ナナつばきさんのレビュー一覧
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投稿数ランキング | - | (総レビュー数:25件) |
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突然ですが、質問です。えっちな先輩に性的イニシアチブを握られたいですか?
握られたい? オーケー、それなら本作を聴きましょう。
本作のヒロイン、萱島鳴瀬(かやしま なるせ)は女子高生であるアナタ(=聴き手)の憧れの先輩。読書家で博学なうえにダンスも得意な才色兼備、まさにスーパー先輩です。そんな先輩とアナタはトラック1のスタート時点からすでにラブラブ状態。朝の公園で誘惑されて、えっちなキスをされたりおっぱいを触らせてもらったり。「愛のある煽り」をされながら百合えっち生活に浸っていきます。
「気持ちいいね、おっぱい揉み揉み楽ちいね、なるのお乳は、毎日揉みたいんだもんね」
「お外で触ると、一杯興奮ちゅるの~? えっちな赤ちゃんだね~・・・」
「ちゅ、んっふ、・・・へ~、ハグちてたらちゅーちたくなっちゃんだ。悪い子だね」
※台本テキストより引用。レビューでは絵文字が使えないので省略していますが、各センテンスの語尾に逐一ハートマークが付きます
主人公が大好きだからこその、愛のある煽り。むしろ、もっと言って。
さて、そんな先輩との百合えっちは受けと攻めが両方楽しめます。性的イニシアチブを握っている先輩に耳舐め、キス、手マン。そのほかにもジャケ絵からでも分かる魅惑のふとももに女の第二の性器である手指を挟まれてすりすりされたり。
そしてえっちな先輩は受けに回ってもえっちなのです。高音喘ぎのエロさはご存じでしょうか。世間では「オホ声」により低音が台頭しつつありますが、喉をこするような上擦ったハスキーな喘ぎもエロいよ! 憧れの先輩がアナタにだけ聴かせてくれるえっちな声というシチュエーションも魅力的です。
とりあえずエロシーンから聴くせっかちな人も、本作はぜひ頭から聴いていただきたい。ストーリー主導だからこそできる作品世界にどっぷり浸る時間は、他ではそうそう味わえない音声体験です。
キスが多めなのも嬉しい。湿度高め、最高。
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◯どんな作品?
・優しくてえっちな幼馴染に、ちょっとだけいじめられながらたっぷり甘やかされる百合夢音声
・えっちな薬で母乳体質になった主人公ちゃんがヒロインにたっぷりおっぱいを吸われるお話
・百合キスもたっぷりどっぷり収録の満足な一作
◯どんな人におすすめ?
・女として女の子に愛されたい人
・作りこまれたヒロイン像を堪能したい人
・「女の子に母乳を吸われる」未知の体験をしたい人
女の子に母乳を吸われたい。そんな願望を頭の中だけで終わらせる時代はもう終わり。可愛い女の子にたっぷりねっとり搾乳される音声のお披露目です。
ヒロインは主人公(女)の幼馴染。ちょっとだけSで、すごく優しい女の子。あなたのことが大好きで、ときどきSな面を覗かせるけれど、基本的に全肯定ヒロインです。表面的に「偉いね!」と褒めてくれるタイプの全肯定ではなく、真面目で優しいあなたのことを心から理解してくれて、あなたの悩みや葛藤も丁寧に紐解いてくれたうえでの全肯定ですから効き目はテキメン。優しいあなたのためにがっつり作りこまれたヒロイン像は、数ある音声作品の中でも頭ひとつ飛び抜けた解像度の高さです。
女の子が女の子のおっぱいを吸うのは素晴らしい。そのことを教えてくれる作品でもあります。正直わたしは聴くまでは「母乳プレイ」というものにピンと来ていませんでした。現実味の薄いシチュですし。ですがそれも本作を聴くまでのお話。女の子がおっぱいを「ぁむ、ちゅ、」としゃぶりながら「すっごぉ…。ほら、すごい、溢れてきてる…」とうっとり感想を述べる声の、なんと甘美なことか。授乳音声、需要あるよこれ。エロ音声の女の子のみんな、どうせ舐めるならおっぱいを舐めよう。
百合キスも丹念にたっぷりしてくれるのも嬉しいポイント。「舌だして?」「わたしのべろ、大好きだもんね」など、合間に挟まれる台詞も実にえっち。
百合夢音声としてマストバイの一作です。おすすめ。
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こんな人にオススメ!
・ストーリーにどっぷり浸りたい人
・「ヒロインを愛する」体験をしたい人
・女として女の子とえっちしたい人
百合夢(一人称百合ボイス)に定評のあるプルシアンブルーさんの特徴として、「超・ストーリー重視」があります。とにかくストーリーとキャラクター造形の作りこみが凄いんです。それもそのはず、ボイス自体の再生時間は一般的なそれですが、本作の台本はなんと驚くなかれ、脅威の約900ページ。あの大作古典『罪と罰』に匹敵するくらいの大ボリュームです。紙の本として印刷したら立派な鈍器となるでしょう。
なんでそんなことになっているかというと、ボイスでは表現しきれない「地の文」や心象描写などを詰めに詰め込んだ結果、これほどのボリュームになったわけです。つまり、膨大な設定と心象描写に支えられて抽出された濃い濃ゆい一滴が、本作のボイス部分。こんなに贅沢な音声作品は他にありません。濃密な百合えっち体験をお楽しみあれ。
本作のヒロイン「ミネルヴァ」はダウナー系ミステリアスなクール美女、最初はそういう印象でした。でも、実は違う。本当は感情を表すのが苦手な、不器用で可愛い女性。主人公を愛するうちに声にだんだんと感情が宿ってくるのが本当に可愛い。だんだんと主人公ちゃんに対して感情を露わにしてくる、その過程を楽しむ作品でもあります。心象描写が丁寧なので、女性にもオススメです。
本作はえっちパートとストーリーパートを織り交ぜながら展開します。えっちパートでミネルヴァに愛されまくり、ストーリーパートでは主人公ちゃんのほうもミネルヴァを心から愛していることが会話や展開からヒシヒシと伝わる。丁寧なストーリーテリングと濃密な百合えっちの両立により語られる「一人の女性を愛する」ための物語。ヒロインの造形が深く練られているからこそ成しえる百合恋愛体験は、極上そのもの。
百合夢ボイスで、ひとりの女性を愛してみませんか。
「女三人寄れば姦しい」なることわざがありますが、それは間違いです。「女三人寄れば百合えっち」が正解。それが三姉妹なら尚更のことでしょう。
「家庭内売春」という一見百合マンガとは思えないタイトルですが、内容は純度1000%の百合なのでご安心を。プレイが道具無しになったことで、ただでさえ百合えっちの完成度の高かった前作からさらに純度を増した百合になっています。
3P百合の醍醐味は単に「女が3人」というだけではなく、「女2人と女1人」になることで、プレイの可能性が広がることにあります。本作でも、
「2人に同時に乳首を舐められる」
「後ろ手に拘束されている状態で2人の百合えっちを見せつけられる」
「攻めに両手で同時に手マンされている2人がキスをする」
などの多彩なプレイが繰り広げられ、読者を決して飽きさせません。特に最後のほうの、3人でキスをするシーンは最高に百合えっちです。
百合えっち描写は真に迫るものがあり、R-18マンガとしても普通にクオリティが高いです。絵柄も綺麗で見応えがあります。純粋に品質の高いR-18作品を求めている人にもオススメです。もちろん、百合好きの人にも安心して全力でオススメできる一作です!
百合えっち漫画で実績を積み重ねてきた天凪青磁先生の百合作品!今回は特に破壊力がハンパないです。
百合えっちの内訳:百合オナバレ、百合キス、百合クンニ、貝合わせ、貝合わせ×百合クンニ×百合キス、ダブル百合クンニ、百合手マン、3人百合キス
意中の女を別の女に取られた女が、どういうわけかその2人と百合えっちするお話。いわゆる巻き込まれ系3P百合えっちですね。2人のセックスに利用されているという葛藤を抱えつつも、そのまま呑まれていってしまいます。いわゆる片想いになりますが、やってることは甘々百合えっちです。
さすが中堅作家でしょうか、百合えっち描写のクオリティが高いです。貝合わせやクンニもさることながら、本作は百合キスの描写が特に力が入っています。女の子の舌と舌が合わさる描写は百合えっちの要なので、その点をしっかり押さえていますね。
男性キャラは登場せず、100%女の子の百合漫画です。百合100%の上質な百合えっち漫画を欲している方、必読です!
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百合夢(一人称百合)ボイスに定評のあるプルシアンブルーさんの最新作!本作の見どころは3つ。
・トップクラスのキス&舐め音特化!
・初手百合えっち
・あまあま溺愛お姉さん
・トップクラスのキス&舐め音特化!
本作のキスは、すごい。特筆すべきは、その長さ。「キス特化」を謳っている作品でも、キスの合間にセリフを挟んでキスが中断され、ちょっと萎える経験をしたキスマニアの方はいるでしょう。ですが本作はずっとキス、キス、キスが始まったらひたすらにキスです。舐め×キス特化は伊達じゃない、看板に偽りなし。これほどまでに本格的な汁気多めのキスは、100作近くえっちボイスを聴いてきた私もトップクラスと断言できるクオリティです。シチュはみつみお姉ちゃんからの責め特化で、アナタはひたすらに舐められ貪られ溺愛される女の子となります。
・初手百合えっち
今回は最初から甘々ラブラブ溺愛MAXスタートです。本サークルの作品にはヒロインとの出逢いから恋人になるまでの過程を描く全年齢前日譚パートがある作品と、物語開始時点で恋人同士のアダルトパートから始まる作品があり、今回は後者となります。というわけで、本作は最初から百合えっち体験したい!という方にオススメです。前日譚有りの作品も味があるので、興味があればそちらもぜひ。
・あまあま溺愛お姉ちゃん
ヒロインはアナタを全力で甘やかしてくれる幼馴染のお姉ちゃん。声優の琴香さんが年上系を多く演じられているということもあり、声から伝わる「お姉ちゃんパワー」がすごいです。たとえアナタが40代や50代、あるいはそれ以上のお年だとしても、彼女の圧倒的な包容力を前に「お姉ちゃーん!」以外の感想を失うことでしょう。えっちの最中にささやきウィスパーボイスで愛の言葉を鼓膜に差し込まれる、それだけでもう幸福の絶頂。
キス特化、責められメイン、そして何より百合夢が好きな人は迷わず買いの一作です!
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こんな人にオススメ!
・ストーリー重視
・百合が好き
・愛のある言葉責め、羞恥プレイが好き
・メイドさんに「ご主人様」ではなく「お嬢様」と呼ばれたい
本作は主人公が女性、ヒロインも女性の百合夢ボイスとなります。附属テキストでデフォ主人公の設定も用意してあるので、女性だけでなく男性ユーザーもヒロインと主人公の絡みを神の視点から楽しめます!
本作はいきなりセックスから入る作品ではなく、ストーリーや会話シーンとえっちパートを並行して交互に楽しむタイプです。日常があるからこそ、ふとしたヒロインのささやき声やえっちのお誘いにドキリとする、ストーリー没入体験型エロボイスとなります。ストーリー重視だからといってエロがおろそかというわけではなく、むしろ十二分に本格的です。全プレイが主人公がヒロインにひたすら責められるシチュであり、愛のある言葉責めや羞恥プレイをひたすらに浴び続ける、濃密な百合体験を味わうことができます。キスも多めでしっかりディープなので、私みたいなキス好きも満足。またトラック3のクンニは本当に本格的で、マジで女性器に口を押し付けながら喋っているんじゃないか、というレベルです。本格百合クンニボイス、必聴ですよ。
また、本作にもプルシアンブルー作品の特徴として分厚い台本が付属テキストで付いてきます。ヒロインのセリフや声優さんへの演技指示だけではなく、ボイスでは無かった主人公のセリフや心情も描かれており、「お値段そのままに百合小説が一本ついてくる」レベルです。もちろん「台本を読んでいないと本作の50%しか楽しめない」というわけではなく、むしろ「台本を読むと200%楽しめる」ですので、本作を余すことなく楽しんでください。
お嬢様を責めまくり犯しまくりの性欲おばけメイドさんと、露出癖お嬢様。屈折しているようでその実まっすぐな主従が向き合う時、ふたりの関係の未来は。ぜひ、本作を聴いてお確かめください!
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エロボイスを聴く時、とりあえず舐め音か喘ぎ声が聞こえるシーンまで飛ばす人へ。それも作品の楽しみ方のひとつ。でも、ひとつ言わせてほしい。
エロだけが、エロボイスじゃない。
ストーリーを辿ることで、エロシーンに更なる深みが増す。本作がそれを証明する。
本作は自己肯定感ゼロのスーパー善人女騎士が、悪徳商人からサキュバスを救い出し、全肯定サキュバスに甘々看護されるお話。主人公の優しさとヒロインの抱擁力がセリフの端々から感じられて、聴き手を作品世界へと誘う。主人公とヒロインの人物像も端的に描写されており、人物紹介に長く時間を取られる事もない。主人公がどれだけ優しい女性か、ヒロインは主人公にどれだけ尽くす想いを抱いているのかがスッと頭に入ってきて、そうすれば本作を200%楽しむ準備はもう万全!
女の子を持ち物扱いとか絶対にできなさそうな主人公に「自分を持ち物のように呼んでほしい」と迫るヒロイン!
性欲ムラムラMAXな主人公に、イラストから分かる豊満なおっぱいを差し出すヒロイン!
清楚で尽くす系のヒロインに、言葉責めされながらバックで犯される主人公!
エロシーンというエロシーンのコクが、本作のストーリーを一緒に楽しむことで倍増する。もちろんエロシーンだけでも楽しめるが、ストーリーから追えば本作を200%楽しめるのは間違いないだろう。
「ストーリーにこだわるとエロが薄くなるのでは?」とんでもない!むしろ母乳プレイやサキュバスの尻尾プレイなど、トガりにトガったシチュがアナタをお出迎えする。じっくりしっとりぐっぽりエロ完全保証だよ!
「百合小説が一冊ついてくる」と話題のクオリティの台本テキストがあるのも本作の特徴のひとつ。ボイスだけでは伝わりきれない心理描写などが丹念に書き込まれており、本作をさらに楽しめる一冊。
ストーリーで包み込み、エロで殴る。ボイス作品を腰を据えて楽しみたい人は迷わず買いの、オススメの一作!
『魔女は弟子に負けた。』
タイトルの通りの主従逆転百合えっち。魔女の師匠が弟子に服従の淫紋を付けられて、されるがままにされるお話です。魔女と人間の差があるので見た目は弟子のほうが大人なのがミソ。
まず、師匠の小さな肢体をなぞり蹂躙する弟子の手指がえっち!思うがままに手マンする指もえっち。胸とクリトリスを愛撫する舌の描写がとにかくえっち!そして、弟子にされるがままに絶頂を迎えた師匠が今度は弟子を押し倒して・・・!?逆転無しの、大人な年下に思う存分快楽漬けにされるちっちゃな魔女のえっちな漫画。オススメ。
『おしおきされたい』
魔王様(女)に拾われた獣人のわんこ(女)が、魔王様に思う存分性的なおしおきをされるお話。
寸止め焦らし手マン、首絞めなどSM的な要素が強い作品。とにかく魔王様のビジュアルが”強い”ので、つよい女に自分の立場をわからせられちゃうペットの女の子、というシチュエーションにグッと来る人はマジでオススメです。
絵柄が可愛さとえっちさを両立している感じで、ポップながらエロティシズムもしっかり内包しています。気軽に楽しめる百合えっち漫画として、イチ推しの作品です。
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七緒の可愛さとえっちさについては他の方に書いていただいているので、ここでは付属テキストの台本について語りたいと思います。音声作品なのに、台本でレビュー1本書けちゃう作品。
まず、普通に百合小説一冊。ふつう、ボイス作品の台本といえばセリフが並び、たまに作者の演技指示が挟まれる簡素なものをイメージするかと思います。でも、本作は違う。
まず、主人公が喋ります。ボイス本編ではセリフを聞くことのなかった主人公ちゃん(百合なのでもちろん女)が、テキストの中では普通に喋りまくります。すごく良いキャラです。
ボイスなら20分程度のシナリオが、台本にするとなんと100ページ。なんでそんなに増えるのかと言うと、主人公のセリフやボイスでは語られない事情(主人公の推しがピンチなど)、めちゃくちゃ緻密な心理描写や声優さんへの演技指示などがこれでもかと詰め込まれているためです。本編ボイスの色鮮やかで豊かな演技は、創りこまれた台本という縁の下の力持ちがいるからこそ成り立っているのだと知ることができます。
「え!?この時そんな事情があったの!?そんなこと思ってたの!?」という驚きの連続です。本作はストーリーパートとアダルトパートの二部構成ですが、そこに台本も加わることで三つの楽しみ方ができる、ものすごくオトクな作品です。
台本を読まないと楽しめない、ということはなく、もちろん音声単体でも楽しめます。ボイスだけでも満足なのに、舞台裏で新たな楽しみをもたらしてくれる。それが定価で付いてくるんだからオトクというもの。
また「ここで聞き手に〇〇と思わせる」など、物語を語る上でのポイントも書かれているので、プロットの書き方の勉強にもなりますね。小説や漫画では見れない、物語作りの舞台裏を見れるのは貴重な機会。物語を創ることを志している人にもオススメな一作です。
百合もえっちもテキストもガッツリな本作。腰を据えて楽しみたい方はぜひ。