仄かに視える絶望のmemento～Remember that I love you.～

本作でまず特筆すべき点は、制作に関わったクリエイター。
制作総指揮“菅野ひろゆき”、プロデューサー“田所広成”……業界でも極めて珍しい
実力派シナリオライター同士のコラボによって生み出された本作は、
彼らが明言した通りガチで「エロい」ゲームに仕上がっている。
他の制作スタッフにも『傀儡の教室』や『贖罪の教室』等のハードな作品で名高い
“フライングシャイン”のクリエイター達が名を連ねており、
ダークな凌○を求めるユーザーの期待を絶対に裏切らないクオリティ。
記憶障害を持つ少女たちは、悪意たっぷりの男達によって壮絶に輪○される。
だが、その記憶は失われるため、再び犯されたときも「初めて凌○される少女」の反応を示す。
処女を喪っても再び生娘に戻る少女を何度も○すような、そんな異様な興奮を掻き立てる
輪○劇が激しくエロい！
訳も分からず陰湿なイジメや苦難を受け続ける二人の少女は、
ゲームが進行するにつれ今まで見えなかった視点、つまり『記憶』が視え始め、
自分達の身に起こったことを把握し始める。
真実が明らかになっていく展開は、さすがシナリオライターのコラボ作品だけあって、
息もつかせぬほど巧みな構成である。
……隠された『記憶』は、果たして彼女達にとってどの様な結末を与えるのか？

■ストーリー
この物語の主人公は二人の少女。
彼女達は何者かの陰謀で事故に遭い、特殊な記憶障害に陥ってしまう。
それは、数時間おきに記憶力がゼロになる“空白の時間”がやってくるというものだ。
記憶ができないということは、その時間帯に何があっても覚えていないということ。
つまり、その時間に“どんなこと”をされても、二人には微塵の記憶も残らないということだ。
そのことを知った二人は、協力しながら互いに欠如した記憶を補うために行動していく。
そして、記憶のピースを繋ぎ合せるうちに、明らかになっていく恐るべき真実。
記憶がなくなることを利用して、欲望に任せて男達が自分に何をしたのか……？
真実の先にあるのは光？それとも絶望？

■登場キャラクター
▼水樹理緒
私立垣野内学園、二年生。
本作の主人公。
内気で大人しい性格の女の子。
困ったことがあるとすぐパニックになる。
守ってあげたくなるタイプだが、本人はそれに気づいていない。

▼成瀬遥
私立垣野内学園、二年生。
理緒の従姉で小さい頃近所に住んでいた為、とても仲がいい。
性格は明るく活発。
勉強もできてスタイル抜群、男女問わず人気がある。
面倒見がよくて、母性本能をくすぐられると弱いタイプ。

▼日々野真実
私立垣野内学園、一年生。
主人公の後輩。
好奇心旺盛で、ジャーナリスト志望という変わった女の子。
かなりの行動派で特定の誰かとつるんだりはしない。
学園生が被害に遭ったという事故を独自に調査する。

▼芹沢葉月
私立垣野内学園、三年生。
主人公の先輩で垣野内学園学生寮の寮長。
物静かな女性で、知的な美人。
更に大人の雰囲気を併せ持つ。
みんなからは尊敬されているが、人当たりが冷たいので怖がられてもいる。

▼佐倉絵里
私立垣野内学園教員。
主人公の通う学校の保健室の先生。
学生寮の管理人もしているので、学生達と一つ屋根の下に暮らす。
おっとり系のお姉さんで、やさしい性格の為みんなから人気がある。