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2016年03月02日
2016年01月04日
叔父姪の近親姦ものです。
父娘や兄妹ほど近くないけど、いとこより近く、しかもほんとうに赤ちゃんの頃から成長を見ているという関係がバランスいいです。
「子供の頃は『結婚する〜』なんて言ってても、大きくなれば『叔父さん? あまり近寄らないで』なんて言うんだよな・・・」という叔父・姪の関係性が切れていくタイミングと、ちょっとませた少女がオトナの階段を一歩あがり始めたその時をうまく噛み合わせることで刹那的な背徳感を作り上げています
叔父も姪も、その刹那的背徳感に流されていく感覚がスリリングです。
エロいビジュアルノベルを書かれるサークル「夜のひつじ」さんの初期作品です。
今回は直接のエロシーンはないですが、エロ作品でも重視されている好きになった相手に対して、「自分のものにしたい」「自分を受け入れてもらいたい」という気持ちの表現が上手です。
生真面目だからか雰囲気に流されてしまいやすい芙紗、不登校でも明るく気まぐれなネコを思わせるセリ、主に芙紗からの視点で語られながら、ふたりのヒロインの気持ちの揺れがしなやかな文章で綴られています。
セリの本音が垣間見えるシーンと、芙紗がその回答を模索して自分自身の言葉で伝えるシーンは、ふたりがそれぞれ長い孤独な時間を過ごしたからこそ、またふたりがお互いを支え合う伴侶になる決意ができたからこその素晴らしいクライマックスだと思います。
あと、ソファの上で芙紗に寄っかかるセリ、とか、メイド服着てセリに絡まれる芙紗、は必見ポイントです。
選択肢が一箇所なので、サウンドノベルと言ってもいいと思います。
先生がとっても大好きな『まいちゃん』が恥ずかしがりながらも想いを伝えてきます。
なんとも初々しい感じと、『まいちゃん』の先生大好きオーラがいい感じです。
このあとの『こずえちゃん』と比べるとボリュームがやや少ないですが、らぶらぶなムードを感じたいならこっちですね。
とってもストレートな甘甘らぶらぶエッチが楽しめます。
えっちシーンではありませんが、エンディング1の運動着シーンはそのままお持ち帰りしたいくらいの可愛さです。
普通のシーンもエッチシーンもぷに感がすばらしいです。
エッチシーンのおなかなんかつつきたくなります。
できればもう少し時間軸が後になったところでの続編を希望したいところです。