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2022年11月24日
半ばホラー漫画と言ってもいいかもしれません。
いえ、幽霊とかゾンビが出てくると言う意味ではありません。
大胆すぎるのです。
娘(本来の彼女)にバレるのを恐れる主人公に反して、彼女母(セフレ)の行動があまりにもギリギリを攻めすぎていて恐怖に背筋が凍るタイプの二股でした。
同じ家の別室に娘が居る中でトイレ離席と偽ってHしたり、娘が文化祭で着たメイド服を使っての疑似ご主人様プレイだったり、それくらいでも充分に背徳的ながらも序の口です。
防音が完全とは言い難い風呂場で娘がドアの向こう側まで迫っているのに、女性優位な体位でピストンを止めようとせず、むしろ搾り取ろうとしてくる彼女母の大胆さには驚きです。
しかも、そうとは知らずに愛情たっぷりの奉仕をしてくれる娘(本来の彼女)に顔を合わせると、申し訳ないやらバレた時が怖いやらかえって興奮するやら複雑な感情が渦巻きます。
最早いつバレてもおかしくない砂上の楼閣に思えるものの、だからこそ激しく燃える心境を体感できる作品でした。
そして、その背徳感に妊娠が加わり大きくなったお腹も上乗せでさらに倍でした。
大学にありがちな怪しいサークルと妖しい勧誘ですね。
もっとも、あまりにも典型的すぎて「うわっ、香ばしい」臭気が鼻につき流石に警戒するだろって直感が働く反面、作中の主人公はまんまと引き込まれている迂闊さが否めず、没入感の乖離が無かったと言えば嘘になります。
ただ、その溝は挿絵と声優様の演技が埋めていました。
むさい男子生徒に勧誘されたなら甘言は与太話にしか聞こえず無視して終了だったかもしれません。
ところが、この美女が逆ナンパめいた接近をして来たのだから、知らない言語でまくし立てようと、魔術の詠唱をしていようと聞き入ってしまうに違いありません。
ビジュアルだけではなく、キャピキャピしたギャルとは対極の穏やかな物腰が色っぽく、それでいて熟女とも一線を画す可愛げも残す演技が絶妙でした。
そんな知的で清純に思える女性が時折見せる狂気がギャップ萌えでもありM向けでもありました。
はた目にはエロ目的に聞こえる教義を大真面目に信じ込み、自らの陰部をパックリ開いて見せてくれる狂信者の姿が想像できる良いシナリオでした。
しかも、初めての結合で快感に目覚め、騎乗で激しく搾り取る強引さが狂気的で、男を犯す愉悦に目覚めた女の喘ぎが素晴らしくエッチでした。
あと、個人的にドキッとした瞬間があってTrack03の終盤です。
サンプルを聴いての通り、彼女は律義すぎるほどに敬語を徹底しています。
しかし、素股を終えてシャワーで体を洗い流してくれている時に、ただ一言だけ「どうですか?気持ちいい?」と優しいお姉さんが語り掛けるように敬語が解けた声色には不意を突かれました。
また、随所で高身長コンプレックスを際立てているのも好印象でした。
上に乗る体位では必ずと言っていいほど長身からくる体重の重さを気にする発言が乙女らしくて可愛いですし、立って向かい合うと丁度おっぱいが眼前に来る身長差がおねショタ的でした。
誰しも一度は考えたことがあるはずです。
人間は一定の年齢になると成長が止まり、食べて太る事はあっても骨格レベルでは現状維持ですが、それが止まらず成長し続けたらどうなるのか?
もちろん、病気としての過剰な成長は存在し、それらは合併症や慢性的な腰痛などのリスクを避けられないのは知っています。
しかし、そういった代償から解き放たれた本当に成長がノンストップの人類が居たとしたら、それを本作は想像させてくれました。
その上で重要なのは「ちゃんと服を着ている」部分だと思います。
服と言うのは社会生活を示すシンボルです。
外見的には知性的な美人でも白昼堂々と真っ裸で歩いていたら反社会的な事件を想起させますし、どう見ても人ならざる獣であってもビシッとフォーマルを着こなしていたら相応の社会性が匂ってきます。
わけても巨大娘分野ではその巨体に合った服が縫製されている体制が社会に溶け込んだ実感を与えてくれます。
サンプルを見ての通り、OLらしい白ブラウスとスーツを着て、黒のパンストまでキッチリ着こなした姿です。
それが男の飢えるあまり凶暴な性格で理性を失い、獄中の身になってもOLらしい格好と興奮を抑えきれない顔が理性と狂気を共存させていました。
そして、巨体に似合ったパワーを発揮すればコンクリの壁や鎖なんて拘束器具には足らないのも納得です。
まるで怪獣が暴れているかのような躍動感の反面、OLらしい服装が元々は仕事のできる女性だったギャップに萌えさせてくれるわけです。
しかも、小さな(標準サイズ)の人々を捕食して満腹になった巨体は丸呑みボテ腹フェチも大いに刺激し、はち切れそうに張り詰めたブラウスが極めてエッチでした。
また、メイン4基本絵とは別の女社長も、巨体を横たえて3人の小さな男(標準サイズ)に奉仕させて満足気な表情がフェチにクリティカルヒットでした。
男を隷属させる傍若無人な振る舞いがM向けにピッタシです。
2022年11月19日
作品説明にも書いてある通り「入社したらビッチな女先輩ばかりでハーレムになった。宅飲みで精液まで飲み干されることになった僕の話。(RJ404276)」の2話目です。
なおかつ商業版「ビッチな巨乳先輩たちとあまあまハーレム!2エッロい先輩たちと都合よくセックスできちゃう関係に(BJ644232)」と同じ内容です。
ちなみに、そっちの商業版だと既に「第3話(BJ702404)」まで発売中ですのでまたしても周回遅れ状態です。
ただし、こちらの同人版には文字なし差分が付随し修正も緩めなので、好みに合う方を選択または両方買えばよかろうなのだ。
本作の個人的に好きなところは、表紙を含めたカウントで11ページ目の上段と13ページの左下のコマです。
前回の宅飲み4P乱交で思いがけず体の関係になった結果、主人公と先輩(下)はギクシャクした空気になっています。
それを解きほぐそうと先輩(上)と先輩(中)が文字通り一肌脱ぎ、女性上位型3Pをおっぱじめるわけで、序盤の先輩(下)は見学です。
ところが、目の前で濃厚な搾精、顔面と股間のダブル騎乗を見つけられたら、先輩(下)の中にある雌がうずき出して我慢できなくなってしまいます。
誰に命じられたでもないのに下着の中に指を入れ、自分で自分を愛撫して発情した女の顔になっていく先輩(下)が上記のコマなのです。
その燃え盛る炎をぶつけるかのような騎乗で主人公に跨り、ネクタイを手綱にして激しく搾り取る女の狂乱が大変エッチでした。
表の陸上競技で成績が伸び悩み、藁にもすがる思いで怪しげな肉体改造に飛びついた主人公は半信半疑のようです。
投薬の結果として自身の体が格段に豊満さを増しても、喜ぶどころか無駄なデッドウエイトを背負ってしまったと落胆する「素人目線」です。
これは読者の「いや、そうはならんやろ」と言う感想と重なり、作中では当事者ながらも常識人の感覚を代弁していました。
しかし、走法としての活用を知ってからは驚くほどの加速を実感し、消沈していた暗さから一転して自己肯定感アゲアゲの楽しそうな姿なので、見ている側にも嬉しい手の平返しでした。
しかも、彼女は本作の最大の興奮をつかさどる核にも気づかせてくれます。
つまり、この世界に入りたてで文字通り体作り真っ最中の彼女はページを進めるごとに目に見えて成長する育ち盛りなのです。
最初は平坦だった胸が一気に顔を超えるデカさになり、その肉量で疾走する躍動感に見惚れる暇も無く、ひと回り大きくなっていくインフレの高揚感はフェチ度強めでした。
また、忘れてはならないのがコーチの存在です。
女性コーチが指導役と解説役を担ってくれるおかげで、新人の主人公では知り得ない先輩選手の情報や競技の定石などを学べるので読者にとっても有りがたい指南役でした。
もっとも、彼女の本来の役目は座学ではなく、性的興奮によって肉体の成長が促進される超乳選手に人並み外れた竿を刺す火付け役です。
巨大な乳と尻のバウンドを利用して自ら犯されに行く主人公のスケベさも相まって、躍動感に富んだ超乳レズHでした。
そして、主人公から見て先輩選手のレース風景も1試合だけ描かれ、これが素晴らしいエロさでした。
競技場を走っているだけとはいえ、なんなら普通に性交するよりも興奮度は上かもしれません。
超乳にユニフォームを食い込ませ、胸を突き出し、重そうに揺らしながら走る情景は「肉が躍る」弾力を想像できる意味において最高でした。
片や離婚し片や単身赴任で共にパートナーが不在なので熟れた体を持て余した色気があふれ出ていました。
演技からは早く雄を食いたいと焦り気味の気持ちが伝わってくる一方、せっかく釣り上げた獲物なので急に強烈な攻めは避けてじっくり楽しむシナリオにも納得でした。
いかにも男日照りの極点の雌臭を漂わせた発情ママに搾られる興奮を体現していました。
それでいてコンビネーションが良いのです。
例えば、Track4では2人同時手コキと言う3Pだからこその合体攻撃を発動しますが、事前に長々説明せずとも「アレしちゃおっか」で通じて淀みなくプレイを実行できる息の合い方は驚きでした。
ガンバスターのコンビでもその域に達するまで相当な苦労があったのに恐るべき必殺技でした。
個人的にはTrack6がお気に入りです。
敬語を終始崩さずお上品な印象の強かった清楚系ママが待ちに待った本番で本性を表すからです。
いえ、敬語なのは変わりありません。
敬語だからこそ獣のような喘ぎ声とのギャップが際立ち、半ば恐いほどに騎乗で杭打ちされる情景に没入できました。
そして、母乳を飛び散らせながらボテ腹HするTrack7はエロさが振り切っていました。
音声作品なのでピストンによって噴き出す母乳は見えないし、順番待ちのママが母乳を搾って浴びせてくる仕草も想像できる保証はありません。
しかし、その激しいオホ声喘ぎ声によって猛烈なバウンドを確信させ、母乳で溺れちゃっても知りませんなんて発言が降り注ぐミルクを見せてくれました。
ストーリー的なつながりは無いものの、名前は同じだし容姿も似てるし同サークルの過去作「ビッチ家族ハーレム~痴女プレイで大量射精させられた童貞のボクの話~近親相姦CG集(RJ331655)」に登場する姉妹の成長後なのかもしれません。
エッチな意味で立派に成長した姿は感慨深いものでした。
それはさておき、ある意味で寛容な女子ばかりの快適な教師生活と言えます。
女子生徒(一部女教師も含む)が主人公を誘惑し、からかってくるのは紛れもない事実です。
あからさまにパンチラしたり、自慢の胸の谷間を見せつけたり、ぶっとい太腿で絡みついたり、男の情欲をかき立てる行動が目立ちます。
しかし、それを差し引いても主人公が教え子に欲情しているのは変わりなく、ことさらな色仕掛けが無くとも帰宅後はオカズにしていると思しき独白です。
教師として大人として正常な倫理観を持つ彼が自制を課して真面目を装っているだけにすぎず、正体は色ボケ教師です。
この辺の没入感が高く、麗しい女の園に出入りを許された男の素直な感情を代弁していました。
もっとも、目ざとい少女らには彼の欺瞞なんてお見通しだったのかもしれません。
例えば、生徒会長がすごく良いですね。
黒パンストを纏ったお尻を突き出したポーズは自然な前のめりの姿勢のようで、無防備にケツを差し出す雌の仕草でもあります。
これが肉感的な尻を振って誘惑しながらも、教師が生徒に発情する違反を糾弾する言行不一致が最高に男心をくすぐります。
他の女子生徒(一部女教師も含む)も口では彼の変態性を罵倒しつつ、嫌がったり悲鳴を上げたりせず、むしろ搾りたくてウズウズしている楽し気な顔は安心感にも通じます。
なんなら他の女子生徒に搾られているのを発見すると目くじらを立てる独占欲まで発揮し、ヤキモチとも取れる反応が可愛くて萌えです。
そして、上にも下にも制服女子の股がのしかかるメスガキ騎乗4Pは役得が集約していました。
2022年11月17日
例えばバトル漫画の修行編とか、技のルーツを紐解く過去回想だとか、あれは尺稼ぎや閑話休題なんかじゃありません。
ひとえに説得力のためです。
ぽっと出のキャラがLv100の敵をあっさり倒したのでは薄っぺらく腑に落ちない物語になってしまいます。
あんな由来のある技だから、あんな血筋と生い立ちだから、などの根拠によって読者は納得して強さを信じることができるのです。
本作の黒ギャルは1話目(RJ341883)の冒頭から登場していたものの、軽い紹介にとどまり事実上は今回から本格参戦と言っても差し支えありません。
それなのに凄まじい説得力がありました。
1話および1.1話(RJ373012)で交わったあの女性の娘と言う血筋が天性のビッチの説得力を与え、数々の男を食って来た経歴の回想が桁外れなビッチ臭を保証しています。
そして、必殺技カットインかのように要所で多用される体内断面図によって、繋がっている実感と名器の吸引力に確信が持てる構築でした。
さらには小悪魔か淫魔に吸精されているイメージを投影し、半ば死を覚悟するほどの凶悪な雌力を理解させてくれました。
それでいて、男を貪る恐い女に終始せず、実はM気質の強い変態の顔が強敵の第二形態を思わせます。
特に印象的なのが顔アップの構図を4枚つらねて、合体した瞬間のリアクションを詳細に描写している所です。
まるで強烈なボディブローをくらったスローモーション映像かのような表情で涎を垂らし、主人公の股間に感じ入る光景は男の優越感を爆増させてくれます。
加えて、首絞めックスが好きな人にもお勧めのM女でもあり、それら濃厚な要素を70ページもの大ボリュームで詰め込んだ名作でした。
2022年11月13日
昨日今日で発明された真新しい概念ではないのですが、本作はメイドであり許嫁でもある「嫁イド」です。
なおかつ3人の女の子が同時に奉仕するハーレムなので、メイドハーレムの側面と3人の許嫁が正妻の座をかけて股間を奪い合う側面も併せ持っています。
一方で、恋敵を激しく罵るほど険悪ではなく、基本的には仲良くしながらも隙あらば出し抜く女同士の牽制が見所でした。
また、表紙イラストでは左の黒髪の女の子のツンデレ具合も可愛くてお勧めです。
他の2人が主人公に好意的で今や遅しと抱かれたがっている反面、この黒髪の子だけは淫行に気乗りしない様子です。
なんなら嫌悪感をむき出しにして罵って来ると言っても過言ではありません。
それが口車に乗って、入れずに外側でこするだけのはずが純潔を奪われて以降は一気に態度が軟化し、ツンがデレに変わった様子が萌えをそそりました。
そして、半ばトロコン(トロフィーのコンプリート)かのように情熱的なHが興奮を誘います。
3人のメイドは仲が良くてもライバルなので一人が潮吹きをしたら、自分もしたいと躍起になり競うような熱い喘ぎがエロさの合体攻撃でした。
それでいて、近頃流行りのオホ声とも一線を画する可愛い喘ぎなので、そっち方面が苦手な人でも安心のハーレムでした。
半ばでっち上げやハニートラップみたいな狡猾な罠によって、拒否できない社会的束縛を課されたわけで少年が一方的な被害者と思いがちです。
しかし、男のくせにセミロングの髪で、華奢な小柄の、並みの女子生徒よりも可愛らしい容姿は立派な罪です。
一見すると横暴かつ理不尽な先輩女子に標的にされた可哀想な少年かと思いきや、「あまりにも可愛すぎる」と言う生まれ持った罪の代償を払う時が来たにすぎない物語です。
罪はまず労役刑で償わなければなりません。
運動部のボール拾いや掃除などは地味に体力勝負で、冗談抜きに何らかの苦役とも思えるような辛さがコマの端々に織り込まれています。
その疲れた体に目が覚めるようなエロを否応なく強要される没入感は秀逸でした。
運動部女子の更衣室の片づけは火照った体の少女が汗が浸み込んだユニフォームを脱ぎ捨てて無防備な姿をさらす中での役得まみれの仕事です。
ただでさえ目のやり場に困る空間なのに、誘惑まじりのセクハラまで降って来て健全な男の子なら反応して然るべき状況が出来上がっていました。
先輩女子はそんな醜態を許すはずもなく、より厳しい拘束を強いられることになるものの、それはそれでMにとっては嬉しかったりします。
しかも、彼女らは少年の股間が拘束されていると知った上で、誘惑をあからさまに強めて彼をもてあそんで楽しんでいる節がありました。
特に左右から2人の女子が密着し、おっぱいサンドイッチに太腿コキの挟撃は勝ち目のない必殺技でした。
加えて、彼が女性の臭いによって欲情するタイプの変態だと気づかれてからは脇や足裏などの特に臭気の強い部位を容赦なく使い、執拗な匂い攻めが極めてフェチを刺激しました。