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ヒロインのイリスやカヤが気に入った方、脱がすのが好きな方におすすめの作品です。
ストーリーとしては第一章の続きですが、第三章も控えているため一章・二章に関しては、順番前後してもシナリオを楽しむ上では困らないと思います。
ミドルプライスながらシナリオには力が入っていて、伏線も張られたり回収されたりしていますが、第二章では第一章以上に張る側が多く、続きが気になる展開になっています。
ただし、脱衣バトルのゲームシステムに関しては、第二章で結構進化しているため、逆にプレイすると第一章がシンプルすぎるように感じるでしょう。
といっても今作も複雑というわけではなく、大きな進化はフリー脱衣バトルモードの追加にあります。
ストーリーでは強くて理想通りに脱がせない相手にも、フリーバトルでイージーにしてしまえば脱がすことに集中できますし、その後のHシーンも自由自在です。
自由に脱がしたいけど、本編をヌルゲーにはしたくない……という私のようなタイプには、とてもありがたいシステムでした。
ヒロインは小さいイリスがかわいく、従者のカヤも同じくらいに魅力的です。
エロシーンの脱衣差分、シーン差分も健在ですが、前作とはシーン差分の方向性が違い、新規差分がある一方消えた差分もあるため、前作でそれが大好きだった方は期待のしすぎにご注意ください。
攻略性の高いノベルゲーム、またはシステムゲーが好きな方におすすめの作品です。
挑戦的なタイトルの意味はプレイして早々に理解できると思いますが、それは話を進めるための最初の手段が理解できただけで、本作の真骨頂はその先にあります。
単純な総当たりではクリアできない、それゆえに解くまでの・解けたときのゲームをしている感は、数あるノベルゲームの中でもトップクラスにあるといえるでしょう。
そしてこのゲームにはさらにその先があり、その解釈は難しいものがありますが、それまでの「ゲームをした」という体験はどんな解釈をしても変わりません。
……まあ、私のように、ここまでこれだけのことをやってきたのだから、予想もつかない何かがまだ隠されているはずだ、と試行錯誤してしまうと、一旦落ち着くまでその気持ちが薄れるかもしれませんが。
2020年06月26日
サンプルにいる紫陽花と楓が好みの方におすすめの作品です。
下巻のエロシーンは彼女たちのノーマルセックスがメインで、原作IFの展開により、原作ではありえない流れでそれぞれのエロシーンに向かうシナリオはなかなかよいものでした。
反面、触手の活躍はシンプルな拘束&挿入と控えめになっていますので、上巻同様の触手クオリティは期待しない方がいいでしょう。
その後の展開も期待されましたが、全体の尺とエロシーンの尺の確保の都合か、若干の超展開感があったのは惜しいところです。
もっとも本作はエロアニメですから、その分の触手エロがより濃い内容で描かれていたら唐突な展開でも高い評価ができたと思います。
下巻もエロシーンでは男が喋らないタイプです。
上巻と違い、主人公の葵が唐突に喋らなくなるので、私にはちょっと違和感がありました。この手のアニメをよく見ている方なら気にならないかもしれませんが、一応ご注意ください。
原作をプレイ済みでもっと触手を見たい方、単に触手アニメが見たい方におすすめの作品です。
原作ではCGがメインでシーンとしては短かった触手シーンが、アニメ版ではメインヒロインの紫陽花のみとはいえ、たっぷりと描かれ、とても魅力的な内容でした。
ストーリーは原作におけるクライマックスから始まり(ただし原作にはないIF展開)、上下巻という長さで最後まで描くことを考えると、ベターな選択と言えるでしょう。
細かい設定は説明されないものの、そもそもこの尺では説明しきれないのもあり、また原作からカットされている重要要素もあるため、アニメからの視聴でも問題ないと思います。
エロシーンは男が喋らないタイプのアニメ。
上巻では元々喋らない触手がメインで、他の男も原作におけるサブ以下のキャラしかいないため、私は特に違和感なく楽しめました。
また、白屈菜のエロシーンも原作になかったIF展開といえ、原作を知っていればより楽しめる作品です。
前編から続き、マルグレーテ(緑髪のキャラ)がメインとして活躍するシーンから後編のスタートです。
後編のメインのエロは、常に前面にいるひろみ(赤髪のキャラ)と、唯一の年上キャラ:オルガ(金髪のキャラ)の二人です。
マルグレーテは、性剣を利用した特殊な形のフェラチオはありますが、本番シーンはあると言っていいのか迷うまでもない内容なので、エロでの活躍は控えめです。
非エロのシーンでは、マルグレーテは後編でも色々と活躍します。前後編を合わせて、主人公に匹敵する台詞量があるので、彼女がメインヒロインと言われても過言ではないでしょう。
……エロはあんまりないですけれど。
ちなみに、前編から出番の少ない天羽姉妹(青髪と黒髪のキャラ)は後編でも出番は僅かですが、少しだけ台詞つきの出番があります。
ヒロイン六人全員が何かしら喋るので、カットだけで終わらなかったのは嬉しいですね。
コメディのノリは前編同様、後編ではもろに某作品の某展開を模したようなシーンもあり、パロディも豊富です。
世代によってはついていけないネタがあるのも同じですが、メインのネタは超有名作なので、私も問題なく楽しめました。
主人公と六人のヒロインが持つ七本の性剣を集めるのが物語の筋です。性剣を奪うには、セックスで相手を参らせないといけません。
ヒロインが六人いますが、OVAの尺の制約もあってか全員に同等の出番はありません。
原作PCソフトは未プレイのため比較はできませんが、比較なくてもわかるくらい出番の少ないキャラもいます。
前編では、二人まとめて一シーン扱いの天羽姉妹(青髪と黒髪のキャラ)と、ヴィクトリア(薄紫髪のキャラ)がメインのエロとして存在します。
二人一緒なので個人としての描写は薄いですが、エロが薄いわけではないのでエロアニメとしては満足です。
エロ以外でも出番が多いのはマルグレーテ(緑髪のキャラ)。天羽姉妹はエロ以外の出番も少なく、台詞もほとんどありません。
それぞれ性剣の力というのもあるのですが、その出番ゆえに天羽姉妹の性剣の力については、アニメでは最後まで謎のままです。
物語は全編コメディで、女の子だけでなく宇宙ウサギのイサオも大活躍するストーリーです。
他のアニメなどのパロディも多く、作画パロディも存在。
世代の違いで私には元ネタが不明の作品もいくつかありましたが、有名どころは今でも通じる元ネタが多く、それなりに楽しめました。
そしてエンディングでは――原作で使われていたものの流用でしょうが――ある有名な方の熱くて格好いい主題歌も!
……アニメだけだと、ただ無駄に格好いいだけなのですが、いい歌声です。
幼馴染みの二組の兄妹が、紆余曲折ありつつも本当に求める相手と結ばれるまでを描いた作品です。
二組の兄妹が同じベッドで同時にエッチをするラストエッチが本作のメインシーンですが、その前の水音と白郎、光留と秋水のシーンもエロさは十分です。
近親相姦ものとして見ると、四人の登場人物のうち近親相姦に抵抗が強いのは、主人公的な立場である光留だけ。他の三人――水音も白郎も秋水も、近親相姦には抵抗がありません。
いけないことをしている背徳感で興奮するタイプではなく、好きになったら兄妹でも関係なくエッチをしたいというタイプなので、そちらが好きな方にはより楽しめると思います。
私は後者の方が好きなので、とても楽しめる作品でした。
後編となる落札編では、前編の出品編からシーンを跨いで続く「雪」のシーンから始まります。
しかし前編同様、そのシーンにはある秘密が……。
エロシーンのメインは白蛇さんと雪のレズ・3Pシーンに、三人の処女の一人の「海」です。
エッチが気持ち良くなくても我慢していた受け身な女性だった「海」も、白蛇さんの教育を受けて童貞を叱りつける強気な女性に変貌します。
後編も基本がコメディ作品であることに変わりはありませんが、復讐を胸に宿す「銀」など処女オークションの闇の側面が示される展開も少々存在します。
本筋はコメディであり、シリアス要素はおまけのおまけに過ぎませんが、(破瓜などではない)出血を伴うシーンもあるので苦手な方はご注意ください。
といっても鮮血が飛び散るような激しい描写はないので、よほど苦手でなければ大丈夫だと思います。
絵柄が気に入って、コメディタッチで少し変わったエロゲーがやりたい方におすすめの作品。
不完全に召喚されたガレットは、最初は首から始まり、腕、胸、腰、脚とプレイヤーは好きな順番で召喚することができます。
召喚する部位によって、日常シーンもエロシーンも多岐に変化し、毎夜のプレイ内容もどんどん増えていきます。
今の体でできる精一杯を行おうとするため、腕がなくて手コキができないなら髪コキ(魔力で動かせるのです)、胸があればパイズリ(貧乳キャラに用意されるのは珍しい)など、ファンタジー要素も活かしたプレイ内容が用意されています。
ただし、脚だけは日常・エロともに専用シーンが極端に少なく、CG上の変化も少ないです(立ち絵を主に腰から上の描写が多いため)。
脚はどんなプレイがあるかと期待していたら、肩透かしを食らいましたので、脚フェチの方は期待しないでください。
メインヒロイン以外のキャラクターも魅力的で、私は幼馴染のオランジェットが特にお気に入りです。
ガレット以外のヒロインにもエロシーンの分岐があり、着衣か全裸を選べたり、フェラやパイズリなどのプレイ内容を選べたり、どちらを求めるユーザーにも満足の設計です。