カスタードさんのレビュー一覧

前作と合わせて視聴しました。
音声作品を百作品近く聞いた自分が、視聴して気になった点がいくつかあったのでレビューさせていただきます。

まず前提として、このシリーズは「体験型っぽい読み聞かせ型」です。
多くの音声作品は、例えば自慰を命令されて嗤われながらシコるとか、女の子に甘やかされながらパイズリしてもらうとか、そういった「体験型」である場合が殆どです。
また一方で、村のHな風習に参加した体験談や、学校で受けた恥ずかしいお仕置きの話などをインタビューのような形式で語っている作品もあり、こちらは音声を垂れ流しながら自由にシコる「読み聞かせ型」となっています。

ではこちらのシリーズはというと、一応体験型の体は取っていて、(これは前作ですが)最初こそ命令されて台詞を言わされるシーンがあるものの、以降は命令された直後にカットが入り、実行した後のシーンへ飛ぶといった形になっています。命令を実行する様をまざまざと鑑賞されたり、そこで長時間射精管理に苦しんだりといったことが少ないです。もちろんそういった箇所が100%ないというわけではありませんが、これは音声作品としてはかなり人を選ぶと思いました。

一番衝撃的だったのは、男性の声が入っている点です。NTRモノで間男の声が入っているものは僅かにあるものの、そういった場合は説明欄に何度もその旨の記載があり、注意を促しています。一方こちらの作品はその注意書きがなく、さらに男性の声も恐らく声優さんではなく作者本人?と思われる声だったので、余計に驚きました。苦手な人は多いと思います…。

他にも唯一の射精シーンで射精するのは聞き手ではなく何故か他の男だったり、貞操帯とバイブ、ディルドが出てくるので没入したければその事前準備が必要にも関わらず説明欄に記載がない等、ツッコミ所は多いです。
とはいえ声優さんの演技は最高でした。貴重なジャンルなので頑張ってほしいです。

タイトルの通りです。
ヘルモードを最後までクリアできたら、泌尿器科に行きましょう。きっとあなたは病気です。

ベリハ以下は兎も角、ヘルモードは恐らく最後までクリアできるように作られていません。ミストレスはこちらを人間扱いしてくれないどころか、完全に途中でゲームオーバーにさせるつもりで遊んできます。
加えて、例え途中で手を緩めて最後まで聴きにいこうとしても、まず間違いなく気が狂います。フィニッシュまでが遠すぎて、だんだん股間以外の感覚がなくなってきたかと思えばお預けを食らい、感覚が戻ってきたところでまた股間を責め立てられる…。地獄すらも生易しいと思えるほどです。

故に、クリア出来た方は深刻な遅漏の可能性が非常に高いです。泌尿器科へ赴き検査を受けましょう。もし結果が正常であったなら、きっと無意識のうちにあなたは自慰の手を緩めているはずです。本気で行きましょう。

ps.クリア後は足腰が言うことを聞かなくなります。暫く動けないのでそれなりの準備をしてから挑みましょう。

シリーズファンなら尚の事、そうでない方もこういった音声作品に少しでも興味があるならまず間違いなく”買い”です。

このシリーズは全て購入し全てのシーンで楽しみましたが、今回は特にズバ抜けています。コラボだからというのは勿論ですが、その内容もまさしく集大成という言葉がふさわしい作品だと感じました。

淫語がお好きな方には特にオススメだと思います。
何度も言う様ですが、買って損はないです。
素晴らしい作品でした。

冗談抜きで、一歩間違えれば刑務所送りになり兼ねないプレイを要求されます。どんなに体力と精力があっても、これを最後まで実践するには本当に人間を辞めなければならないと思います。社会的に死ぬことに興奮する、という人がもしいらっしゃいましたら、その方には是非お勧めしたい作品です。

初見ヘル完走しました。
完走した感想ですが(通過儀礼)、中盤辺りから本気で涙目になってしまい、終盤辺りでは記憶も曖昧になって感想どころの話ではなくなるレベルでした。感情の無い機械人形のご主人様に地獄の底の更に深淵まで叩き落とされ、それでもなお我慢を強いられ、やっと光が見えたと思ったら実はその深淵は深淵ではなく、さらに深い場所があって…という感じです。
本来自ら慰めるためのオナニーなのに身体も心も完全に支配され自由も容赦も一切なく、全身汗だくなのに機械人形の無感情な言葉に鳥肌が立ち寒気がして、遠ざかり続ける実験の終わりに絶望し続けることになる「ヘルエグゼキューション」。是非ご自分の心と身体で味わってみてください。