うんたーぜさんのレビュー一覧

低価格作品ですが、外伝のメインヒロインのラピスラズリだけでなく、本編のヒロインのエンジェライト、そしてクロスオーバー元の「触装天使セリカ」のセリカが登場するため、しっかりとクロスオーバー作品になっていました。
セリカ単独のシーンがないのは残念でしたが、陵辱役として活躍するだけでなく3人同時に犯されるシーンもあるので、クロスオーバー元もプレイしていると更に楽しめる内容でした。

今作にもしっかりとゲームパートは搭載されており、じわじわと追い詰められるヒロインを堪能することができました。
新たに追加された「寄生」のバッドステータスも、セリカのコスチュームである触手スーツのオマージュ(?)なので、クロスオーバーらしい追加要素でした。
焦らしプレイがあるのも個人的には嬉しい点で、巨大なヤスデに拘束された状態でクズ市民に焦らし攻めされるシーンは特に良かったです。

過去のマイスターシリーズはシナリオが分岐しているため、メインストーリーが若干弱めだったのですが、本作では基本的に一本道(+ビターエンド)のため、メインストーリー及びメインヒロインのフィアの掘り下げが非常にしっかりしていました。
そのため、物語の規模がどんどん大きくなっていく中盤以降はグイグイと引き込まれる内容でした。
ゲームパートの方は過去作と同様に、やりこみ要素の多い戦術シミュレーションで、本編だけでは物足りない人にはアペンドディスクも別売りされているので長く遊べるゲームだと思います。
過去作と比べた場合、本作は装備品も基本的には自分で素材を集めて製作する(最強装備含む)ので、素材収集要素が過去作よりも重要となっており、単純にお金を貯めれば強い武器が手に入るわけではないのも良かったです。

あくまでも普通に仲の良かった兄妹が、風邪を引いた兄(聴き手)の看病で急接近という展開ですが、”普通の看病”のシーンは殆ど無く、妹が作った栄養ドリンクのせいでムラムラしてしまった兄のモノをフェラチオしてくれるという流れとなっています。
その後は添い寝での寝かしつけ、風邪が治った翌日の耳かきと癒し重視の内容となっています。

妹との関係がふとしたキッカケで変わるという展開や、エッチの時の辿々しい感じが特に良かったです。

大体の内容はいつも通りのささやき庵で、耳へのリラクゼーションやエッチなサービス、耳舐めがメインとなっております。
今作の夢姫の凛音さんは年上のお姉さんなので、エッチなサービスの時も優しく、それでいて誘惑するように主導してくれるのが良かったです。
距離感も店員さんというよりも近所のお姉さんみたいな雰囲気だったので、とても癒される作品でした。

前作は三人の妻+メイド一人でしたが、今作では妻が一人増えて四人+メイド一人となっております。
「夕凪の詩」はメイドの凪さんに焦点が当たったパートなので、前作で凪さんが好きだった人には嬉しい内容でした。
本編の方は四人の妻から温泉旅館で癒してもらえるのですが、妻達の掛け合いも聴くことができるので、一夫多妻感を味わうことがでしました。
良くも悪くも四人から同時に何かをしてもらうというシーンは無く、ヘッドスパや耳かきなどの癒しトラックでは二人までしか登場しないので、混乱することなく癒しを堪能することができました。
本編だけでも2時間ほどあるのでボリュームに対する不満は無いのですが、やはり四人もヒロインが登場するため、一人一人に割かれている時間が少ないのは残念に感じてしまいました。

タイトルの「七色の薔薇」という部分を見て思ったのですが、まだヒロインが五人しか登場していないので、次回作以降で更に妻が増えるのでしょうか。
五人でも凄いハーレム感なのに、更に二人増えるとしたら凄いことになりそうで、次回作が楽しみです。

ダークエルフという西洋ファンタジーと、忍者という和風ファンタジー(?)が融合したヒロインの雪夜さんは魅力的で、”主に仕える”という古風な価値観が良かったです。
雪夜さんを助けた聴き手に対しても最初は中々心を開いてくれず、あくまでも「主」として接してくるのですが、徐々に自分というものを出すようになっていくので、雪夜さんとの距離が狭まっていくのを実感できました。
全部で5時間超のボリュームのためにドラマパートだけでも十分なボリュームがあり、性急な感じがしないのも良かったです。
メインの耳への癒しの方も素晴らしく、耳かきだけでなく、耳への按摩や濡れタオルでの耳洗浄、耳舐めなどがあり、雪夜さんの喋り方と相まって癒される内容でした。

タイトルの通り、耳への癒しをメインに扱った音声作品ですが、約5時間というとんでもないボリュームの本作では、マンネリにならないように色々なシチュエーションや効果音が用意されています。
「母屋編(約40分)」では複数の綿棒や耳かきを使った様々な効果音が楽しめる耳かきを、「河山荘編(約15分)」では自然の音を楽しみながらの癒しが楽しめます。
そして、「離れ編(それぞれ40～50分)」では4人の店員さんそれぞれの耳かき&耳舐めを楽しむことができ、「二人同時サービス編(各ペア15分前後)」では店員さん同士の会話を楽しみながら、左右同時の耳かきを堪能できます。
圧倒的なボリュームに4人の店員さんと、とにかく耳への癒しが詰まった作品なので、耳かき音声作品が好きな人はマストな作品でした。

実際に自然の音を収録したというだけあって、環境音が素晴らしかったです。
ヒロインのエルフ少女は人間や人間の文化について何も知らないので、自然と調和したエルフらしい純粋さと、人間に対する好奇心旺盛さを併せ持ったキャラクターでした。
環境音とエルフ少女の性格、声との相性も素晴らしく、自然の音に囲まれている状態で、彼女の声を聴いていると癒やされました。
耳かき(+耳舐め)がメインの作品ですが、エルフ少女は耳かきという行為そのものを知らないというのが面白く、初々しく、そして楽しそうに耳かきをするのも良かったです。

全部で20分程の短めの音声作品ですが、内容紹介でも書いてある通り、リラックスの誘導から始まって、首舐めや耳舐め、キス、手コキにフェラと非常に密度の高い作品でした。
ヒロインのりんちゃんは援交大好き少女と紹介されていますが、援交大好きな割には男性の前で緊張したりと可愛らしい部分も多かったです。
しかし、男性(聴き手)が緊張しているとわかると、優しくリードしてくれるので、性的な行為に慣れているとも感じました。
りんちゃんと男性の馴れ初めなどが入っていると、もっと彼女のことがわかって良かったと感じましたが、低価格の作品なので、その辺りは仕方がないのでしょう。
前編とタイトルにあるように本番行為は後編を待たないといけないのですが、きちんと抜きポイントも用意されており、買いやすい価格なので広くオススメできる作品だと思います。

田舎の静かなんだけど、静かではない夏を満喫できる内容でした。
現実で耳にすると暑苦しいだけのセミの声も、音声作品の中でなら夏の情緒として楽しむことができました。
夏の定番の打ち上げ花火を満喫するトラックは店員さんが3人も登場するので、賑やかで良かったです。
また、聴き手は常連という設定なので店員さんの態度も砕けたモノで、その距離感が心地よかったです。

散髪トラックは過去にもありましたが、本作は夏らしく炭酸ヘッドスパをしてもらえるのが夏らしくて面白かったです。
桃色CODEさん定番の耳かきトラックもバッチリ用意されており、甘噛み(耳舐め)パートが少なかったのは残念でしたが、店員さんとまったり会話しながら耳かきしてもらうのは、お休み用の耳かきとして相応しい内容でした。