筋肉バズーカさんのレビュー一覧

そこそこ有能で能天気な2人組が蟲になって繁殖活動する話。キメラアントのエロい版。

1人は顔だけ残して全身が虫に。もう1人は子宮だけ変異させられ、人間のまま卵を産むことに。
快感と嫌悪が4対6くらいで、流血や苦痛描写はないです。

4ページかけて、ルシールが蟲ールに変化していく様子が丁寧に描かれていてベリーグッド。
レベッカも、ぽけ～っと可愛い顔と恐怖に引きつった顔の対比が鮮やかで、読み返すと2度面白いです。
蟲の生態や2人の関係についてはもっと掘り下げた作者視点での説明が欲しいと思いました。


それと作中で明示はされていませんが、この話は「レベッカを支配して孕ませたい」というルシールの願望(片思い)が成就する話なのかなあというふうにも思いました。

長方形の平面マップ上で味方と敵が派手に撃ち合う、多数VS多数の戦略シューティングです。

戦場では、味方機と一緒にじわじわ敵を減らすのも楽しいですが、状況によって、密集した敵を貫通ビームで一掃したり、戦艦を速攻で沈めて敵機の出現をおさえたり…。
うまく決まるとマップ全体が連鎖的に優勢になっていくので、達成感(作戦が成功した感)があって気持ちいいです。

戦闘が終わると、味方機や戦艦を追加購入(10体、15隻まで)したり、自機を乗り換えたり、量産機の強化をしたりできます。
その後、機体のダメージが大きいとか戦力に自信がない場合は一時撤退して回復してもいいですし、気にせず戦い続けてもいいです。
ターン制限とか機体のロストはないので気楽にやれます。

1回の戦闘が5分～15分くらい。クリアまで20回～50回くらい戦うことになると思います。


このゲームは体験版が一応のラストまで遊べるので、動作確認のためにもお勧めです。
ぶっちゃけ自分は体験版だけでかなり満足していて、半分お礼のつもりで購入したのですが、製品版はさらに先があり、機能や演出も充実していて、またさらに好きになりました(称号ボーナス、全艦の一括移動ボタン、敵パイロットのつぶやき演出など)。

なお製品版では、称号集め等で再スタートする時は自分でセーブファイル(las.sav)を削除する必要があるので要注意です。

普通の女の子が宇宙人にさらわれて繁殖に利用される話。

とはいえ、やたらに解剖とかされるわけではなく、流血や苦痛描写もほとんどなくグロ度は低いです。
恐怖:苦痛:快感が、6:1:3くらい。

山場は、脳クチュクチュあっあっ、からの触手ヘッドギア装着で強制発情シーン、
それと本人の眼前での子宮摘出、交換シーンだと思います。


宇宙人について詳しくは説明されず、割と無表情で、親切でもなく、逆に乱暴でもないので、
まじめに繁殖目的で来た研究者もしくは王族のような雰囲気がありました。
交換に使った子宮も、もしかすると同族の貴重な献体だったのかなあと思うと、少しほのぼのしました。

基本的に真面目な人達ばかりの世界で、主人公だけが破天荒でスケベで、
そして成り行きで戦争を平和に導く、そんな物語。

主人公は性欲の強さに悩んだり、逆に他人を困らせたりせず、
堂々と主張する快男児で、後味の悪い話は一つもないです。
おっとりした、大人しめの女性を助けて体を要求…もとい口説くパターンが気に入っています。

ゲームとしては、能力アップ屋さんが序盤から利用できるし、
足払いがボスにも効くので、マイペースで楽にクリア、エロスに次ぐエロスでした。
今作は街やダンジョンで発生する寄り道イベントがあちこちにあって「自分で攻略した感」が味わえて良かったです。

強い主人公が敵をサクッと倒して、ヒロインが次々に現れて、ヤりまくって、戦いはこれからだ!で終わるゲーム。
1シナリオが短く、登場キャラが多いので、まずはクリアして、回想ルームでエロエロを楽しむのがベストだと思います。

主人公は褒め上手で嫌味のない性格で、ヒロインからもすぐ惚れられるし、ほのぼの率100%です。

キャラごとに表情が別々に描き分けてあって、喜怒哀楽の表し方が違うので、
それぞれの性格(内向的、活発など)が直感的に把握できるのは、独特で、とても良いと思いました。