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せ・き・ら・ら作品の雅狗朗シリーズ第1弾作品です。
店長がヒロイン達を連帯保証人に仕立てた挙句にドロンしてしまったファミレスの経営を立て直すために主人公・雅狗朗は同店に遣わされます。
エッチシーンは、主人公の鬼畜っぷりが前面に押し出されていますが、基本的には純愛スタイルなのであまり痛さはなく、ヒロイン達も最初は無理矢理的にヤラレていたのが回を重ねる毎に順応してくるといった感じでした。
プレイスタイルは、大きく分けてヒロイン達の意見を取り入れる“売り上げ向上大作戦”と、ピンチを回避する狗朗の行動選択肢の2種類があり、前者はヒロインの好感度に、後者はエンディングに影響します。
きちんと債務整理を済ませる事が出来た場合、その先に待ち受けるモノは!?
ファミレスを潰すも立て直すも、それは貴方次第なのです!!
3人のお嬢様から誰か1人を選び、性教育を施す(但し、処女を貫通してはならない)というこのゲームですが、どのお嬢様も徹底的に性的な知識を排除されて育ってきたという感じです。まさに箱入りを地で行くと言ってもいいかも?
このゲーム最大の特徴である“淫語習得システム”は、エッチ用語を、好きな組み合わせでヒロインに覚えさせる事ができ、その種類も俗称・愛称・陰語・正式名称などバリエーションは豊富です。
箱入りお嬢様萌えな方や、女の子にエッチな言葉を連発させてみたい願望のある方にお勧めできる作品です。
[看護しちゃうぞ]と舞台設定は一緒なのですが、この作品では主人公がナンパ神父という設定になっています。
メインヒロイン・長崎晶を見て思ったのですが、この作品が製品版として出ていた頃、まだ世の中には“ツンデレ”という言葉が浸透していませんでした。それで、今にして思えば晶は“元祖・ツンデレ”的なヒロインかも?事実、最初は「詠二のバカァー!!」とやたらに突っかかってくる晶ですが、晶ルートに入ると「お兄ちゃん」と甘えっぷり全開で擦り寄って来ます。
それと、もう一つ驚いたのが真理亜の食欲だったりします。五段重ねの弁当をペロリと平らげた挙句、主人公の食べ切れない分まで平らげますから。
あと、トラヴュランス作品定番のハーレムルートもちゃんとあります。
[看護しちゃうぞ]シリーズの原点作品です。
医者である主人公が、ある日養母である舞岡楓に看護学校の講師に呼ばれ、そこで妹分的存在の紅葉と再会する所からストーリーが始まります。
トラヴュランス作品最大の特徴である“ストレートでラブラブあまあまな展開”は、この作品でもしっかりと反映されてました。
ヒロイン達も素直で魅力的なキャラが揃っています。
ハーレムルートも用意されており、エッチシーンも期待を裏切らない出来でした。
尚、[教えてあげちゃう2]を先にプレイしてからこの作品をプレイすると、「あのナマイキなガキンチョだった紅葉が、こんなに色っぽく素直に!?」というギャップも楽しめます。試してみてはいかがでしょうか?
優乃のインパクトがかなり強烈でした。天然ボケ全開だけならまだしも、朝起きると下着姿で添い寝してたりと、無防備っぷりも全開なところは凄すぎです。よく理性切れないな、主人公!!
加えて、縁の存在は罪です!!しかも、ちゃんとエンディングに登場するのも凄い!!
その他のヒロイン達も個人差はあるものの、全体的に押しは強いです。
エッチシーンに関しては、シチュエーションも豊富で、ラブラブ度が十分に押し出されています。
童顔巨乳の初恋のお姉さんと、ラブラブあまあま+ドキドキな同居生活を満喫したい方は是非ともプレイしてみて下さい。
ゲーム全体の印象としては、初めてプレイする時は、世界全体が複雑に絡まり合った鎖の集合体であるという感じです。一つずつシナリオを終えてエンドを迎える度に、運命を変えるきっかけが現れるという、珍しい形式のゲーム展開です。
狂わされた全ての運命を変えるには、何度も最初からのプレイを要するため、手間は掛かりますが、解き終えた時の感動はひとしおでした。
また、トラヴュランス作品の主題歌担当で有名な齋藤紀子さんがこの作品の主題歌も歌ってますが、トラヴュランス作品でのまったりほのぼの系な歌声とは一味違った力強い歌声を聴かせてくれました。
全体的にオススメしたい逸品ではありますが、この作品には僅かながら“血の惨劇”的な描画が含まれるため、そういった描画が苦手な方は止めた方がいいかもしれません。