ランブータンさんのレビュー一覧
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そう思って見始めたら良い意味で裏切られました。
前半までは気軽に抜けるエロファンタジーで、でもその割に戦闘シーンのアクションとかしっかり描かれてると思っていたら後半怒涛の異世界冒険譚でびっくり!
抜ける話と抜くどころではない話で章を分けているのが構成上手いですね。
安易なエロのための設定は在りつつも、そこから世界設定まで膨らませて現実とは異なる法則で成り立つ世界を作り上げたのは立派なハイファンタジー作品と言えるでしょう。
寄る辺なき異世界に放り出されたナカイデに、やがて大切な存在が増えていき居場所が生まれる王道の物語は安心してオススメできるものです。
話をエロの方へ戻しますと、女の子たちの紹介文にあっさり妊娠すると書かれているのが文章だけでなくキャラクターデザインに反映されているのが良いです。何がとは言いませんが説得力のある見た目をしてます。これだけでもう元が取れたって思いました。
私のストライクゾーンではありませんが、ボテ腹多めなので好きな人にはかなりお得です。次点でパイズリ。
最後に、締めくくり方が洋画みたいでナカイデが何割増しかで格好良く見えるのはズルい!
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何でしょう…卵が入った鮭の腹だけ食うクマみたいな。
改めて考えてみると、おねショタの醍醐味というのは少年がお姉さんによって性への興味と快楽を極限まで引き出されるところにあって、本番が終わってしまうと普通に男女の仲なんですよね。
今回のお話は、本番無しにも関わらず少年の理性と性的嗜好が粉々に破壊される様を描いてるので十分に実用的でした。あんなことされたらそりゃあね…
おまけの時系列表見て思い出しましたが、人間を守る術師を育てて抜群の成果を上げてたシスティナ先生がぼうけんのしょ4の時期にはサキュバスたちと手を組んでるんですよね。
あちこちでつまみ食いしてたのがバレて人間社会に居られなくなったのでしょうか…?
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紙の本で見せる前提で描かれたイラスト集であることは重々承知の上で、それでも電子版購入させてもらいました。
保管に頭を悩ませたりうっかり破損して悲しい思いをしなくて済むのはありがたいことです。
作者がオリジナルキャラを継続して描いているクリエイターであり、なおかつフェチの方向性がぶれない人なので見たいものを確実に見られるという安心感があります。サンプルやSNSで公開されたイラストを見て良いなと感じたならその直感を信じて良いと思います。
不満があるとすれば、DLsiteのジャンルのタグに「おなか」とか「素肌」が無いことくらいでしゃうかね…
最初にちょっと戸惑うかもしれない点を一つ。
本作はUIの情報量が多めでその割に画面が小さいです。オプションから設定を変更できるので気になる人は調整しましょう。私は画面拡大率1.5倍でプレイしてます。
ハック&スラッシュということで同ジャンルのゲームと比較されることが多いですが、このゲームの最大の特徴は「大半のことはいくらでも取り返しがつく」点でしょう。職業を変更したりスキルを別のスキルに上書きしたり、村や町を再生成することもできます。マップの拡大と一品物の一部アイテム、一部NPCのスキル以外は後からでも取り返しがつきます。
ゲーム自体の難易度も低めで、最初におすすめされる通りに僧侶を仲間に加えていればレベル差30くらいの相手に突撃するような無茶をしない限り全滅はしないでしょう。
サンドボックスとまでは行きませんが、箱庭的な世界を気軽に楽しむことができる良作です。
田舎に古くから受け継がれた因習という伝奇物っぽい冒頭から始まるお話なのですが、前情報無しでこの結末は予測不可能ですね。なのでネタバレしないように書きます。
本作は漫画ではありますがテキスト量が多く、漫画と小説のいいとこ取りみたいな感じの作品です。もちろんヒロインの魅力を伝えるシーンはちゃんと絵で見せてくれるので心配はいりません。主人公の目線で、現実に在る物なのか自分だけに見える何かなのか?実際に起きた出来事なのか夢だったのか?と混乱させてくる展開があるのでこういう書き方になったのかなと思いました。
一部群像劇風な部分があり途中で脇役の混じりますが、これは脱線ではなくいろんな人や人でない者たちの縁が結末に向かって収束していくので読み飛ばさないよう注意してください。
物語の構成から綿密に設計されたスペクタクルなので、たぶん読み始めたら最後まで止まらないと思います。読む時は時間を気にする用事を全て片付けてから読み始めることをお勧めします。
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最近はお年寄りよりも若者の方が礼儀正しいよねなどと言われる昨今。裏を返せば、それだけ一人一人に要求される社会性の水準が高くなっているということです。社会性を身につける過程で周囲と衝突し孤独を抱える思春期の少年少女というのは永遠のテーマてすが、当人たちにとっては上の世代より更に切実な問題になってるのかもしれません。このゲームもそういう物語だと思ってました。前作をクリアした時点では。
現代的な少年少女の物語の裏にあったのは、善悪の狭間に生まれ落ちた存在が己を確立する物語でした。石ノ森章太郎作品が好きな人のハートにおそらくぷっ刺さるやつです。
そ、そういうお話だったの!?という驚きと共にそういう作風の作者さんだったの!?という二重の衝撃を食らって忘れられない作品になりそうです。
単に衝撃の展開というだけでなく、プレイヤーが主人公になるという体験にも配慮された優れた仕掛けだと思いました。これもナラティブというやつでしょうかね。
おそらくプレイヤーが増えるに連れてストーリーを語りたがる人も増えると思うので、ネタバレされる前にプレイ開始することをお勧めします。
ゲームとしては依代の章からプレイしても問題ないシステムにはなっています。しかし…
1.プレイの体験としては幽玄の章を経てないと面白さが減る
2.幽玄の章より序盤の難易度がやや高いので、本作で初めて戦闘システムに触れるときついと感じるかも
3.データ引き継ぎで取得済みスキルを序盤から使えるので、仲間のスキル取得に早くからポイントを回せる
ということで、前作の幽玄の章を未プレイの方は併せて購入することをお勧めします。
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錬金釜とアロマポットの制作スキル強化目当てで購入しましたが、それ以外に事前に期待してなかった部分でもお得だったので説明します。
1.キャラ絵新規パーツ
髪型が増えて漫画のキャラ再現などしやすくなったのですが、最もうれしかったのは魔法使い風の体パーツです。
デフォルトだと敵キャラと共通パーツだったので怪しい雰囲気な魔法使いになりがちなのですが、新規パーツには主人公っぽいローブを着たものが男女共にあります。カラーリングをいじって高カルマ魔法使いにしても良いでしょう。
2.アロマポット(自然回復強化)
HPSTおよびMPの自然回復強化どちらも強力です。
アロマポットを複数設置すれば同時並行で使用することが可能です。
また、睡眠中の回復にも上乗せされます。アロマの効果時間中に一時間眠って十数分待てばほぼ全快になります。
開拓地の修練所に備え付ければ短期間で集中的にトレーニングができるでしょう。
3.〇〇の像
各地のダンジョン内に落ちていて、拾うとパーティ全員の対応する能力値を+1します。+1でも能力値の上昇は明らかに効果があり、結果として難易度を下げてくれるでしょう。
また、拾った後はクラフトコマンドから家具として飾ることが可能です。
以上、育成の効率化だけでなく遊び方の幅を広げてくれそうな要素が含まれていました。
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週刊少年サンデーというと、ラブコメだったりオタク向けな漫画が注目されがちですが、実はお仕事物で優れた作品を幾つも送り出している漫画誌でもあります。
主人公の斑鳩悟はあらゆる乗り物を乗りこなす運転のスペシャリストで、国際人材派遣会社ASEの一員としてある時は人命救助に奔走し、ある時は犯罪組織と戦い……と書くとヒーロー物じゃないの?と思われるかもしれません。しかしそれだけではないのです。
他にも登場するASEのスペシャリストは必ずしも戦闘要員とは限らず、学者やメカニックなど分野は様々です。さらには、鉄道職員や芸術家、自衛官やスタントマンなど社会のいろいろな現場で矜持を持って働く人々との出会いが悟を成長させ、困難なミッションを解決へと導いていくのです。
物語の根底に世界への信頼があるためか、読後感の爽やかなエピソードが多い作品です。心がささくれ立ってしまった時にこそオススメです。
前作とは打って変わって今度はファンタジー世界が舞台となります。
基本的なシステムは前作がベースですが、今度は昼間の活動が冒険者としての生活になっています。田舎の零細ギルド存続のため、仲間と共に訓練したり依頼を受けたり大会で戦ったりとメインとなるストーリーがちゃんとあります。エロ要素が本命だろと言われそうですが、ストーリーがあることで主人公含めて各キャラに愛着が湧くようになっているのでこれはこれで良いものです。基本的に各イベントの会話はあっさり目なのですが、少ない会話量でキャラが立ってるのは上手いなと思いました。
期限内にクリアしないとエンディングになってしまうイベントがあるため、最初はスキル習得や訓練に追われて夜の生活に集中できませんが、一度クリアしてしまえばクリア後のデータで前作みたいな遊び方が可能です。
夜の生活は前作と基本は同じですが、プレイの幅が広がっています。また、ギルド仲間の女の子に関するエロイベントもほんの少しありますが、主人公は妹一筋です。そこは一切ぶれていません。
全体的にクリアまでの難易度は低く、前作を楽しんだ人なら問題なく楽しめるだろうと思いました。
国から国への旅、繰り返す歴史と人の業、世界を制御しているシステムなどなど何重にも意味が込められたタイトルですね。テーマとゲームデザインがしっかりと噛み合っています。
ジャンルはロールプレイングゲームですが、序盤は戦闘を徹底的に避けて装備を充実させることが求められる独特のバランスになっています。交易とかアイテム製作が好きな人はハマるでしょう。特にアイテム合成に手を出すと終わりが見えなくなります。
戦闘以外は静かなBGMが多いためか、長時間プレイしてもあまり疲れにくいのが有り難いです。そして時間が溶ける…
ゲームシステムだけでなく、登場キャラも魅力的です。相談イベントでの会話で過去が垣間見えたり意外な血縁が判明したりします。オススメはレクシアさんですね。
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