ザネリさんのレビュー一覧

説明や用意するもの、他の方のレビューなどを見て何をさせられるのか予想できるでしょうが、予想できない方は聞くべきではないんじゃないだろうかとも心配にさせられる強烈なビーンボールです。
今まで聞いたサポ音声の中でもトップクラスの衝撃と背徳感です。実行できないからこそのすごいインパクト。逆に心配になりますw
もちろん私は大好きですが。

催眠音声は多分相性があるから人によって入り方が違うんでしょうけど、過去自分の中で一番合う作品でした。
合わない作品だとただ聞いてて素通りしてしまうだけなんですが、これは本気で体中が反応しました。多分自分は声より音に弱いのかも…と思えるくらい。
声だけの催眠音声に反応できなかった方にもおすすめする価値はあるかも。

ついに第4弾です。でも設定さえ抑えておけばどの巻からでも入れる安心設計。
プレイヤーがいてPCがいてというオンラインゲーム内ならではのなかなか複雑なシチュエーションだけど、キャラ視点でプレイヤーの趣味趣向を語れてしまうのがいい。
今回の話では「好きなシチュエーションを語ろう!」というエロゲにありがちな設定の中で琴線に触れるものが出てきたりします。ゲーマーなら「あー、あるある」とにやりとできるものが。
他にもゲーム内でTRPGとかアイ●スもどきとかひたすらメタな道を歩む。鬼ごっこ中にエフェクトとか使ってみたい。
と、今回もにやにやたっぷりでした。

催眠音声の世界は技術も日進月歩のようで、どんどん新しいワザが生まれていて本当にびっくりです。
さてPNST.はもちろんPNSTを準備するところから始まりますが、それ以外にも準備しておけばいいものがあらかじめ音声冒頭の説明で流れます。そこでちゃんと準備できているかどうかをチェック。
…この段階で、この音声の独特な話し方に「ん?」となるかもしれませんが、それは気にしてもいいし、気にしなくてもいいのかも知れません。そこからもう催眠は始まってるのかもしれないしそうじゃないのかもしれませんから。

とにかくちゃんと準備を怠らない、そうすればあとの憂いを考えずに身を委ねるだけ。一度コツをつかめば簡単です。そのための準備で、あとの憂いを忘れて音声に没頭できればいいんです。心配しながら聞いてても催眠にのることはできないのかも。

余談ですが最近は男性用PNSTも売ってるんですね。あとPNSTのお洗濯は洗濯ネットを使うといいそうです。手洗いでもいいんですが。

どうしてこれを混ぜた!って具合な組み合わせ。タイトルからして「おぉっ!?」と。
隔離病棟に入院中の女の子。先天か後天かはわからないけれど、両腕欠損と声帯の機能不全。そんな彼女は入院中にもかかわらず、入力デバイスを駆使してFPS(一人称視点シューティング)っぽいアクションゲームの名人。というか廃人。
そんな彼女はゲームの向こうにいる男の子からボイスチャットに誘われるけれど、声帯が不全のため喉に当てる補助器具を通して、しかもきれいな声では話せない。
でも男の子は彼女に会いたくて、それを知った入院仲間の女の子は…?

基本4コマで話が進んでいくのでその間に何があったか、というのがちょっとわかりにくいけれど、何度か読み返して「ああ、ここがこうつながるのか」と納得…できるかどうかは読み手の問題なのかなぁ。具体的にはM先生がモニタリングしてるとことかスミレが介入するとことか。
そして同作者さんの他の作品にも出てくる介助機器の具体的な描写。実際こういう描写がある作品を他にほとんど知らないので、現在の技術はどのくらいまで進んでいるのかを改めて認識できます。インプットデバイスもさることながら、リハビリ機器なんかも細かい。興味がある方にはもちろん、縁がないやとお思いの方にも楽しめるかと。

画像SNSでサンプルを見て、気になったのでチェック。
ALSという難病は昨夏「アイスバケツチャレンジ」で話題になったものの、実際に患者さんを目の当たりにするのはなかなかに難しい。まして、彼ら彼女らがどんなふうに生活をし、何に頼っていて、どのように戦っているのか、知る機会はとても少ないはず。
このシリーズはそういった難病患者の視点を知る端緒になるんじゃないかと思います。我々が普段当たり前にできていることは彼ら彼女らにとってはどうなのか。
さて、個人的に見どころになるのは数多くの介助用具。具体的な品名や作中での用途など非常にわかりやすく、それでいてさり気なく使われているのがとてもおもしろいです。普段の生活ではあまり目にすることがないものばかり。このような機器がどれだけ生活の質を高めてくれるのか、と言うのは現場にいないとなかなかわからないものです。
そしてついに彼女は空を…それは義肢装具士さんや他の作品にも出てきた仲間のアイディアと技術で、そして…

科学や技術が進歩して、少しずつでも生きづらかった人たちが生きやすくなるといいなぁ。

Web連載漫画ついに第3巻。
表紙のアレに見えるアレは前の巻に出てきたPCですw

少年時代の甘酸っぱさを体験できるMMOなのでそれなりのイベントが多いのですが、今回の話はそんな甘酸っぱさが散りばめられています。あー、男の子ならそういう経験あるよねー。でもここはMMOなので…課金プッシュであんなことまで。

エロさはもちろん今回もゼロです。ですけど…まさかのTS…?

Web連載漫画の2巻目。前作を読んでいると設定にすんなり入れますがここから読んでも楽しいかも。

MMOで強制的にサポートキャラやらされてるネカマさんのドタバタな日常。あとがきにもあるけど元々成年向けサークルさんが出している非エロの漫画なので、まあ。
ゲーム内ならではのありがちなネタをやりすぎな感じで再現。ゲーム内なのにさむくて部屋から出たがらない女子(中身は男)とか姫様(もちろん中身は男)に貢ぐ無課金とか。あるある。
あとGMのくせに権限が微妙なお父さんとか。前回同様にやにやがいっぱいな漫画です。
表情豊かな重課金様とデフォの顔の無課金の会話とかねぇ。もうにやにやですよ。
MMO経験者にもそうでない方にも。

作者さんがWebで連載しているモノを同人誌にして更にDL版に。なんか遠回りですが、あえてこの作品であるところがなかなか。

導入でいきなり(説明にある通り)運営に捕まっちゃってサポートキャラとしてこき使われ始めるあゆりちゃんがGMのお父さんのアパートで目をさますわけですが、ゲームの設定もにやにや、そして他の初心者プレイヤーのキャラもにやにやできます。決して爆笑ではなくにやにや。
妙なところでの細かさや雑さにも、そして重課金様の存在にもにやにや。あーもう。こんちくしょう。
MMO経験者にも、そうでない方にも楽しめる作品ではないかと。
こーゆーMMOやってみたい。ぜひともHMDで。

初心者にも分かりやすく状況を逐一説明してもらいながらの自縛。本当にわかりやすいです。
あらかじめ自分を縛るロープの長さを測っておいたりすると手間取らなくていいかもしれません。また、目隠しは素早くできるものを。アイマスクでもいいですがパンストなんかで縛るといいのかもしれません。
ハサミなどの緊急脱出手段は常に注意しておきましょう。
…と、これだけいろいろ考えながらも最後まで楽しめる良い作品だと思います。意外と自縛って奥が深いんですね。

モルスト作品の中で群を抜いて安価な作品。なので「モルスト音声入門編」として気楽に購入できてしまうのが最大の魅力かも。
サンプルにある長さだとどうしても内容全体の雰囲気が掴みづらいんですよねー。このくらいの値段だとまーいいかくらいに思えてしまうので…でも内容はさすがモルスト。ハードです。
逆にこれを聞いて「この手のはちょっと…」と思ったら手を引けるし、「まだまだイケる!」と思うなら他の作品を購入してしまうのも幸せになれる方法かと。
安いからって手は抜いていない、それがこの作品のいいところ。

催眠音声でも前作の「レイプ・サウンド・ガール♪」と似た手法で、しかしさらに強力になった、要は前作が合うのであればこの作品もすんなりと入れる感じのもの。
催眠音声に懐疑的な部分が心の中で冷めた反応を示しても、なぜかこの音声は効いてしまう。そんな不思議な音の世界。
そして一度目を聴き終えた頃には、単なる「雑音のかたまり」であるサウンドドラッグにも反応できてしまう、何度でも味わえる作品。
催眠音声は向き不向きがあると思うのですべての人がしすんなり入れるとは言いませんが、他の音声がいまいち合わないなーって方はお試しあれ。ただし引き返すのは難しいかも。

惜しむらくはこの作品、かなり長い。1回目でも1時間半、音声ドラッグも約30分。ちょっと気軽に、というにはちょっと重いし、入り込んだ時の体力の消耗なんかもかなりキます。用法用量をよく守ったうえでお聞きになられると良いかと。
長い分じっくりと催眠状態に入れますし、多少理性が邪魔しても繰り返される不思議な音になすすべもなくなりますよ?