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2020年09月12日
2020年08月12日
2020年08月12日
作品の説明に「一人で遊ぶスゴロクのつまらなさを思い知るでしょう」という文言がありますが私は普通に面白いと思いました。
作品の内容を言葉で表すと「フィールドを進み、モンスターと戦い、お金を貯めて装備やアイテムを購入して強くなり、捕らわれたヒロインを助ける」というとてもありきたりなものですが、道中現れる濃ゆい見た目のキャラクターの珍妙な台詞は面白かったし、移動はもちろん戦闘時の攻撃にもルーレットが使われる事でただのRPGには無い射幸性が生まれ、ワクワクしながら遊ぶ事ができました。
ルールも操作も簡単でストレスを感じない、アイテムも一人スゴロクを楽しむ上で必要なものを絞り込んであって種類が多くて煩わしいと感じる事が無い、RPGとしてもオーソドックスに楽しめる部分を絞り込んであり馴染みやすいと、とにかく手軽に楽しく遊べる作品だと思いました。
エロゲーとしてはゲームを進めて手に入れたアイテムを渡す事によりヒロインにできるHなイタズラが増えるというシステムなので、手軽に楽しめるけど単調になりがちなスゴロクにテコ入れをしてくれる上手い仕組みだと思いました。
全体的にグラフィックが作り込まれていて美しく、ヒロインは可愛い上にボイスとアニメーション付きと、エロゲーとしてのレベルが高い作品ですが私はRPGとしての出来の良さが気に入りました。
戦闘ではザコ敵であっても攻撃力が高かったり、いやらしい(Hな意味ではない)技を使ってきたり、特定の攻撃に対して強い耐性を持っていたりと、何も考えずに戦っていては常に苦戦するような強さな為、パンツLVを上げて覚えたスキルと敵から覚えた技を使いこなす工夫が求められRPGの醍醐味である成長と戦略の楽しさが存分に味わえると思いました。
ダンジョンも好奇心を刺激されながら探索を続ける事ができる適度に複雑な構造でよくできていると思いました。
安価で購入できるのでRPGが好きな方は買って損はないと思います。
2020年04月07日
少ない色数でありながら作り込まれたグラフィックとアニメーション、操作性の良さ、細かく調節できる難易度など全体的にレベルが高く、仮にエロ要素が無くてもしっかり遊べる出来に仕上がった良い作品でした。
さらに難易度に関してはほぼ全ての武器の入手は任意な上、一度入手した能力もメニューから使用制限がかけられるので難易度調節と合わせて自分の技量に合わせた程良い縛りプレイができるのも良いポイントだと思いました。
欲を言えばエロアニメがゲームの進め方によっては早い段階で半分以上見れるよりも、メインのクエストに合わせて徐々に新しいエロアニメが見れた方がゲームを進めてゆく達成感が増して良かったのではないかと思いました。
私はこのシリーズの一作目も購入しているのですが、前作はヒロインが画面いっぱいに映る構図のおかげでヒロインの近くにいるような迫力があり、それが魅力的な作品でした。
今作ではさらにカメラが近づき、自分自身がヒロインの局部を覗き込んでいるような構図が多用され、おかげで前作よりも臨場感が大幅に上がって魅力に磨きがかかっていると思いました。
ストーリーもヒロインが男共の口車に乗せられてHなイタズラをされてしまうという点は前作と同じですが、最後に男共を驚かせたり動揺させたりする事を言ったりして前作よりもヒロインが逞しくなっていると思いました。
2020年01月12日
私はエロCG集等を購入する際は「視覚から女性の柔らかさを感じることができるか」というのを重要なポイントの一つにしているのですが、この作品は輪郭線が太くアニメ塗りで着色されているにも関わらず絵がペラペラに見えず、ヒロインが立体的でとても柔らかそうに見えて凄いと思いました。
素人の私が女の子を描こうとすると恐らくピチピチした丸くて張りのある体にしようとして人型の風船みたいなデザインになるのでしょうが、この作品では「重力でやや下を向いたおっぱい」「体の部位や浮かび上がった骨等からできる境目や突起や皺」「掴まれたり拡げられたりする事でグニグニと変形する体」等を丁寧に線画や着色で表現しており、それが立体感や柔らかさを感じられる理由なのだろうと思いました。
ヒロインに行われる様々なイタズラは上記のポイントのおかげでとても臨場感があり、魅力的で興奮しました。
水戸黄門のオマージュもしくはパロディ作品ですが「頓稚気時代劇」というタイトルから「とんちき(頓痴気)=間抜け」「ちき(稚気)=子供のような」を掛け合わせた「子供っぽいしょうもない物語」という意味だと思い、購入前はエロとギャグを中心にした漫画なのかと思っていました。
確かに助さんは半裸の巨乳女剣士、格さんはエルフ耳の少女と滅茶苦茶な設定ですが、ストーリーはエロや萌えを前面に押し出しているのではなく、派手なアクションで悪と戦う後味の良い勧善懲悪もので、ワクワクしながら読むことができました。
絵もとても上手く、助さんが刀を片手に舞うセクシーな格好良さが特に素晴らしいと思いました。