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まず最初に、自分はNTRジャンルが嫌いではあるものの快楽堕ちシチュを求めてこのゲームをプレイしました。
このゲームのエロシーンは9割以上がNTRなので「NTRは絶対にダメだ」という人にはもちろんおすすめできません。
しかしながら、このゲームの特徴として「男主人公が極端に喋らず、NTRというシチュエーションを成立させるためのほぼカカシ」という点があります。
この特徴は主人公に感情移入してダメージを受けたいNTR好きの人にはマイナスかもしれませんが、自分のような「NTRを我慢してエロを見たい」という人間にとっては有利に働きました。
上記の理由でNTRが嫌いでも「NTRれる男がかわいそうだから嫌だ」という人は、男の心理描写が無いのでギリギリ我慢できるレベルのNTRだと思います。
NTRさえ乗り越えればこのゲームの快楽堕ち描写はとても秀逸で、段階も多くじっくりとセックスを受け入れていく過程を楽しめます。
マイナス点を挙げると、同じような構成のライオウガーと比べてゲーム性がかなり落ちていることです。エロシーンを楽しむ以外のパートがかなり同じような作業になってしまっており、単純な抜きゲーに近いかなと感じました。
湿気をまとった束感のある陰毛の描写がとてもエロいです。
ディテールを描きこみすぎず、また恥部の色使いがピンクに寄らない黒ずんだオレンジ系でややリアル寄りなのもグッドでした。
一貫したストーリーは無いので実用性はやや少な目ですが「スポーティ」「黒髪」「汗」のどこかにヒットするモノがあればお値段も控えめで買って損の無いCG集だと思いました。
2021年08月15日
戦闘のあるRPG部分がかなりコンパクトなエロ中心のゲームです。
メインイベントである「呪いにより主人公がどんどんエロに染まっていく」という部分が他のエロRPGと比較にならないレベルで丁寧に描写されています。
エロRPGというよりは調教モノのノベルゲーのようなプレイ感なので、そのようなタイプのゲームが好きな人におすすめできます。
気になった点として、段階イベントを進めるためにマップの切り替えを何度も行わなければならないことがありました。ここは作業感を感じてしまったので、もう少しゲーム的な楽しさが欲しかったです。
個人的には主人公アナスタシアちゃんのクマのあるジト目がかわいらしかったです。影のある表情や恥じらう顔の魅力がより強く感じられました。
イラストレーターの人がアナルに情熱を注ぐタイプのようで、後ろプレイのイベントCGがとてもエロいです。テキストは短めかな。
装備で立ち絵が変わるのは良いのですが、装備が拾えるかはランダムなので「お気に入りの格好で冒険」というわけにはいかないのがちょっと残念でした。
ハクスクっぽいシステムですが、道中で拾える装備をあらかじめ強化できるので何度もダンジョンに潜れば最終的にはクリアできる作りでゲーム下手にはありがたかったですね。
冒険者がエッチな目に遭いながら国家的危機に立ち向かう、王道的なエロRPGです。
セクハラ、売春、露出徘徊、ショタ逆レにモンスター敗北など基本的なシチュエーションのHシーンがあり、イベントイラストも綺麗なのでとてもよくまとまっている作品と言えます。
一方で不満点として、前作もプレイしたのですがこのサークルの作風なのかエロイベントのテキストは「必要十分」といった感じでやや短めです。
テキストが長すぎるとプレイが冗長になるというのはわかるのですが、個人的にはもうすこし描写をねっとりと書き込んでいただけると嬉しいかなと感じました。
全体としては良作で万人におすすめできる作品です。
「せっかく凛々しいヒロインなのに、エロシーンは性格変わるなぁ」とか「エロオチバッドエンドはちょっと気分悪いなぁ」というタイプの人におすすめできるゲームでした。
主人公は最初から超強い女戦士であり、しかも「誰とでも寝る女」と化しても尊敬や畏敬のまなざしは失われません。
エロRPGで頻出の「あんなに強い戦士が、淫乱度を上げるとこんなに乱れるなんて」というギャップは完全にありません。
最初から最後まで強い女のセックスが好きな方はマスト買うべしです。
しっかりと段階を踏む調教堕ちエロが圧倒的ボリュームで語られ、気の強い美少女キャラがゆっくりと快楽にハマっていく「過程」がこれでもかと楽しめます。
イベント量、さらにそのひとつひとつのテキスト量は他のエロRPGを圧倒しており、描写のねちっこさも素晴らしく「セックスを始めるまで」の部分がとても楽しいです。
エロのあるキャラクターは全員が「きりっとした美少女」であまり多様性は無いので「強い女性が堕ちる」に特化している感があります。
イラストは美麗で、差分を含めて量は必要十分。どっしりとした塗りで大きなおっぱいの重量感を感じられます。またモザイクの下もかなり描きこまれているのがわかります。「下から覗き込むアングル」などややマニアックな描写も破綻なく描かれていて技術の高さを感じました。
マイナスな点として、「テキストが多い」「サブイベントが多い」が災いして始まったイベントがなかなか終わらず本筋が進まなかったりします。
またチャプターでストーリーが進行するので少し自由度が低く感じます。「プレイヤーが試行錯誤して主人公をエロく育てていく」という楽しみはやや少ないですね。
催眠シチュエーションにこだわった作品でした。ひとくちに催眠と言っても色々と種類がありますが、「昏睡」「常識変化」「感度上昇」「記憶不可能」「暗示による操作」など思いつく限りのバリエーションを網羅しています。
またサブテキストによる状況説明で主人公のステータス変化を逐一知ることができるのでよりエロく感じます。
イマイチだった点として、RPG形式の作品ですがプレイヤーの選択できる事は少なく「ゲームとしての面白さ」はほぼ無いように感じました。エロイベントを見るために何かをしなくてはいけない、という部分はほぼなく「ハイテンポRPG」という売り文句の通りではあります。
値段を考えてのボリュームとしてはしかたないのですが、前半は少しずつ催眠を深めて「だんだんエロいことに慣らしていく」という雰囲気が良かったのですが、一度セックスイベントをこなすと一気にエロイベントが大掛かりになりそのままエンディングになってしまいます。
やや消化不良感があるというか、もう少しおっかなびっくり淫乱度を上げるパートが欲しかったです。
戦闘エロがとにかくオススメなエロRPGです。個人的には虫や触手系など異形モンスターが多い点が嬉しいですが、これは好みによりけりですね。悪漢とゴブリンがいるので人型モンスターもいないわけではないですが。
ゲームの難易度は「普通にプレイすればクリアできる」なのですが、あんまりエロステータスを上げると敵のエロ攻撃につかまって突破不能になるのが悩ましいところです。序盤でエロ攻撃耐性のある装備が手に入ると嬉しかったですね。
人によって気になるかもしれない、と思ったのがイラストとテキストのノリがやや古いかなという部分でした。
15年くらい前のギャルゲーっぽいなあと感じたので、この辺の相性は体験版をプレイしてみて確かめた方がよいかと思います。