タルロさんのレビュー一覧

ハイクオリティな塗りと、多量のぶっかけは相性が悪いのか、なかなか見つからないなあと思っていたところにドンピシャの一冊

もうこれでもかっていうくらい、顔だけでは飽き足らず、全身くまなく。そうそう、こういうのを待ってたんだ。もともとクオリティの高い身体の塗りを知らんとばかりに塗りつぶす白(汁なし差分もアリ)。しかもしっかり白と透明を塗り分け汁のヌルヌル感が伝わってくる逸品

また、自分は陵辱ものみたいなのは苦手で、それ故ぶっかけモノでもお気に入りがなかなか見つからないのだが、
本作はヒロインが12人の汁男(失礼)と同時に「コイビト」になれるか試す、というストーリーで、ヒロインも男子も性の(実践)経験が少なく同学年でもあり(推定)、あまり過激な行為に及ぼうとする余裕がないのか、
「12対1の乱交だが和姦」という珍しいシチュになっている

大人数なら拘束したり緊縛したりと無理やりするのが正道と感じている人には物足りないかもしれない

しかし、他の作品で「汁が足りない」と感じてしまう人には「間違いない、これだ!」と太鼓判を押してお勧めしたい一冊

snsでフォローしている方が描かれた作品で、宣伝絵のクオリティも流石の一言に尽き、丁度一冊R-18作品を補充しようと思っていたこともあり、即決で購入

塗りの質感と重厚感が素晴らしく、肉体の豊満さや柔らかさが伝わってくる
ヒロインがとても可愛いらしいのもグッド


天然気味で性と都会の常識に疎いヒロインに嘯きながら手を出すというある意味鉄板の展開は
ジャンル的に調教モノ、と言えなくはないが、あまり激しい描写はない
例えば序盤のヒロインが抵抗する描写がなく、以降もヒロインの意思決定力を奪うような展開もない。プレイ内容も現実ならともかく創作物としては比較的にノーマルな範囲
ただし屋外プレイでテキストとして周りの視線があることを示す表現があるが、これは書き添える程度
なので、そちらの方が苦手な方でも読みやすい作品だと感じた
しかしご都合主義な展開ゆえに
ストーリー性や、主人公に気を許していく過程を重視する人には向かないかもしれない
個人的には漫画とCGイラストとは区別しているので、これは妥当かな、と感じている

残念だった点を挙げるとすると、接合部の描写(断面ではない)の “挿入されている感” が物足りない(腰の角度と竿の挿入角度がズレている?)のと
フェラ(イラマ?)も含めて “動いてる感” がない(こちらは、上質なイラストとしての見応えを重視して効果を減らした結果、とは言えそう)
あと、細かいけど、小道具として登場するアイス棒が、挿入されても溶けてない(ホント細かいけど)
これらの部分を重視する人は気になるかもしれない


総評としては、CGイラスト作品として非常に満足な内容でした
絵のクオリティやアングルチョイスの良さはサンプル通りで期待を裏切りません