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◆ストーリー
首都圏と郊外のベッドタウンを繋ぐ、とある私鉄。
通勤、通学時の乗り換えの便利さや、大型ショッピングモールのある繁華街へ出るのにも
便利なこの私鉄は、利用者率が非常に高く、ある問題を除けば非常に利用者の人気も高い沿線である。
その問題とは、朝夕における殺人的な「通勤通学ラッシュ」。
ダイヤの改正で緩和されたとはいえ、平日ラッシュ時の乗車率は、現在でも軽く250%を超える。
この、すし詰め状態になる時間帯の電車をたまたま利用した3人の女性たち。
通勤に利用する、派遣社員のOL:笠屋千鶴。
通学に利用する、おとなしい女学生:三雲亜矢。
同じく、亜矢のクラスメイト:水島茉莉乃。
偶然 “痴○”の標的になってしまった彼女たち。
そして彼女たちは徐々に日常から逸脱していく……。
◆登場キャラクター
●笠屋千鶴
事務系の派遣社員として、都心にある会社に通勤するOL。かなりの巨乳。1話目のヒロイン。
周囲からは、よくセクシーだと言われることが多いが、本人はそのことをあまり快く思っていない。
性格はおっとりとしていて、同年代の女の子たちのテンションやテンポからは、
ワンテンポずれるようなところがある。半年ほど前に彼氏と別れ、現在はつき合っている男性はいない。
自分自身では、あまり性欲が強い方だとは思っていなかったが、
いつも乗る通勤電車とは違う時間帯の電車にたまたま乗った際に、すし詰めの車内で、
引き締まった男の肉体を服越しに感じるとともに「痴○なのかアクシデントなのか」
判断がつきかねる状態で性感を刺激されたことにより、女としてしばらく忘れていた官能に火がつき、
内心、そのアクシデントを再び期待して、電車に乗るようになる。
●三雲亜矢(みぐも・あや)
沿線にある、共学の学園に通う女学生。2話目のヒロイン。処女。
性格はおとなしく引っ込み思案で、思ったことを口にできないようなタイプ。
成績は優秀で、クラス委員を務めている。反面、運動は苦手で完全インドア指向のため、肌の色がとても白い。
おしゃれなども苦手で、そのため、自分の容姿にまったく自信を持つことができないでいる。
読書量はとても多く、そのため耳年増で、性的なものへの興味や好奇心はとても強いが、
男性と付き合うようなきっかけがないため、もっぱら性欲はオナニーで昇華しており、
そんな自分のことを「外見は優等生を装っている、いやらしい女の子」だと思って内心では恥じ、嫌悪している。
ある日、いつも乗るよりも早い時間に、よりラッシュのきつい電車に乗った際に偶然、
痴○されている女性(千鶴)を目撃し、激しく衝撃を受けるとともに、
下着の上にまで愛液が染み出すほどに興奮を覚えてしまったことをきっかけに
「自分も痴○されてみたい」と思うようになり、わざと混んでいる電車に乗り込んだところ、
思惑通りに痴○に遭い、しかもその痴○に、内心では嫌悪しながらも、
激しく感じさせられてしまったことをきっかけに、再びまた、
その背徳的で甘美な快感を味わうことができないかと密かに望むようになり、
痴○されやすいように、横をヒモで結ぶパンティを履いてみたりと、その行動が徐々にエスカレートしてゆく。
●水島茉莉乃(みずしま・まりの)
沿線にある、共学の学園に通う女学生。亜矢のクラスメイト。3話目のヒロイン。元気なスポーツ少女。処女。
髪の毛の色は染めている訳ではなく、紫外線にさらされて自然に色が抜けたもの。
学校では陸上部に所属している。もともとの肌は色が白いので、服を脱ぐと日焼けしているのは腕と足だけ。
走るには少々、胸が大きくなりすぎている。
性格は活発で明るく、竹を割ったようにさばさばとした性格で、友人も多い。
仲の良い友人たちと、わいわいがやがやと恋愛話に花を咲かせることはあるが、茉莉乃本人は、
今のところ気になる男性がいるわけではなく「恋に恋する」状態で、そのため、
性的なものにはほとんど関心がなく、オナニーすら未経験。
亜矢とは単なるクラスメイトで、とりたてて友人というほどの間柄ではないが、
ある日、偶然乗り合わせた電車内で、亜矢が見知らぬ中年男に痴○されているのを目撃し、
また別の日に、見知らぬセクシーな女性(千鶴)が痴○されているのを目撃し、
その女性と目が合った際に「ふっ」と嫣然とした笑みを浮かべられたことがきっかけで、
それまでほとんど意識することのなかった「痴○」という性的なものの存在を考えるようになる。
しかし、茉莉乃の性格としては、見ず知らずの人間に身体をまさぐられるなどという行為は
考えただけで身の毛がよだつ、おぞましいものにしか思えないが、
たまたま電車で寝込んでしまった際に遭遇した痴○から、生まれてはじめてのオーガズムを与えられ、
その快感が強烈に刷り込まれてしまった茉莉乃は「痴○」に興味を持ち始め、
痴○専門のネットサイトにアクセスしたりと、その内面に秘められたM性が徐々に 開花してゆくことになる。