過疎さんのレビュー一覧

待ちに待ったあの作品の精神的後継作ということで、豪華な割引クーポンの後押しもあり、楽しみにしていました。
ですが実際のところ満足にプレイできていません。

予約特典も含めて無事にインストールもでき、さあ始めるぞとメニュー画面を一睨み。
まずはこれを選べばいいよな、と軽い気持ちで開いたのがキャラクリエイトでした。

見覚えよりも強い、指に慣れたキャラメイク操作。やあどこかでお会いしたことがありませんでしたか。懐かしくも新しく使いやすいエディットを順に進めて衣装も仮にこんな感じで。
こだわりにこだわり抜いた(この時点でまだ抜いてはいないのですが)渾身のキャラクターを見返して気付くのです。

なにこれ。うちの子もしかして世界一かわいいんじゃないの?

軽く戦争の火種をバラ撒く発言をしておいて、それじゃあもう一人くらい作っておこうかなとシコシコ(真面目な作業音)とキャラメイクを続けます。

あらかわいい。天下無双って可愛さの世界では並び立つこともあるのね。

世界の半分を占領した気持ちになって公式のアップローダーに飛び込んでいきます。この時点でゲームの本題を忘れていることにお気付きの方もいるでしょう。

ともあれそこで感じたのは挫折と敗北感でした。

スタンダードにかわいいキャラ。製作者の好みが伝わる女の子。コーディネートの奥深さを思い知らされ、叡智を注ぎ込んだネタキャラに笑いを教えられ、サイトを閉じて思うのです。

我が子を可愛くしてやれない親の不甲斐なさを許してほしい。

こうして未だにキャラメイクの沼から抜け出せず、プレイ時間よりもクリエイトを続ける修羅になり果ててしまったのです。

ところでついにILL GAMESさんから公式にデジクラの販売が発表されました。
有料アペンドとなってしまったことは仕方ないといえ、まだまだ飽きずにしゃぶりつくせそうです。

キャラメイクにこだわりの強い方、戻ってこれなくなりますよ。オススメです。

無事に雑誌連載が終了した作品のもしかしたらありえたかもしれないバッドエンドを作者自身の手で描かれた過激な内容になっています。

いわゆる本番シーンはありませんが、本当にこれが青年誌に掲載されていた漫画が原作なのかと思うくらいに枷を外した、キャットファイトの域を越えた公開処刑が全編にわたってたっぷりと描かれていました。

美少女ヒロインが鼻フックで美貌を歪まされ、ムチムチしたスタイルの胸や腹を膨らませられ、容赦なく痛めつけられ辱められる様をこれでもかと堪能できます。

ファンタジーを題材にして主人公は人間の青年でありながら視点は彼を取り巻く女の子や患者をメインにした作品です。
現実には存在しない異なった種族の生活やそこに起こり得る問題の中でも切実な医療に関して描かれるお話は斬新であり新鮮な内容となっていました。
コミックス1巻ではラミアの薬師とケンタウロスの女騎士、人魚の歌姫など少し異質ながら親しみやすいキャラが出てきましたが、この2巻ではフレッシュゴーレムの護衛という異質な存在に驚かされます。
また、ストーリーも医者という主人公の立場から広がる日常だけでなくトラブルに巻き込まれていきます。可愛らしくもかっこいいキャラクターのアクションにも注目してください。
剣と魔法の冒険から違う視点のファンタジーを探している方におすすめです。

RPGやファンタジー小説に登場する異種族の中でも身近な存在であるエルフやドワーフではなく、人間に近くありながらも美しい異形の存在であるモンスターが中心となった作品です。
小説のコミカライズということで原作からのファンだけでなく、こちらを入り口にして作品に没入する楽しみ方もあるかと思います。
事細かに描写された原作の文章から絵があるということでより分かりやすく踏み込んだ治療の内容や、美麗な挿絵から生き生きとコマごとに表情を変えるキャラの魅力はコミカライズならではの作品となっています。
人物だけでなく、精緻に描き込まれた街並みなど、野外やダンジョンとはまた異なったファンタジーの風景も楽しい一作でした。

作品の内容説明にある通り、恥辱という想像を遥かに超える凄まじさになっています。
表紙と試し読みの範囲では予測もできない成年向けに迫る内容を青年コミックで描き上げた出版社と作者に賞賛を送りたいほどです。
キャットファイトとリョナジャンルを愛好する方や、美しいものが穢されることにカタルシスを感じる方におすすめしたい作品です。

「ドラゴンズクラウン」コミカライズの完結編となります。
ゲームの大筋をなぞりながらも異なった、漫画ならではのオリジナルストーリーで描かれる内容は、完結に相応しい展開となっています。
ゲームのメインストーリーを知っている方にとっても新鮮な内容は、サブキャラにもより深みを感じるのではないでしょうか。
コミカライズならではのキャラ付けも世界の広がりを感じさせ、最後まで生き生きとした筆致で描かれ、もっと読んでみたかったと名残惜しさも覚えてしまいました。
筋肉とおっぱいがお好きな方にもおすすめです。

名作ベルトスクロールアクションゲーム「ドラゴンズクラウン」のコミカライズ作品です。
ゲームの雰囲気や内容を踏まえての描写と展開を再現しつつもキャラクターはしっかりと作者のタッチに描かれており、プレイ済みの方には懐かしさを、未プレイの方にはゲームに興味を持つきっかけにもなるしっかりした面白さが詰め込まれています。
ただ、メディアミックスともなると旬を考えて注目されている間にまとめようとする例に漏れず、詰め込み過ぎや駆け足になっているのが引っかかるところでしょうか。
それでも魅力的なキャラクターに筋肉の躍動感はゲーム本編にも負けない躍動感で描かれています。
アマゾンさん(表紙のビキニアーマーお姉さん)かわいい。

1巻から書籍で購入して8、9巻のみ電子書籍で購入したのですが話が進むごとにどうしてこうなるのか、と思うほどに内容の変化が激しすぎて今でもついていけません。
ストーリーの遷移に関してはともかく、画力の高さ、描写の凄さについては脱帽するしかありません。
青年コミックどころか成年向けにもなかなかあり得ない激しいバトルですが、この内容では確かにやるべきことをやるノルマがある成年向けよりは青年にこそ相応しい内容に違いないと感じました。
未成年の皆さんは親御さんのいない場所でこっそりと個人アカウントを作って購入し、性癖を歪ませてください。
キャットファイトやリョナジャンルがお好きな成年の皆さんには手放しでおすすめです。

偶然運命に選ばれてしまった普通の女の子が自分には向いていないと自覚しつつも前向きに、時に心がへし折られ、それでも誰かの支えで立ち上がるごくごくありきたりな、それでも感動するちいさな英雄譚。

ゲームの内容としては、同人作品の中でも高水準の3Dアクションゲームとなっており、装備によってアクションが変わり、自分が得意な操作を追求することができます。
また、このゲームの醍醐味であるキャラメイクもアクションパートに影響を与えるのに驚かされました。
小柄でスレンダーならば身軽に、グラマーであるなら動きが遅く。理想の追求を目指すと、どこかが引っかかるバランスも絶妙です。

お話の途上、目を背けたくなるリョナシーンの数々にも行き会いますが、主人公のリッカちゃんが明るく優しい普通の女の子だからこそ、酷く惨い目に遭わされる姿に興奮します。
特にHパートでは好みのキャラメイクで責め苦を味わうリッカちゃんを通して性癖が開花する気分になりました。

低スペックPCでも案外不足なく動きますので、アクションが好きな人もリョナエロが好きな人も、是非。

今でも名前の挙がる名作フリーRPGをインスパイアした骨格に、エッチな肉付けを施した特定の世代狙い撃ちのゲームです。

世界の謎と自分の背景を同時に追いかけながら、女の子とも仲良くし、人の姿が消えてしまった世界を冒険する、往年のRPGがお好みであればハマること請け合いでしょう。

難易度も原典となるフリーRPGと比べれば程よくバランスを調整されており、戦略に困ることもありません。

各ヒロインとも個性的で今作だけの物語で終わることなく、いつか違う作品でも出会えればと感情移入までしてしまいます。

いろいろな意味で腰を据えてプレイできるRPGでした。