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アダルトゲーで活躍していた作曲家では1~2を争うほど有名な方ではないでしょうか。
少し前には某ブラゲの同人アレンジを出したり、とある有名シリーズ家庭ゲームで終盤ボス戦を担当されたりもしてました。
プロの方です。
他のレビューにもありますが、内容は実質3曲+ジングルが2つ。
『マップ画面』は酒場や夜の町・イベントに合いそうです。ゆったりとしたピアノの音色が静かに踊りまわっています。
『通常戦闘』は通常戦闘には多分向きません(笑)最初からクライマックスのボス戦です。
曲が長くて100秒でループするので、中ボス戦や重要イベントの雑魚戦向きでしょうか。ラスボスや鎬を削るような長期ボス戦には不向きかも。
『凡庸イベント』はタイトルの通り。RPGだけではなくADVゲームとかの日常会話とかにも合いそう。
(実質)総時間は6分程度。聴きごたえ自体はあるにしても、やはり短いです。
それに4000円が高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれでしょうが、はっきり安いです。買い叩きのレベルです。
たしかに、配布フリーの音楽素材でも優良なものは本当にたくさんありますが、
このネームバリューで6分の曲を1000円とかで出してしまうと、やはり安請け合いが過ぎると思います。
手が出しやすくなると、曲を使う作品が氾濫してありがたみもなくなってしまうかもしれませんしね。
同人作品扱いにはなりますが、生粋のプロの作曲家が誰でも手に取りやすいようにと、
こういう形で素材を販売していることは滅多にありません。とても貴重な機会です。
用途が聴いて楽しむだけなら二の足を踏むかもしれませんが、BGM素材としてなんらかの用途で使いたい場合は、是非ともお勧めします。
欲張りになりますが、途中から一気に熱くなるような通常戦BGM、2~3分以上はあるラスボス系の曲も聴いてみたかったですね。シリーズ作品っぽいので今後に期待
2021年11月23日
前作の出来栄えからの期待感。四年越しという長い時間をかけての完成。オリジナルBGMの発注などの意気込み等々で、異様なまでにハードルを上げ続けてきた作者さん。
個人的には「飛べるの?これ…」という感じで発売日を待っていたのですが、結果として「走り高跳びなのに棒高跳びの棒使ってる…ッ!?」という感想がぱっと浮かびました。余裕の跳躍。
それくらい、とんでもなくすごい作品です。
ただ前作未プレイの方への注意点として挙げておくと、このゲーム、サンプル画像や紹介動画からは想像付きにくいですが、RPG作品としてのやり応えや難易度が高めです。
プレイ時間は自分の場合、ゲームモード一周目で24時間以上。難易度ノーマルが通常RPG(商用orアダルト作品問わず)のハードモード手前くらいで「ストーリーを早く進めたいのに攻略に時間が掛かる」といった状況になるかもしれません。相当、RPGの腕に自信がない限りイージーで遊ぶことをオススメします。エロいだけならまだしも、このストーリーは是非とも中だるみなく読んでほしい。
また一応、前作をやらずとも楽しめるようにはなっているのですが、中盤から終盤にかけての怒涛の展開を思うと、やはり前作プレイ済みの方が圧倒的に楽しめると思います。時間に余裕があれば先にそちらをプレイしてみては。
2016年04月08日
サンプルを聴いて一曲でも「これだ!」と思えば気軽に購入できるような、曲数とお手ごろ良心価格。
まず、これだけでも中々の強みです。
自分が「これだ!」と思ったのは『3.風の唄』と『6.角灯を灯して』と『8.水の舞踏』の三作でした。
特に、風の唄は聴いただけでカートに入れたくなるほどで、購入してフルで聴いてますが、何度もリピートができます。
おおよそ25分と値段に対しての総時間も中々なもの。(実はボーナストラック的なものが一曲あるので実質総時間は30分ほどです)
それぞれの曲の品質は良好で、素材としても利用できるというのだから文句のつけようがありません。
音楽形式もMP3、WAV、OGGの3種類用意されており便利です。
二度目になりますが、サンプルを聴いて一曲でも「これだ!」と思えば買いで間違いはないと思います。
どうぞ、お手軽にRPGの世界をお楽しみください。
5年前に発売され、中古価格が一万に到達してしまった作品です。
私は五年前金欠で手が出せず、そのまま生産終了してしまったので、
今回のDL版は本当にうれしいです。感無量!
物語は二人の魔法少女を辺境の塔で育てるお話です。
その育成要素がオリジナリティ溢れるもので、サイコロを振って魔力を貯めて授業を進めるという方式。
魔力が貯まるとそれに応じた魔法を覚えられ、イベントに進み、
習得した魔法は授業中に使うことで様々な効果をもたらします。
イベントはとても面白くかわいらしく、魔法エフェクトや魔法カードの絵柄は美しいです。
システム回りやマップ関連もとても手が込んでいて見ていて飽きません。
まあ、このメーカーさんではいつものことですが、
今回は育成ゲームということで、いつもより輪をかけています。
BGMもサントラが欲しくなるほどに秀逸です。
(こちらは昔に手に入れられて本当によかったです)
キャラも個性的(特に周りの大人)で、大抵のキャラにみなさん好感が持てるのではないでしょうか。
私は、やたらスカートをたくしあげてくるエルフが好きすぎて困ります。
あと逆さにぶら下がってくる斬新な立ち絵の妖精さん。
イラストレーターさんのご趣味でペッタンコばかりかと思えば、ちゃんとしたおっぱいさんも多いです。
最近では見慣れてますが、昔はもっと偏ってましたからね(笑)
とりあえず、公式サイトの体験版をやってみて面白いと感じたら購入てみてはいかがでしょう。
私はアダルトゲーム史に残っていいと思えるほど大好きですよ!
2013年07月18日
こういう、特定のヒロインといちゃいちゃ話を進めるモノには当たり前だとは思うのですが、
ヒロインの性格とCVのどちらかが受け付けない場合、とたんに楽しめなくなってしまうので、
そのあたりは、体験版などで調査すべきかもしれません。
まあ、私はイラストレーターの絵目的で買ったので、あまり関係ありませんでしたが。
絵とかシステムとかが相変わらず申し分ないです。
特に、最初の綺麗な花畑で無駄にくりくりカメラを回せるのは本当に楽しかった。
巷で言われ尽くされたことですが、これで3000円は安いですよね。
元が安いんですから、中古なんて買うくらいなら、制作スタッフに感謝の意をこめて新品で買いましょう。
DL版ならポイントもつきますしもっと安いですよ。
優良な癒し系フリーBGMを提供してくださっているあまつぶさんの販売作品です。
このサークルさんの作品(とフリーBGM)にはかなりお世話になっており、他の作品にもレビューをしたくはあるのですが、
あまり節操なしに書いて回るのもいろいろと問題なので、とりあえず、一番コスパの優れたこの作品にレビュー。
まず、言うことは「すばらしい」ということです。
このサークルさんの曲は当たりばかりでハズレがありません。
フリーBGMの時点でかなり秀逸な出来ですので、それを『商品』として出すと、やはりこれほどのものになって然りなんでしょうね。
ジャンルは癒しということで、本当にほんわかとした耳ざわりのよい曲ばかりに仕上がってます。
これが一曲あたり30円は破格過ぎる気も(過去作の集大成ということでこの値段なんでしょうが)
でも、別に商品価格1000円とかでも私なら財布から捨てるように出せましたよ?
レビュータイトルにもあるとおり、今作は小粒というには謙虚で大粒というと大仰な感じの作品です。
まあ、ジャンル的に大粒(名曲を通り越して神曲かそれに近い曲)と言い表すのは難しいので、
実質、個人的には最上級の褒め言葉のつもりです。
でも、こういうヒーリングな曲は、決して印象深すぎない、そんな洗練された何気なさに意味があるのだと思います。
神曲の扱いをしてしまうと、曲を意識しすぎてしまって逆に疲れちゃいますよね。
あくまで、流れるように曲に耳を傾け、いつの間にか時間がすぎちゃってたよ、みたいな聞き方をするのがベストかと思います。
何百回と味わえる安らぎの一時を、こんな低価格はうれしい限り。
HPで公開されている曲も必聴ものですので、参考ついでに合わせていかがでしょう。
mozellさんはとても良質なフリーBGMを作っていらっしゃる方で、前々から音楽素材をご愛聴させていただいてましたが、この度CD発売ということでもちろんGETです。
内容はRPGで使われるようなファンタジック系BGM。
トラック数が多いだけにフィールド、ダンジョン、バトル、ADVパートと大体のカバーはできていますが、
やはり、レビュータイトルにもありますとおり、特筆すべきは旅立ちたくなるケルトチックな曲ではないでしょうか。
優しい風が吹く広大な草原、緑生い茂る黎明な山林、藁葺き屋根のある穏やかな山村、清らかな泉湧き出る緑森、水晶に覆われた冒険意欲のそそる洞窟etc……
そういった情景がこれ一枚で次々と湧き出てきます。あくまで個人的なアレですが。
ともあれ、ゲームミュージック大好きな人は買いの一択かと思います。ゲーム利用OKということでフリゲー製作者にも垂涎にうれしい一品ではないでしょうか。
私のレビューで少しでも購入意欲が出た方は製作者様のHPへどうぞ。収録曲のいくつかはフリーでフル配信されてますし(若干の差異はあるかも)聞けば納得できるかと思います。とりあえず、作品紹介ページは見ておくべきです。とっても面白いですよ(笑)
私は去年のクリスマスくらいにこのCDの存在を知りましたが、残念ながら商品はすでに完売しておりDLでしか手に入れられませんでした。あれほど洗練された現品を手にいれられなかったことは本当に残念。
でも、そのおかげでこうやってレビューを書いて皆さんにこの作品の良さを伝えられるのであれば、それはそれで買い遅れた甲斐はあったかなと思います。
さあ、みなさんも一緒に旅立ってみませんか?
2012年03月25日
今回、初めてこの手のゲームを購入してみましたが、予想以上によいものだったかと思います。
もともと、あおじるさんの絵に興味があり、機会があれば一作品くらい手を出してみようかな
と思ってましたので、DLサイトさんのとあるキャンペーンに乗っかる形でこの度購入させてもらいました。
絵自体はもちろん上手いですしキャラデザにしても私の好み的中。触手や蟲といった人外の絵も
気持ち悪いだけでなく、そこはかとなく美徳感が漂う造形や塗りになってます。個人的には
見ててかなり楽しいです。見惚れますね、というと私は変態扱いされるのでしょうか。
でも、ほんとにきれいです。
BGMも何気に良好。キャラの掛け合いだって辱ゲーとは思えないほどにほのぼのしてて面白い。
まあ、ゲームの性質上、そういったほのぼのパートは他のゲームと比べて大分ボリュームないですが……。
ただ一つマイナスをつけさせてもらうなら、このゲーム、システム面が悪いかもしれません。
昔の作品ならともかく、昨今のゲームでこの出来はいかに。最低限のものを揃えてるだけ、といった感じ。
そういう方面を研鑽し尽くしたゲームならともかく、ここまでシンプル過ぎると、
少し見栄えをよくしたり使い勝手をよくしたり、そういったものの向上に
さほど労力は要らないんじゃないでしょうか。もうちょっと頑張って欲しかったです。
「あくまでメインは実用性」的なゲームなんでしょうし良作ですし、贅沢な悩みかもしれませんが。
ともかく、作品自体はかなり高水準なのではないでしょうか。
値段もフルプライスでなく5000円札一枚で事足ります。まあまあお手ごろ。
言うまでもなく、異種姦であったり猟奇的なものに耐性のない人には手の出せない作品です。
そこのところは注意して、まあ、興味のある人は体験版からでも始めたらどうでしょうかー。
2012年02月12日
前々から興味あった作品ですので、DLサイトの某キャンペーンに乗っかる形でこの度、
「その花びらに〜」シリーズ三作品を購入させてもらいました。
プレイするのはこれで四作品目となりますが、
やはりアニメになっちゃうくらいのことはあるでしょうか。
キャラにしてもそのボイスにしても何にしても、
シリーズの中では一番かと思います。
ビジュアルだの性格だのは個人的にぶっちぎりですかね。
まあ、プレイしてない作品の方が多い人間が言える評価ではないかもしれませんが…
今より四年程前の作品となりますが、
やはり商業でも活躍されている絵師さんとだけあってイラスト上手すぎです。
同人ゲームとしてのつたなさというのがあまり感じられない、
価格控えめな良ゲーと言えるのではないでしょうか。
2012年02月12日
タイトルの通りボリュームはすごいです。
もちろんクオリティ面も充実。
特に「メイドと〜」と「亡き王女〜」のアレンジが秀逸かと。
特に最後のTr.は和ませられます。亡き王女ってあんなに和める曲だったのか(笑)
ただし、やはりそこらへんはジャンルゆえか。
某ゲームでのBGMをイメージしているため、やはり内容はゲームBGMであり、
こてこてのクールなロックを所望する方には少しもの足りなく感じるかも。
まあ、その分、耳触りは軽いものなので長時間でも流し聞きしやすくなってると思います。
大ボリュームの良アレンジ集。作業用のBGMとしてどうでしょうか。