2話 僕があげたメイド服(BJ247819)】だけは例外的に少年が攻めで、奥手なメイドに破廉恥な格好をさせる趣味が光り、興が乗った口淫パイズリが無自覚のリベンジのようで新鮮でした。

翻って【ボクだけに厳しい友達のママ(TITLE00256272)】は明確なシリーズ作品です。
もっとも、2話だけなので事実上の前後編であり、少年の無知につけこんで誘惑する前編と本気の激しいHに及ぶ後編と言った感じでした。

乳首の色違い差分によって同じ絵が重複している都合もあるのですが、ボテ腹が多いのはお勧めすべきポイントです。
母が大きく孕んだ姿、長女が豊満に孕んだ姿、次女も牛みたいに孕んだ姿は非常に魅力的でした。
特に、普段は小動物みたいに身軽な長女が身重そうに体を起こす仕草は妊婦好きに刺さる構図でした。
いえ、母が搾乳機によってミルクの潤沢な生産量を見せつける圧巻の母性力も必見です。

王たる者にのみ与えられた絶対的な優越感を体験できました。
本作の主人公はゾンビに襲われないので、武力を行使する意味は無く、平和的かつ自由気ままにお好みのゾンビ女性を手籠めにすればいいだけです。
しかし、生存者との出会いによって、その大原則が一変しました。
生存者の女性教師は普通にゾンビに襲われるので安全を確保するために脅威を排除する必要が生じ、キリが無いので拠点にバリを築いて安全圏を作るのが合理的です。
つまりは砦であり、性欲まみれの風来坊が一国一城の主になったサクセスストーリーを感じられました。

しかも、王にのみ許された選別の権利も圧倒的優越感でした。
路傍の石とみなして退けるゾンビか、美貌をみそめてハーレムの一員に加えるゾンビか、決めるのは主人公の胸三寸であり、本来なら重い命の選別をお気軽に行えるのが特徴です。
ポストアポカリプス的世界の醍醐味は1話目から変わらないものの、この生活に慣れて、武力行使の必要性が強まったことで選別の特権が際立った感がありました。

そして、生存者の女性教師は別の意味でも革命的でした。
手当たり次第に女を犯しまくる主人公には順応つつある一方で、ハーレムの拡大や容赦ない障害の排除には驚きを隠し切れず、コメディ的なツッコミ要員として優秀でした。
ゾンビ少女らは何人増えても知性が無いので砦の拡充に感慨がない反面、女性教師は生活の充実を素直に喜び達成感を分かち合える仲間として可愛い存在でした。
彼女の感情が無かったら主人公が一人で坦々と独りごと言いながら女を犯す生活になってしまうので狂人の自堕落と紙一重で、ストーリー上の面白味に格段に貢献していると感じました。

もちろん、ハーレムのハーレムたるエロも忘れず、欲望に忠実にやりたい放題な生活も満喫できました。
脱がしてみたかったとか、着せてみたかったとか、妄想を具現化しながら終末世界を生き抜く生存アドベンチャーが完成されていました。