マヌーバさんのレビュー一覧

このサークル様には古くからお世話になっております。かえでchanを初めて知ったのも恐らくこの方の作品だったと思います。
今回は私のために作られたかのような素晴らしい構成でかつ4時間!
また全てを鑑賞できておりませんので、まことに残念ながら秋野かえで様への愛の告白を以てレビューとさせていただきます。

好きだぁぁぁぁぁああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺のために毎朝味噌汁と呟いてくれぇぇぇぇぇええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ネタバレにならない範囲で、主人公は女の子?です。これは前作のファイくんとは大きく異なる点です。いちゃラブでも別ジャンルですからここは強調したい。そしてこれ終わったら前作もプレイすればすべてが満たされるでしょう。
システム面では戦闘があります。最初はミニゲーム性のあるストレスフルなもので、某RPGのそれとは別物だと思いました。しかし、プレイしていくたびに厚みというか、プレイしながらやって貰えば一発で分かるんですが、主人公視点でのウェイトが高いポイントなのでリアリティ(または緊張感)の性質がかなり強めに備わってます。前作にもなかったですね。
こうしてみると、手の込んだ部分(脚本・システム)は前作の雰囲気を匂わせていないくらい新鮮な作りですが、舞台背景や周辺キャラの配置、その他前作の良い所はガッツリ残してくれてると思います!
正直嬉しい。ほんと嬉しい。サークル様に感謝。
特に細部の作り込みに注目してください!ここに作品の面白さが詰まってます!

絵師様の塗りっていうのかな、その肌感がハンパない。脳みそ焼ききれそうになります。
そしてロリコン特有の体形。そして巨乳。ビッチ。ロリ巨乳ビッチ。これで買わない訳ない。
圧倒的感謝。
でも言うほどビッチでもない。エロいことしてる時点でビッチってこと。

最高だった。
いや、これからも100回はお世話になる予定です。
娘と父親ですが、近親系が無理な人でも恐らく問題なく楽しめると思います。めっちゃラブラブです。
背徳要素は十分にありますので安心して大丈夫ですが、母親にこっそり系がメインで娘との性行為自体にはあまりイケないコト感はありません。多分、娘が父親好きすぎるのとサキュバス級の隠語囁き能力のお陰だと思います。声優様に心から感謝。
ロリコンに伝えたい魅力としては、やっぱり娘という距離感です。スッと布団の中に入ってきてくれて、おち○ちんを弄ってくれるまでの過程が全然ない。毎日、次の日の生活も考えて日常的に、と考えていくと、この娘という属性が本当に有意義に機能してきます。
これに近いシチュを考えた時、ロリ属性を棚に上げたとしても、どれもハードルが高すぎるし現実的じゃないことになります。しかし娘であれば現実的にあり得ると断言できるでしょう。そこに背徳を感じる。この作品ではその部分をギリギリまで薄めてあるので試してみて損なし!
さて作品の品質についてですが、このサークル様の他作品同様、音響の臨場感がハンパない。そして浅木式様の究極的な脳みそ溶解ウィスパーの中に、娘らしい女の子の個性がしっかりと根付いています。ドキドキしっぱなし。
そこから繰り出される淫語のチョイスも、あぁ～娘を誘拐してぇ!!!
ここからは個人的な性癖の話ですが、近親モノも大好きなんでこれからもこういう作品を作って欲しい!もっと背徳的な、近親の生々しさがあってもOK!もし続編があるなら離婚→娘と子作り→妊娠・ボテ腹エッチ→出産(父親不明)→授乳手コキ→ラブラブエッチまで欲しい。離婚しないバージョンでも良い。
受け身の娘をちょっとづつ布団の中で開発していく系も捨て難い。まぁ何が言いたいかというと、こんな妄想垂れ流すくらいに最高の作品でした。

オナサポのサポートとはまさにこういうことなんだと教えてもらうことが出来ます。私の今までの嗜好が偏っていただけなのかどうか分かりませんが、単純に指示とかM系とか甘やかし系とかそういう優しさとも違って、まさしくサポートでした。これを言葉で表現するのは難しい。とにかく最高です!

そもそも究極的な男の娘ってなんだ?
はい、勿論いくつもの形があるのは認めます。けどこれだけは高らかに宣言したい。男の娘には以下の3つの条件が備わっています。
(1)男であること
女を男と言い張るだけじゃ駄目なんです。分かりますよね。
(2)女の子であること
男の娘は女の子なんです。女の子みたいに可憐な精神を(少なくとも初登場時は)備えてなければならないんです。
(3)アイドルのように愛されていること
劇中でも閲覧者でも構いません。男の娘という称号は社会的地位と同じように名乗るようなものではなく与えられた評価です。
少しデリケートなとこに踏み込みますが、可愛くなけりゃ男の娘ではないんです。これは長年の検証の結果です。
そして可愛いの性質にも条件があり、エロい、つまり食欲が湧くような可愛さを備えている必要があります。
以上です。ここまでが男の娘と認められる最低条件でした。業界に足を突っ込んでいる人なら、男の娘シンボルとなっているあの娘その娘を思い出して、当てはめてくださいね。
さてこの作品の男の娘、タイトル引用でネタバレ無しですが、リリーはどうでしょうか。
プロレスラーがリング上で……というのはド定番中の定番ですが、男の娘というのはかつて見たことがなかったはずです。たしか。
こういうのは難しいんです。ただ相手に負けるのであれば、女と同じ流れになってしまいます。
そこからして違う!読んでくれ!リリーの葛藤や表情を!
そして普通の(女の)流れでは抵抗虚しく姦通して客が大盛り上がり、女はショックと悔しさで……というある種の究極的な最高のシチュになるところですが、なんとリリーは黄金の轍をあえての回避!その過程は女でもなく男でもなく、男の娘ならではの事情や心理が働いています。両者の利害が完全に一致した偶然のはずなのに、完璧なロジックは数式に等しい。
まさしく神に祝福された男の娘でしょう!

ネタバレにならないように、この作品の世界を語ります。
まず暴力要素がかなり薄いです。戦闘はありますし、倒すと消えてしまいますが、別にけがをした様子もなくそこら辺にいる描写がストーリーから伺うことが出来ます。
こちらが負けてもエッチされちゃうだけです。ちなみに自滅して負けたり、向こうからエッチに敗北を提案されて誘惑に乗っても負けることができます。
エッチの後はダンジョン直近の回復エリアに飛びますが、近いので直ぐに戻れます。
戦闘システムも快適で、ストレスに感じることは全くありませんでした。
さて淫魔たち(タイトル準拠。たくさんの種族とキャラが出ます)ですが、負けても性を絞ってくるだけなので、人間の男性陣から人気です。そりゃそうだ。
みんな容姿も性格も違いますが、共通しているのはエッチで主導権を持っていることです。主人公はされるがまま。
エッチしているということは負けているからなので当然ですが、逆レで絞られて生バイブ扱いされるのと違い、挿入の有無は関係なく、ひたすら無邪気です。
批判を覚悟で表現すれば、小学生同士のお遊びの延長、のような場の空気感があります。そこにあるのは、快楽というより遊び。愛というより友情。そんな感じのものです。
小学校の些細な遊具で遊ぶとき、6年間の間に1度くらいは女の子にドキドキするような瞬間があったはず。
そのドキドキは快楽でも愛でもなかったでしょう。そんな瞬間を、淫魔たちから感じることが出来ます。
正に負けたことへの罰ゲーム。そのノリでエッチしてきます。だから淫魔たちが喘いだりすることは基本ありません。
(見た目)ロリっ子の罰ゲームなんて次の遊びと同義です。一気飲みとかパシリなんてありません。
そこには友達への優しさがあります。こっちの反応を見て楽しんでいるだけです。

こうして、逆レ的同意から優しさ×無邪気MAXのロリエッチで極上の背徳エロスです。

個人的に神ゲーです。
ジャンルとしては、性的な視線と背徳に溺れて女の子自ら堕ちていく……という才能系の(積極系に近い)受動系で、属性は破滅型の孤独系です。
決して珍しいカテゴリではありませんが、この作品は一味違いました。
キモイ・汚い・不潔・不快な人種に対して女の子が歩み寄るとき、大抵の場合は自己との対比の中にエロスがあります。
しかし琴子ちゃんはそこに対等な距離感を感じてしまってます。地味で、モテない、勉強しか取り柄がない自分に対して、こんな人たちではつり合わないと分かっていながら、どこか安堵に近いものを見出します。
ここが神がかりポイントその1です。
こうして危険な行為に彼らを巻き込んでいきますが、やっぱり学生で未成〇年の自分の方が価値があるのは明らかですので抵抗もあります。好きでも何でもないし、社会的に自滅したいわけでもない。
だからラッキースケベを提供してあげる立場だけど……無意識レベルでは自分の方が劣っていると感じているので、承認欲求も満たせてしまう。
自分には女(少女)としての価値もある。
無理解な家庭で勉強に集中させられ、自己表現の技能も磨けてこなかった自分のストレスを、自己卑下的な方法で承認欲求を得ることでみるみる解消されていくように感じた。
ただし、それを維持するためには繰り返し危険に晒すしかなく、当然対象も自分に相応しい最底辺しかいない。
神がかりポイントその2ですが、自ら破滅に誘導しながらも、相手の痴漢や接触的な行動を待つ琴子ちゃんの心理です。
自分から脱いで踊り始めるようなことはありません。彼女には最初から自信がありません。
けど自分の価値を認めてもらいたい。だから都合のいい何も知らない少女を演じる。
怖くなって逃げるまでがミッションですが、彼女の中では自分から手を出してないのでセーフ。性的な目で見られた自分が逃げただけです。
だから神ゲーなんです。

特にプールのシーンがおススメです。最低2回使えます。
システム面ですが、学校がちょっと広くてイベントこなす為に歩き回るのが面倒でした。
体育館とか人とのサイズ比がリアルですが、移動距離もその分リアルになりましたね。あぁ、ステージ奥でのシーンもおススメです。

本当に素敵な作品です。
声も可愛くて技術も高く、イメージに良く合っています。全体の、いや作品そのものの穢れなき透明感は、広大なサブカル界全てを見渡して探し回っても、1つ見つけるまでに多大な時間と労力がかかるでしょう。
それがこのシリーズに宿っています。心からおススメです。