-
{{ product.dl_count_total|number_format }}
{{ item.dl_count|number_format }} - {{ product.dl_count|number_format }}
-
{{ product.rate_average_2dp }}
作品内容
目が覚めるとそこはいつもの自分の部屋ではなかった。
僕はどうやら本当に別の世界へきてしまったらしい。
そこはまるで日本のRPGのような世界で、僕はゲームで例えるようならあらゆるパラメータがMAXの状態だった。
僕は手に入れた力を使って魔物の住む森を森ごとなぎ払い、僕の力を恐れて僕を殺そうと兵士を差し向けた国王を逆に打ち倒し、王を失った国民達の要望に力づくで答え、いつしか僕は強大な一国の王として世界に君臨していた。
僕は世界中からありとあらゆる美女を集めて毎日セックスに明け暮れた。
何もかも全てが思い通りだった。
僕は性欲だけでなく、ありとあらゆる欲望と名のつく欲望全てを、贅沢と名のつく贅沢全てを思う存分むしゃぶりつくしていった。
自分の欲求は手に入れた力のように底なしに湧いてくるように思えた。
自分の欲望のままに生きる行動は日が経つ程に、より大胆にエスカレートしていった。
自分のことを止めるものなど、最早この世界に何一つ存在していなかった。
文字数:1443文字