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漸篇からも明らかでしたが、今回は今までで一番の陰惨な事件に立ち向かうことになります。
過去作では理穂子の天真爛漫さが目立っていましたが、本作ではそれだけにはとどまらず、事件に巻き込まれる恐怖や、真実に立ち向かう覚悟が描かれ、理穂子の成長がかなり感じられました。
本作をプレイすると、このシリーズは各事件が独立しているのではなく、全体を通して一つの物語を構成しているのだということがよく分かります。
このシリーズに興味があるなら、途中からではなく、最初の「石榴の時計」から始めるべきでしょう。
今後の展開にも目が離せないシリーズです。
2017年06月30日
2017年06月16日
2017年02月21日
ユースティア本篇をクリア後、まだその世界から離れたくなくて衝動的に買ったのですが、とても素晴らしいサウンドトラックでした。
牢獄の暗く緊迫した雰囲気を表現する曲や、華やかな上層をイメージさせる曲、戦いの盛り上がりを感じさせる曲、物悲しいクライマックスを演出する曲というように、様々なタイプの曲があって、聞けば聞くほどユースティアの世界観やドラマティックな物語が目に浮かぶようでした。
また、一曲当たりの時間も長めで1~2分で終わる曲は少ないので、曲それぞれに聞きごたえがありました。
最後の方に入っているアレンジBGMも素晴らしく、ユースティアってこんなにBGMが良かったんだな、と改めて感じさせられました。
自分が持っているエロゲのサウンドトラックでは一番と言って良いぐらいの出来であり、ユースティアをプレイした人はもちろんのこと、未プレイの人にもおすすめしたいぐらいです。
質・量共に素晴らしく、コストパフォーマンスも最高です。
1から全部通すと大作と言って良いボリュームがあるこの作品ですが、完結編は物語にしても演出にしてもラストに相応しい作品になっていました。
これまでのキャラクター達は勢ぞろいし、残されていた世界の謎は明かされ、人間関係も大きく進展します。
最後の戦いは読んでいてとても盛り上がりましたした。
キャラクターそれぞれに愛着を持ってしまったので、クリアしたあとは大きな喪失感を感じる程でした。
絵や演出のレベルは他に類を見ない高さを誇るので、それ目当てでも是非プレイして欲しいと思う作品です。
本当に素晴らしいシリーズでした。
2016年12月17日
相変わらずハイクオリティであることは言うまでもありませんが、今回は物語が大きく動くのではなく、完結編に向けた布石のような内容でした。
リズベルルの内面の成長が印象的で、大人の女性へと変わりゆく姿が微笑ましいです。
今回もまた新キャラが出てきますが、皆違和感なく馴染んでいましたね。
完結編をプレイするのが楽しみでなりません。
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2016年10月14日