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2020年09月01日
世界観やキャラクター、エロパートなどなど、基礎部分は「そういう世界か」とすんなり理解できる作りになっています。
絵柄やコンセプトに惹かれたなら買って間違いは無い逸品です。
が、特殊なシステムなどはあまり無いシンプルな構成のRPGではあるものの、
ゲーム部分のバランスがいかんせん荒すぎるのでプレイには相応の時間と覚悟が必要となります。
戦闘の難易度が低いとはいえ、街やダンジョン問わずほぼ全てのマップが非常に入り組んだ迷いやすい構造になっており、
そんな中、同じ場所を往復したりたらい回しにされるイベントも多く、
どこへ行けばいいのかわからない、目的地はわかっているのに辿り着けない、
必要なイベントがどこで発生するのかわからない、といった事態が頻繁に起こる上、
ランダムエンカウント方式で出現する敵のエンカウント率が非常に高いのでゲームパートが兎に角苦行になりかねません。
イベント選択肢でバッドエンド直行&セーブデータロードという場面も突然存在するので
細かな不具合も相まって取り返しがつかなくなることも。
アップデートで非の打ち所の無い良作と成り得る今後に期待したい作品です。
(配信時初期バージョンでのレビューです)
全体的にテンションの高いおバカなノリが楽しいストーリーと
各コレクション要素と言った細かな作りこみが嬉しい良作だと思います。
難易度もそれほど高くなく、クリアやCGの収集だけなら気軽に遊べるかと思いますが
コンプリートしようとするとそれなりのプレイ時間を要する十分なボリュームがあります。
また、こういったゲームのザコキャラ戦は作業になりがちで、
エロ目的で買う方々には度々鬱陶しがれることもありますが、
作り手の世代を感じさせるレトロな作品のパロディが多数登場するので
通常パートでも思わず笑わされてしまう方も多いのでは。