通りすがりのゲーマーさんさんのレビュー一覧

まだ攻略途中ですが、主人公自身は基本は鬼畜系では無いので、ピンチ陥ったヒロインを主人公が救出→それがきっかけで結ばれる、と言う『お約束』なシチュエーションが比較的多いのでエロシーンも当然純愛や和姦が多くなります。

が、かと言ってレイプの様なダークサイドが無いかと言えばそうでもない。『本編では主人公に助けられたけど、もし助けが来なかった(遅かった)らどうなっていたんだろう?』と言う、『もしも』もこのゲームでは用意されています。(シーンの性質上、あくまでifの域は出ませんが)

RPGとしても楽しいし、エロ重視でも文句無し。期待していた以上の作品でした

よくある寝取り・寝取られと言うのは催眠術や洗脳の様な特殊能力だったり、やむを得ず間男に体を許さないといけない状況だったり等、とにかく肉体関係から入り、その快楽に引きずられる様に心も傾いていく。そう言う流れがメジャーでしょう。

ですが、本作品の主人公は何の特殊能力も持ってない一人暮らしの男性だし、ヒロインもやむなく主人公に体を許さないといけない様な事情もありません。そんな状況でどうやって寝取るのか?答えは身体ではなくまず心から奪います。お隣さんとしてのお話から入り、やがては一緒に出掛ける様になり、と言う風に少しずつヒロインの好感度を上げて、貞操を崩してく。そうしてやっとおさわりが出来る関係になっても、まずは手を繋ぐ、頭をなでる等清いお触りから入り、ヒロインの心が完全に主人公に傾いてからやっと肉体関係を持つ、その過程を時間をかけてじっくり時間をかけて楽しむ作品であり、それがプレイヤーに一種の焦らしプレイ的な意味を持ち、初めてセックスで来た時の興奮もひとしお。旦那も仕事優先でヒロインをほったらかし気味なのもあって、寝取りと言うよりは、人妻との恋愛シュミレーションゲーと言った傾向が強い作品です。(初セックスまで自分は6,7時間はかかりました)こうした流れが好きな人にとってはお勧めできる作品と言えます。

逆に上記の流れもあって、人妻とのセックスは最初からラブラブ全開の内容なので「最初は嫌がっていたヒロインが次第に快楽におぼれていく様を楽しみたい人」や「すぐにエッチシーンを見たい人」には合わないゲームでしょう。

本作はエロのシチュエーションが「NTR・凌辱モノ」が殆どだった今までの同サークルの作品とは違い、最初は嫌々ながらエッチしていたのが、次第にイチャラブセックスになっていく「調教・恋愛モノ」となっており、竿役は主人公のみで間男やモンスター姦の類も無し。

なのでタイトルの通り、このサークルの絵やボイスは凄い股間に響くんだけど、NTRや凌辱系は好きじゃないから手出しできなかった、と言う人も安心して購入できる作品となっています。

掃除代行(有料)と言う名目で隣の人妻を呼んでセクハラ三昧、やがて寝取りセックスへ・・・と言うのが基本的なゲームの流れ。この流れの為に主人公は部屋を散らかしたり、人妻に掃除をさせる為の報酬や、アイテム購入の為にバイトをしたり、寝取り後はその映像を旦那に送りつけたり、お隣の晩酌に呼ばれた際に眠る旦那の前でセックスしたり、おおよそ寝取りの要素は網羅している。

エロはドットエロだが人妻の表情を別枠でアップにしたり、吹き出しタイプの喘ぎ声のお陰でエロさは抜群です。

欠点としてはかなりアッサリ気味な所です。ヒロインは割とあっさり堕ちていくので、前述のアイテム購入もヒロインの淫乱度が上がりやすくなる等のお助けアイテムは無くてもいいぐらい。時間をかけてじっくり墜としたいタイプのユーザーからするとちょっと味気ないかもです。

※この感想はあくまで投稿時の段階のもので6月30日に追加要素があるとの事なので、そこでまた変わるかもしれません

まず、このゲームはエロ要素を除いても面白いです。と言うより自分は気が付けばエロよりストーリーその物に嵌りました。さて、アイリスフィールドさんはこれの他に過去作2つ出しています。それぞれどれか単品でも楽しめますがこの3作は全て繋がっています。

例としてはこのサークルの処女作「浮遊都市の作り方」にてストーリーには殆ど絡まないキャラが居まして、更には男キャラと言う事もあり、早い段階で2軍落ち。このシリーズの売りであるキャラクター同士の絡みイベントも見てなかったのですが、この「素晴らしき国家の築き方」をクリア後、速攻「浮遊都市の作り方」を起動しました。

「このキャラってあいつと関係あったのか!?」「あれ、それって前作にでてきたあいつの事・・・?」と思わせるようなイベントもありましたし、ちょっとした小イベントですが前作をプレイしてるかどうかが条件のイベントもありました(どうやってそれを確認しているんだろう?)

なのでどれから入っても良いですが、他の作品もプレイする事でより深く物語りやキャラの背景を理解できる仕組みとなっております。

エロに関しては文句なしです。

が、カードゲームでの対戦要素においては八百長じみています。と言うのも相手がどのカードをチョイスするかの選択は『こちらの被害が大きい組み合わせほど発生率が高くなります』ゲーム内においてはこちら大名、相手農民と言うのが一番ダメージを喰らうパターンなのですが、相手の手札に農民が居ればこちらの大名をほぼ的確(体感的に9割以上)に狙い撃ち、しかも大名は一度引いたら手札交換で変えれないと言うルールも合さり『大名を引いた=大ダメージ喰らうの確定』と考えていいでしょう。なので装備やレベル上げ、出産を繰り返し、ステをしっかり伸ばすのが重要です。

それさえ守れば、ある程度詰む事は無いと思います

本体も含めたまとめレビューです。

自分は本編をクリアするのに40時間以上掛かりました。自分の場合、じっくりレベルをあげて装備も揃えてと腰を据えて進めて行ったのもあるのですが。そして、この時間はあくまで本編のクリアだけで、クリア後のオマケダンジョン等のやりこみ要素はまだこれから。この時点で店で売ってるゲーム並みのボリュームはあります。

エロシーンの方も凄く良く出来ていて、ゲームとしても得ろ目的としても十分満足出来る内容です。まぁ、ヒロインとの純愛系のシーンが凄く少ないとは感じたのが唯一残念な所でした(そこは好みはそれぞれですが)。

そして、1月下旬に発売予定のEXでこれと同程度の追加シナリオやら、賛否両論かもですがボイスの追加等々、このゲームはまだまだ楽しみが残ってます。恐らく全て買うとなると5千円近くするでしょうが、それだけの価値は間違いなく有ると思います