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『宮廷画家マリーゼの憂鬱』に続く、DL販売専用ソフトであるミニCGノベルの第二弾として、『憂鬱』のシリーズ化も果たしたと言える本作は、
『LOD-Episode6-』の主要サブキャラであった、エルフヘルム女王の妹にして姫騎士であるフェリアーナにとフォーカスして、彼女の視点から『LOD-Episode6-』および『DeepMuseum』にて描かれたエルフ族の終焉の顛末を描き出す~と言う格好でもって、
『LOD-Episode6-』ではストーリー展開的にどうしても直接には描かれなかったり、描写が少なくなってしまっていた背景的な部分も補完しながら、改めてキャラクターの魅力を存分に味わわせてくれています。
『マリーゼ』に続く『憂鬱』シリーズらしく、ミニCGノベルと言っても『LOD6』と同じキャストによる相変わらずの魅力的なキャラボイス付きで、
気は優しくも三聖女の一角でもあるエルフの王族であり、かつ筆頭騎士でもある自身を誇りとしていたフェリアーナが異形達の力の前にと敗れ、徹底的に堕とされて行く様を存分に堪能出来ると言う意味でも、実に素晴らしい補完的派生作品だと言えるでしょう♪
基本的には上記の派生元作品の補完的な一作にと位置付けられるのでしょうが、価格面でも優しい(笑)本作から仮にまず手を付けられたとしても、充分に堪能出来るだけのクオリティになっていますし、
逆にそこから『LOD6』などの大河作品『LOD』の世界の断片を各々描き出す先行の諸作品もきっと気になって行かれる筈と思いますので、小山電脳技研の作品の魅力に触れる最初のお試しとしても、ぜひぜひ手を出してみて頂きたい作品です!
小山電脳技研では久しぶりの二次創作ものとなった本作は、『奴隷王妃ソフィア』に続く、ビジュアルノベル版の同梱作品の第二弾でもあります。
CGノベルとしてのお手軽さと、ビジュアルノベルで声優さんの熱演によるエロエロな音声でも楽しむ事が出来ると言う、一粒で二度美味しいメリットはそのままに、
本作の場合は、こちらも久しぶりの、一人だけのヒロインが徹底的に責め堕とされる~と言う構成にとなっている分だけ、ビジュアルノベル版においてはゲーム作品であるかの様な複数の差分絵が用意されており、テキストの進行に合わせてのより細かい差分変化でも魅せてくれるので、声の艶技とシンクロしての興奮度も大いに掻き立てられます!
シチュエーション的にも、「くっ、殺せ!」から始まって、種付けプレスに、「ママ助けて!」→「お前がママになるんだよ!」と言う、まさにテンプレ的にお約束の展開(笑)ですけれども、
魅力的な画と声優さんの熱の籠もった艶技でもって見せられる事で、改めてそんなコテコテさの持っている魅力と言うものを、抜群の説得力で再認識させられた気分になれました♪
また、小山電脳技研作品では初の試みとなる断面図や、種付けプレスと言った構図のエロさはそのままに、ヒロインの泣き顔も合わせて描写する事で、中に注ぎ込まれる量の増大に従ってその表情が変化して行く様など、特にビジュアルノベル版は作者様の力の入り具合と、良い意味でのこだわりが感じられて、その点でも満足度が高いと思います。
ファンタジー世界の住人であるオークたち亜人種が、その行動原理はそのままに、現代世界でスマホやネットを平然と使いこなしてもいると言う、どこかおかしみを誘うシュールさも含めて、超お勧めの力作です!
大河ファンタジー凌辱シリーズ「the Legend of the Deep」最新作の本作は、
これまでシリーズ各作品では見られなかった、物語の舞台となる時代の遥か後世の人物により発掘と収蔵をされている、当時の深淵の記録を閲覧すると言う体裁を取っており、
異時代のストーリーテラーの立ち位置にいるが故にある意味当然ですが、「作品としての主役格のキャラ」が一切エッチな目に遭わないと言う点でも初の試みながら(笑)、
『ImmoralEmpire』から『LOD6』までのLODシリーズ各作品で重ねられて来た、ソフト版に付属の特典画像をフルカラーで彩色し、新規にノベルも書き起こして、元の各作品本編の補完・追加ストーリーをそれぞれ楽しむ事が出来ると言う、
これまでの各作品毎にその背景となるシリーズ全体の時系列的中枠たる[Episode:○]の枠内に準拠した時期の情景と言う形ではなしに、時系列横断的に各作品の補完や後日談的なストーリーを展開させる、こちらも今作が初となる試みがされています。
更に『DeepGoddess』の後日談として、同作のメインヒロインを担った女神ユーリアへの更なる凌辱を、こちらは完全な新規描き下ろしで収録されていると言うのも、
『収監神楽』でその存在自体は言及されてはいた、ヒロイン神楽の母親である魅矢火女王も今回正式にLODに参戦というのと合わせて、大変に嬉しい魅力です。
そういった各[Episode:○]を横断する形でそれぞれ補完・拡張もさせながら、
後世から当時を俯瞰する格好を手法に用いる事で、多くのこれまで謎とされて来ていた背景的な要素の多くを一気に明らかにすると言う、
いわばミッシングリンクを繋ぐ位置付けにもなっている重要作だと言えます。
ネタばれ注意!でもありますが(笑)
LODシリーズのファンの方ならば、絶対に購入しておくべき超お勧めの一作です♪
大河ファンタジー凌辱シリーズ「the Legend of the Deep」待望の最新作は、
「the Legend of the Deep -Episode8-」および「ImmoralEmpire」の補完的ストーリーを楽しめるCGノベルで、併せてプレイしていればより楽しめる事でしょうが、本作からでも全く問題はありません。
教皇プレメキアと、今回初登場の残り二人の枢機卿エカテリーナとリディア。この最高位の聖職者三人がクローズアップされる格好で新たに描き直される、プレメキアの凌辱に始まる異形たちの欲望の坩堝にと呑み込まれゆく聖都の落日が展開します。
過去作においても描かれていた教皇プレメキアの破瓜ですが、今作では当のプレメキア自身の眼前でその結果に伴う惨状が展開され、枢機卿の一人の敗北と破瓜もその結果として連続的に描かれる事で、過去作以上にその悲惨な破滅の情景が濃厚な触手凌辱エロスとして描かれます。
もう一人の枢機卿の凌辱も、その秘めたる性癖を利用して責め立てると言う新たなシチュエーションであると同時に、世界観設定の新たな情報出しにもなっている辺りは長く続いたシリーズものならではのお楽しみ要素だとも言えるでしょう。
ラストには「FillerReport」にて登場した枢機卿も含めて全四名の枢機卿が勢ぞろいして教皇と共に並んで犯されまくってくれると言う、エルクの聖女が好きな人には特に堪らない一作となっています。
成熟した処女である高位な聖女達の、信仰や立場への誇りの拠り所を様々な恥辱責めで踏みにじりながら隷属させて行く一連の流れは、やはり貫禄の小山電脳技研作品だと思います。