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エッチなテーマパークのアトラクションという設定が面白いですね。
最初はある目的のために「我慢する」という行為を行ってたのが、次第に我慢する事自体が目的になって…というストーリーが良く出来ていて、主人公が堕ちていく過程が楽しめます。
タイトルからしてバッドエンド確定(笑)なのですが、キツい罵倒や主人公が死ぬような展開はないので万人向けと言えます。
エロに関しては肉体的な接触がほぼ無いので、フェラ音やアヘ声を延々と流すタイプの作品ではありません。ただその分、天使のセリフが多くお話がちゃんと進展するので個人的には良かったです。
天使がオナ見せで喘ぐシーンもあるのですが、どちらかと言うと語りかけの方が多く「愛液を指ですくって舐めさせる」とか「アソコの匂いを嗅がせる」といったフェチなシチュエーション(および天使による状況説明)で興奮できる人ならより楽しめるのではないかと。
そして状況説明している内に天使自身も息が荒くなって…この辺りは声優さんの演技が光っています。
前述の通り直接的なエロではないのですが、状況を想像できる人にとってはかなりエロいと思います。
【ご注意】
こちらの商品説明ページに上がっているイラスト数点(製品にも大サイズの物が
同梱)の中に若干、ネタバレ要素を含む物があるので注意して下さい。
ハニトラのお話なのでちょっと考えればすぐ判るレベルですが、ネタバレ嫌いの
方は聴き終わるまで見ない方が良いかもです。
前作は未視聴ですが、2人いるキャラの1人が主人公と顔なじみというのが面白いですね。
お陰でプレイ開始前の会話が適度にあって、キャラの性格付けなんかも理解できて感情移入できます。
ロリ声でフレンドリーなキャラなので、絶頂直前のエロさとのギャップが大変良かったです。
もう1人はお嬢様言葉の新人ソープ嬢。
登場シーンを聴いた時は「変キャラ」を狙いすぎてエロさが削がれるんじゃないかと心配しましたが、本編ではちゃんとエロ可愛い声を聴かせてくれます。
「わたくしの○○で気持ち良くなって下さいまし」という感じの口調で、キャラの差別化が上手く出来ているため長丁場でも飽きずに最期まで楽しめました。
個人的な趣味ですがキスシーンを長めに取っているのと、2人とも本番アリで絶頂前の中出しおねだりが入ってたのがナイスでした。
催眠音声、特に男性スクリプターさんの作品では「ドSのお姉さんに罵倒されたり虐められる」という作品が多くて正直あまり得意ではないのですが、本作品では意外にもそうではありません。
確かに冒頭で「キミを射畜奴隷にする」と宣言してはいますが、同時に「射畜奴隷になれば一生気持ち良く過ごせて、全て面倒を見てあげる」という代償もちゃんと提示してくれます。
また「壊れても後でちゃんと直してあげる」というセリフがありますが、他サークルさんのサキュバス物でそんな親切なセリフは聴いたことがありません。これは本作品を語る上で外せない美点だと思います。
このように終始視聴者が受け入れやすい言葉で話を進めてくれるので、安心して身を任せられます。
『1』の冒頭で軽く体を動かす準備運動がありますが、基本的にはぼーっと二人の言葉を聞いているだけで催眠状態に入って気持ち良くなれますし、ファイルが細分化されているのでアダルトパートを端折って催眠パートだけを楽しむ事も出来ます。
サンプルを聴けば判る通り、一般的な「双子物」と違ってサキュバス二人のキャラが立っているのでボイスドラマ的にも面白く、催眠にもバッチリかかれます。
スクリプトが素晴らしいだけでなく性格の違う二人のサキュバスを演じ分けた声優さんの技術も相当なものではないかと。
パケ絵のイメージでキツく責められるんじゃないかと敬遠している人がいるかも知れませんが、同サークルさんの『妹催眠』同様、属性を問わずどなたにもお勧めできると思います。
2017年05月09日
本作品では主人公はドMの変態で、お姉さんも最初から主人公を快楽奴隷にすると明言しています。
よくある「序盤は友好的だけどアダルトパートではドSに豹変」という展開ではないのでキャラにブレが無く、違和感や唐突感が無く聴けるのが良いですね。
催眠誘導も過去作品同様、丁寧で取り組みやすいと思います。
特に手足の脱力と機械に拘束されて動かない感覚を上手くリンクしているあたりが良かったです。
アダルトパートについては音モノなので、ある程度の慣れが必要と思います。
アダルトパートは約49分の長丁場ですが、14分から音責めが始まって39分ぐらいまで続きます。
その後いったん音は止み、焦らしや奴隷宣言の後で4分ほどの最終絶頂を迎えます。
自分は音モノは不慣れなため「催眠にかかってるから体が反応するけど、電気を流されたような感じで気持ち良いという感覚ではない」という感じでした。
このため自己責任でアダルトパートを39分の所でカットし、ある程度慣れるまではショートバージョンとして聴いています。
(それでも疲労困憊するので体調の良い時でないと聴けませんが)
次回以降でこういうのを作られる際には、感度上昇からセルフパートに移行できるようファイルを細分化していただけると、もっととっつき易いのではないかと思います。
いろいろ書きましたが、他の方がレビューされているように慣れた方ならガッツリ楽しめると思います。
2017年04月18日
2017年04月17日
小粋さんの朗読集です。
文豪作品の朗読物は市販のCDでも見かけるんですが、どうしても知名度の高い話ばかりになってしまいます。
その点、本作品には14本もの短編が収録されており、痒い所に手が届く内容になってます。
収録時間4時間の大作ながら各話は短いので、短時間でサクッと聴けるのが良いですね。
音質などに若干のバラつきがあるとの事ですが、個々の話が独立しているので自分は気になりませんでした。
小粋さんといえば物憂げなハスキーボイスのファンも多いと思いますが、普段出演されているボイスドラマでは女性キャラクターを演じているのに対し、本作品は物語の朗読。
なので感情の込め方や登場人物の演じ方が普段と違っており、演技力の幅広さが感じられます。
文豪作品といっても堅苦しい物ではないので、小粋さんのファンだけでなく多くの人に聞いて欲しい作品です。
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2017年03月21日
バイノーラル録音の特性を活かし、声の位置が頻繁に変わります。
右側から声が聞こえていたのが急に反対側から話しかけられたりするとビクッとしますが、そんな「心のスキ」を突いて暗示を入れられるタイプなので従来の作品には無い面白い感覚が味わえます。
ただ性感アップまでは割とフレンドリーな態度でユーザーを安心させるよう話していたお姉さんが途中からドSに豹変して、寸止め地獄と連続絶頂地獄を味わう事になります。
ドSと言ってもSMの女王様ではなく多人数でプレイヤーを嘲笑する方向性なので、そういうのに耐性の無い方は注意した方が良いかも。
とは言え催眠音声としての出来は大変良いので、趣味が合えば充分楽しめると思います。
ちなみに自分は途中を端折って体力とメンタル保護を図って楽しんでおります(もちろん自己責任)。
2017年03月21日
初めて聴いた時、不意に耳に息を吹きかけられるのはゾクゾクするものの、今ひとつ催眠にかかった感じがしませんでした。
それで「自分には合わないのかなぁ」と思いつつそのまま聴いてたら、ラストの耳舐めから全身リップ、カウントダウンで大変気持ち良くなれました。
ストンと落とされるタイプではないので催眠っぽい感じはしなかったんですが、ちゃんと暗示が入ってた事にビックリ。面白い感覚を味わえました。
言葉責めも「変態さん」程度の軽い物なので、M属性が無い方にもオススメできます。
声優のかの仔さんはボイスドラマに多く出演されてるだけあって、演技とバイノーラルの使い方はさすがの出来です。
ただ個人的には声優人気にあやかった「なんちゃって催眠」ではなく、ちゃんと本職の催眠音声サークルさんにスクリプト監修を依頼してる所を一番評価したいです。
同サークルさんの『液体催眠』は未購入ですが、こちらも後日購入したいと思います。
注意点としてはチ○コ責めや射精を意識させる作りであるため、人によっては催眠解除後にムラムラが収まらず抜きたくなる可能性があります。
しばらくオナ禁してる時などは本作品とは別に、何かオカズを用意しといた方が良いかも。
催眠日記さんと三森愛乃さんといえば、同サークルの無料作品『安眠誘導』と同じですね。
『安眠誘導』が大変良かったので迷わず購入しました。
本作ではプレイヤーはお姉さんの声に導かれて楽園に行き、そこでエッチな経験をします。
お姉さんとエッチする訳ではありませんが、他では見かけない珍しい形式のドライなのが面白いです。
自分は初回では軽めのドライしか経験できませんでしたが、癒し成分が高い上に疲労も少なく、時間も平日夜に聴ける程度なので繰り返し聴いてみようと思います。
催眠に落ちてふわふわ漂うような感覚だけでも充分楽しめるので、催眠状態を味わいたい方や癒されたい方には特にオススメです。
2017年03月08日
先輩にかまって欲しくて意地悪したり、エッチなサービスまでしちゃう後輩ちゃんが魅力的です。
主人公もそんな後輩ちゃんの気持ちを知りつつ、今の関係を楽しんでるように見えます。
本作品はそんな二人の微妙な距離感がよく表されており、最後までキスもSEXもしない所にサークルさんのこだわりを感じます。
かと言ってそのまま終わりじゃなく、ラストで今後の進展を予感させてくれるのがニクい演出ですね。
サークルさんの他の作品と比べると時間がやや短くエロ成分も抑えめですが、エッチな事に興味津々で表情がコロコロ変わる後輩ちゃんを分倍河原シホさんが好演されています。
一つ気になったのは普段のセリフに比べ、フェラのバキューム音の音量がやや大きく感じた事です。
(個人的にバキューム音よりぴちゃ音の方が好みなだけで、そうでない方は全然OKです)