もののあはれは彩の頃。

  • もののあはれは彩の頃。 [QUINCESOFT]
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もののあはれは彩の頃。 [QUINCESOFT]
ブランド名 QUINCESOFT
最終更新日 2017年07月28日
シナリオ 冬茜トム
イラスト ななろば華 / 白須遙一
声優 三暗あん子 / 相模恋 / 橘まお / 白雪碧
年齢指定
R18
作品形式
アドベンチャー /和風すごろく体感ADV
ファイル形式
その他
ジャンル

作品内容

◆◇◆物語・世界観◆◇◆
青年・東雲暁は、目覚めると紅葉の舞う河原に立っていた。
なぜここにいるのか、どう進むべきなのか、なにも覚えていないままで。
ただわかるのは、目の前にサイコロが浮いているという状況だけ。

「さあ、賽を振りなよ」

まず、そうしないことには始まらない――
謎の女・クナドにそう促され、彼は与えられた賽を振る。

「――ここは」

すると、彼が目にしていた景色はガラリと変わった。
風流な自然もどこへやら、彼が立っていたのは京の歓楽街・秋の祇園――

「四条通……」

思わず口をついてしまうほど、どこか郷愁を覚えるその景観。
ただし普段は賑わい豊かなこの繁華街も、今は嘘のように静まり返っている。

「五マス目――残念ながら、一回休み」

点より響くクナドの声。
彼は、ようやくこの世界の理を知る。

「双六だ」

賽を振ると、マス目を進むことができる。
賽を振ると、あがりを目指すことができる。
そして、同様に覇を競う相手もいるということに。

「あんたは敵だ。あまり馴れ馴れしくするな」

制服に身を包んだ少女、野々宮京楓は冷酷に暁を敵とみなした。
彼女だけではない。
双六ならば、勝者となるのは一人だけ。

「勝ってみせる。俺よりラッキーな奴はいない」

己こそが天に祝福されし運命の持ち主であると、信じて疑わないのが彼の誇り。
青年は持ち前の幸運を武器に、あがりを目指して賽を振る。

◆◇◆登場人物◆◇◆
●野々宮 京楓 (CV:三暗あん子)
《双六》
「双六」では他のプレイヤーと同様に記憶を失くし、
なぜか主人公である暁を強く敵対視して立ちふさがる。
基本的には誰とも馴れ合わず、一匹狼的にゲームを遂行している。
とにかく暁への執拗な妨害が目立つプレイヤーだが、
京楓が彼にこだわる理由は謎に包まれている。

《現実》
「現実」では主人公が居候している家の娘。
現実とはいえ、同世代の男子かつ同じ屋根の下で暮らす主人公に対して多少ツンケンしているのは変わらない。
運動が好きな活発な子で、女子テニス部に所属している。
仲間内では一番の大食漢で、部活帰りは特にお腹を空かせている。
主人公である暁は毎日の料理を手がけているため、そんな彼女の胃袋を握っている。

「あんたは敵だ。あまり馴れ馴れしくするな」

●鬼無水 みさき (CV:相模恋)
《双六》
平和主義の少女。
おっとりと優しい性格で、本人もあまり誰かと争うことを好まない。
だがその反面というべきか、全員の状況を常に正確に把握しているほど分析力が高いため、
いつの間にか他を出し抜いていることも。
京楓とは違い、終始主人公の味方となる。
防禦波を張って大切な人を守るという「戒」を持ち、盤面に潜む危険から暁たちを守り抜く。

《現実》
暁、京楓、大誠との幼馴染。
誰にでも優しく、成績も優秀なクラスの良心。
猛獣も懐柔してしまうようなふわふわオーラの持ち主で、たまに少し抜けていても愛されてしまうような気質。
ただし物事を諦めたり、さじを投げたりすることが嫌いで、
彼女に勉強を教わる暁・京楓からはスパルタと評されている。
今ある絆、かけがえのない友人、それらを護りたいというのが彼女の本質。

「私たちがここで出会ったのもきっと、なにかの縁だと思うの」

●クレア・コートニー・クレア (CV:橘まお)
《双六》
敵ということを認識させないフレンドリーぶりで皆に接する。
本人のゲーム好きもあって、緊迫した状況には変わりないがどこか双六を楽しんでいる節が見られる。
詳細は不明だが、彼女と同じマスに止まると心に思っていることが筒抜けになってしまう。

《現実》
大人びた容姿ながら、終始砕けた調子のイギリス人転校生。
一見してクールな美女といった容貌なのだが、中身は日本の女学生とそう変わらない。
日本語は至って流暢で、故事やことわざなど日本人よりも和に詳しい一面すらある。
しかしながら、話の都合が悪くなると急にカタコトになり、
出来の悪い翻訳ソフトのような日本語を連発するようになる。
さらに土地柄、周りに感化されていわゆる"けったい"なエセ関西弁を覚えてしまっていることが多い。
また普通の日本語をマスターしただけでは飽きたらず、
ごく一部の界隈でしか通用しないようなアブノーマルなスラングの習得も欠かさない。

「こういうゲーム、好きなんだよね。楽しそうだと思わない?」

●琥珀 (CV:白雪碧)
《双六》
常に眠そうな眼をした○リっ子。
あまり感情を表に出さず、表情もめったに変わらない。
とても素直だが、それゆえに歯に衣着せぬ言動が目立ち、一歩間違えば毒舌なので交渉事には向かない。
根っこのところでは寂しがりやだが、あまり人付き合いがうまくないという、気まぐれな猫のような少女。

《現実編》
現実には登場せず、正体も不明。
主人公とはどのような"縁"で結びついているのかも一切が謎のまま。
双六の更に奥の奥まで進むことで、その正体も明らかになるかもしれない。

「笑うって、どういうこと? 僕にはよくわからない」

作品情報/動作環境

CPU
Core 2 Duo 2GHz以上
メモリ
2GB以上 / 4GB以上
VIDEO
VRAM 128MB以上
必要解像度
1280*720 フルカラー
DirectX
DirectX 9.0c以上