クロネコさんのレビュー一覧

幸先不安な男の子がとある神社で神頼みをするも
その願いを叶えるために神徒とされ女体化してしまう作品。
しっかりとしたストーリーがあり
序盤は神社に神頼み(エロ方面)の願いを神徒として叶えるべく
女体化に戸惑いながらも徐々に快楽に翻弄されていく。
後半は神様の思惑により凌辱されていく展開となっている。

薬を注入されて石になっていくも
その際に性的に責められてなすすべなく悶えていく様は
ただ拘束された状態で責められているとは違った趣がある。
その上、石化した場所も感度あるため
快楽責めに対して身構えようにもどうにもできない状態で
性的な責めに悶えている様は滾るものがある

様々なテーマのシュチュエーションがありながら
ただのテーマに合うように作品を書いた、という作品がない。
機械姦を例に挙げると大半の機械姦ものはよくもわるくも機械の責めが有機物の責めの代替品となってしまいがち
しかし、今作にある機械姦は
機械ならではの動きに反応している場面がある。
それだけ、というとそれまでなのだが
その反応がその後の展開の悲惨さをより醸し出している
、というと言い過ぎだろうか

紹介文にある通り催眠過程は省かれているため
凌辱要素はほぼなく、終始性に対して敗北した状態で
激しく責められている。
その上、あらすじどころかストーリーもないため
変身ヒロインの凌辱劇を期待している人に
とって肩透かし感がある。
それでも可愛らしく活発そうなヒロインが
彼女の意思とは関係なく快楽に身をゆだねている様は
なかなかのもの

冒頭の少々おバカなノリではあるが、最後まで読むとまさかのオチに驚かされる。エロシーンは、
女装に対して興味がなかった主人公が
むりやり女装をさせられ徐々に
女装の倒錯感に酔いしれていく、といったもの。
作中で、取り返しがつかないことを自ら告白させられるシーンは
さらりと描かれているがなかなか滾るシーンとなっている

女性的でありながらしっかりと戦う体をしている女性が
快楽に屈服させられる様は王道ではあるが
みていて滾るものがある。
その上、最初は凛々しい表情をしていたヒロインが
徐々に薬と暴力的な悦楽の表情になっていく変化も
滾らせる一因となっている

神装魔光少女シリーズは、小説とゲームの両方が
少なからず発売されていて初めての人はどれを見たらいいか分からない。この作品は、サークルの作品の空気やシュチュを感じ取れる。もちろんそんなただ手頃なだけの作品ではなく
ヒロインが乱れている様はいい意味で戦うヒロインものをしている

男受けものというと激しい言葉責めや激しい逆レイプが
少なからずあるがこの単行本ではそういったことがほぼないのが特徴。かといって決してぬるい責めではない
羞恥心をあおるような言葉責めと
もどかしさを感じさせるほど繊細な責めで快楽を引き出しいくため、激しい責めにないエロさを感じさせる

この手のエンコーが公に認められている世界観は
実は苦手だったのだが丁寧に描かれているヒロインに
惹かれて購入してみたのだが正解だった。
この作品のヒロインたちは性行為に対して
世界観通りに拒否感や嫌悪感はないものの
性行為に乱れている様はこの手のヒロインにある
悪い意味での「慣れ」がなかったためよかった。
サークルの処女作とは思えない作品

変身ヒロインものの代名詞である
魔法戦士シリーズのひとつ魔法戦士
シンフォニ〇クナイツの同人誌。
この手の同人誌自体がそもそも少ないため
それだけでも買い。
内容はオリジナルの敵がでてくるものの
展開は変に改ざんされていない
いつもの魔法戦士シリーズそのものであるため
ファンの人も安心して楽しめる。