釜戸馬さんのレビュー一覧
レビュアーランキング | 137位 | (役に立った数:75件) |
---|---|---|
投稿数ランキング | 317位 | (総レビュー数:47件) |
2007年07月10日
特に後者のメイド娘さんはほとんど見かけません。
そんな二人の英国少女のH漫画。中身はごく普通に、それぞれ原作の脇役少年、仮想の元ご主人様とのHが、前者は13P、後者は10Pで描かれています。残りは表紙や裏表紙など。
Hの内容・行為自体も(エロ同人誌としては)ごく普通のありふれた物ですが、絵柄が可愛いのでなかなか楽しめます。ただ、濃厚な絵や行為を求める人には向かないかと。
両キャラクターが好きなら買って読んでみては如何でしょうか。
2007年07月10日
数枚のCGを元に、キャラや衣装、相手モンスターなどの差分を替えることで数百通りのバリエーションを生み出しています。
特に衣装差分は豊富で、裸・下着・バニーガール・水着・メイド服……等々の十数種類*色や形状毎に2パターンの、約30種類の差分が用意されています。
行為自体は獣姦・モンスター姦がほとんどで、またそれらの子供や卵を産む絵などもしばしばあり、そういった物が苦手な方は注意が必要です。
そういった物が平気・むしろ好きで絵柄も好みだという方にはお薦めです。
|
魔法使いになって使い魔として美少女悪魔のツンデレ王女様を従えてHしまくりてぇ! という、オタクの夢を幾つも同時に叶えたような作品。
内容もただひたすらにその通り。
主人公を罵りながら心ならずも快感を得てしまうリーゼとか、だんだんHに慣れて来るリーゼとか、命令口調で中出しを懇願するリーゼとか、とにかくリーゼのキャラが可愛いです。
主人公はゲーム開始時では物凄く情けない駄目男ですが、それもゲームを進める内にマシになっていきますし。…いや、単に慣れただけか?
ボリュームなどは値段相応ですが、とにかくタイトル及びサブタイトルにピン!と来た方にはお薦めです。
2007年07月03日
舞台となる不思議な図書館と、その司書であるそあらさんの雰囲気が素晴らしく耽美です。
お話自体は、主人公とそあらさんが司書の仕事をしていると、そこへ心の中で密かに何かの悩みを持った少女が訪れ、主人公とそあらさんはその悩みに応じた本を貸し出してあげる。するとその本の内容に沿った、女性を主人公としたHなお話が始まり…と言うのを数人のヒロインについて繰り返す形になっています。
本が好き、読書が好き、図書館の静謐な空気が好きで、かつ物静かな美人と二人でゆったり(時にはHに)過ごしたい、といった人にお勧めです。
2007年07月03日
さらってきたお姫様にあんな事やこんな事をして自分の虜にしてしまおう、と言うゲームですが、これで調教部分がなかなか良く作られています。
調教のバリエーションが豊富で、またただひたすらHな事をしていれば良いと言うわけでもなく、目的のエンディングに到達するには色々と考えて、上手くパラメータを調整しながらプレイする必要があります。
エンディングについても、調教の結果によって良いもの/悪いもの、幸せなもの/不幸なものと色々とバリエーションがあります。
とりあえず目標とするのは姫に自分を愛させるエンドなわけですが、その結末だけでも幾つかのパターンがあり、またどれもそれぞれに趣深い、なるほどと思わせるものが多いです。
お姫様が好きな方は一度プレイしてみては如何でしょうか。
BLUEに続くキャラメルBOXの第二作です。
全体としてとても美しい作品です。イベント絵、音楽、ストーリーのどれもが美しく、それらが折り重なってまるで純白の雪原のような綺麗な物語を生み出しています。
ヒロインはそれぞれ、
舞台となる神社に祭られる縁結びの女神
3年前に死んだが、神社のご神体に宿って蘇った義理の妹
幼馴染みで主人公を「お兄さま」と慕う許嫁のお嬢様
主人公を主と思って仕えるメイド…と言うか、女中姿の幽霊
神社の裏の滝壺に封じられていた妖刀の化身
の5名となりますが、それぞれ十人十色の性格ながらも皆基本的に良い人で、また主人公をとても慕ってくれています。
特に許嫁である燕子花こりすの主人公への思いは健気を通り越して感動するほどです。
物語の根幹には舞台となる神社及びその地方に伝わる神話伝承があり、それがやがて主人公とヒロインらにも大きく関わってくるのですが、展開や伏線とその回収などに無理な所がなく、すんなりと読み進められます。
伝記物としても純愛物としても良く出来ており、そうしたお話が好きな人にお薦めです。
「おとボク」こと「処女はお姉さまに恋してる」で一躍人気を博したキャラメルBOXのデビュー作品です。
一言で言うなら良質な学園青春物。
怪我で引退した元バスケ少年である主人公と、その周りを取り巻くヒロインや友人達との日常や恋愛、また、それらを通して主人公が挫折から立ち直る様を描いています。
主人公はかつて怪我の為に打ち込んでいたバスケを諦め目標を見失いますが、かと言って暗くなったり悲劇ぶったりすることはなく、これから先を前向きに模索しようとしており、そうした主人公の性格に好感が持てます。
また男の友人二人もなかなか良い性格で、時に主人公と一緒に若者らしい馬鹿なことをしたり、時に仲間として主人公の良い助けになってくれます。
もちろんヒロイン達もそれぞれにとても魅力的なキャラクターです。
物語の進行も穏やかで、上述したような主人公の日常生活や心境の様子、ヒロイン達との交流や、お互いの心が近付いていく様子がとても丁寧に描かれており、作品全体にまさしくタイトル「BLUE」のような爽やかな青空の雰囲気が満ちています。
そうしたゆったりほのぼのとした日常・青春ドラマが好きな人にはお薦めです。