カカオ72%+15%さんのレビュー一覧

メイドちゃんとタヌキボスとのコミカルな遣り取りが楽しいお掃除作業ゲー+謎解き+ストーリー。
愛くるしいキャラクター達、飾り立てて賑やかな拠点部屋、メイドちゃんの着せ替え(着せ替え後は専用CGが閲覧できる)、などなど箱庭的に愛で楽しめる要素もあったりして。

PVがよくできているのでご覧になってくださいな。
気になった方は是非っ!

時給70000円にも達する高額アルバイトに集まった高校生達と奇抜なグラフィックを特徴とするスタッフ達による廃墟生活を追いかけたストーリー。
その廃墟での強制的な共同生活の中で、これといった特別な生活課題を出されるわけではないものの、登場人物全員の行動を、主人公レンジを操作することで一人称視点で追いかけると同時に、ゲームプレイヤーとして全体を俯瞰して観察することで二重の楽しみ方が存在する。

これまでも当サークルさんの作品では他のサークルさんとは異なったストーリー性やテーマ性を掲げて来られたわけであるが、問題提起こそすれど、その解決方法(テーマの昇華方法)には「逃げ(その状況を捨てて脱出する)」の姿勢がどことなく感じられたものだった。
しかし今作ではストーリー中で浮かび上がった大きな問題に、若さ溢れる高校生達がどう立ち向かうのか、どう解決するのかが、非常に痛快だった。

多種多様なヒロインを今作でも、これまでも輩出されてきたサークルさんだが、実は男主人公にも魅力的なキャラクターが多い。
今作主人公のレンジもまた魅力的な男主人公であり、その魅力あってヒロイン達に囲まれるハーレム的な環境に恵まれるものの、みっともなくも双子の姉へのシスターコンプレックスを貫き叫んだ姿勢には親近感が持てる。

今作は『対話』を語っているものの、本命は暴露大会、いや暴露祭。
思いを閉じ込めておかずに、ともかく我先にと叫んだ者の勝ちだった。

主役となる見習い魔女のベルが小柄で可愛いロリっ娘であることと、HシーンでもCGの崩れなく実用的なクオリティを保たれていることとで、ジャケットの立ち絵を見て、ピーンと来たロリコン紳士さんは購入を考えても良いのではないだろうか? お値段もお安いことだし。

ゲームとしては体当たり戦闘のシンプルなものだが、背後からアタックしないと被ダメがあること、背後を取られてしまうとHシーンになってしまうなどちょっとした工夫と、撃破時のエフェクトやテキストが小気味良く、値段を鑑みれば充分な内容に思える。

このエアホッケー爆発する!
爆発するとメイドさんが脱衣する!

という爆発アイディアを組み合わせて完成したボンバー脱衣エアホッケー。
マウスで素直に操作してエアホッケー勝負に挑むものです。
弾かれたパックがカウントを刻み、カウント0になったものに触れると爆発するのが小気味良くて面白い。

総勢7名のメイドさんと対戦できるもので、メイドさんはお姉さんタイプが揃えられています。
脱衣はおっぱい丸出しまで。

アクションゲームとして遊ぶことができる部分は正味10分程度のミニゲーム規模になっているが、本作の肝であるストーリー部分はその倍以上の規模になっている。
そのストーリー部分がとても魅力だ。
メタ発言を巧みに取り入れたコミカルな台詞回し、各キャラクターを魅力的に引き立てるエピソードの構成、イベントCGの設置、演出。
気儘な猫のようなエルフの少女の、その可愛さ、飄々とした態度、強さ。
コミカルなHシーンがあったかと思えば、少年漫画のような熱いシーン、背筋が凍るようなシーン、シリアスに詰めたかと思った先で爆笑のオチがあったりもする。
続きの気になる読み切り漫画を読んだ後のような満足感と物足りなさに私は揺れている。

ストーリー部分はとてもエンターテイメント性に富み、今後のアップデートでストーリーの追加があることが非常に楽しみでならない。

作者様の長編ストーリーにも是非触れてみたいと思わせるセンスの光る短編作品でした。

惚れた。

“災厄シリーズ”第3弾は、父を失い、母や幼馴染みとは離れ離れになり、自分自身も死にかけた(死んだ??)少年が、そんな境遇に陥ることになった謎を知ると共に、世界の謎を解き明かしていこうというもの。
だからといって今作で“災厄シリーズ”の答え合わせがなされるというわけではなく、今後もシリーズが続いていくようだ。

CG枚数はエロ、イベント共に用意されていて枚数も多め。

全3ステージでハイスコアを目指すアクションゲームとなっており、ターゲットスコアを超えることで回想やおまけが解放になっていくシステム。
剣による近接攻撃と魔法攻撃、敵の魔法弾を跳ね返す魔方陣の設置などを駆使してステージを丸ごと遊び尽くすくらいでようやくターゲットスコアが達成できるようになっているやり込み仕様。
値段の割りにしっかりと遊べる作品になっている。

エッチシーンでは小柄な女の子を泣き叫ばせながら無理矢理というシチュエーションで、陵辱感が強いものになっている。

身体に欠損があるために介護者を必要とする少女。
その介護者の視点で物語が綴られるものだが、本を読み、感想を添える少女の日常に添い続けるものとなっている。
傍観者として欠損少女の物語を読み続けるものではあるが、そのうちに物語の中に引き込まれ、欠けた身体の切なさが迫ってくる。

タイトルの通りの「可愛いチビロリOLちゃん しかもアニメ声が最高な子を四つん這いにさせて目隠ししてマッサージ」している様子をそのまま切り取ってきたかのようなリアル感が感じられます。
正直実際にどういう状況なのかわからない部分も多々あるし、作品としての起承転結も備わっていないけれども、非常に生々しい艶めかしさが感じられます。

『問題のある生徒』と定義された生徒達を学園内に閉じ込め、暴力行為を許容したサバイバル生活を行わせるという特殊な特別授業の風景を描写したストーリー。
生徒同士を殺し合わせるという殺伐さではなく、特殊な条件下で様相の変化する人間関係に重きが置かれている。
さらに卒業を目前にしたこの時期に転入生が現れ、物語を掻き回している。
狂った教師はどうしてこんな授業を強行したのか、気になる展開になっている。