さもありなんさんのレビュー一覧
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小粋さんの声を初めて知った作品です。つまり?小粋さんに不意打ちで落とされた作品ってことですよ!!!
何なんですかこの声の魅力は......ダウナーというのでしょうか、肩の力の抜けた、鼻にかかった声が、神妙な雰囲気と、巧妙な余裕と、絶妙な色気をぶちかましてきます。静かな空間なのに一瞬で支配されてしまうという。。
頭から最後までそのトーンを崩さない流れ、エロい台詞たっぷりなのに、どんなに頑張っても手のひらの上でもてあそばれていることを心の奥で感じてしまう。文と声の不思議な関係が、聞くうちにやみつきになってしまう、コンパクトに高威力なおはなしです。魔力的ですね。
2019年01月14日
洗髪やマッサージなど、本編とは違ったタイプのリラクゼーションが今作の特徴。「耳かきがいいのにー」と思っている諸兄も一度体験していただきたい。桶に注がれる水の音、泡が弾ける細やかな音、ビャクの所作が鮮やかに想像できるような音が耳に新鮮で、きっと違った気持ちよさが体験できるのでないかと思う。
この作品が好きなら、同サークルさんの「癒しの夜」もおすすめします。
ただし、本来あなたはテン様の耳かきをされにここに来たはず。それは覚えておきましょう……
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2018年12月01日
ともすれば立体音響やバイノーラル録音があたりまえになってきている同人音声戦国時代。
この作品も、音響や効果音はもちろん素晴らしいですが、それ以上に、会話のテンポや登場人物の位置関係、感情の変化までもが自然に演出されてるところに驚きました。
二人が同時に収録しているということで、細やかなところまで気を遣って作られているのかなとおもいます。
個人的には最後の添い寝トラックもよかったです。聞いているうちに主人公という存在から枕のような無機物になって永遠と二人の会話を聞いていたいなとも思いました。そういった方向けのおまけパートもあります。こちらも癒やされたのでぜひ
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ふわふわユルユルなお姉さん「ネリー」が今回のヒロインです。
前作の小雪さんとはまた違う雰囲気を持ったネリーさん。シリーズ物ですが、新鮮な気持ちで聞くことができます。
前作でもそうでしたが、このシリーズは雰囲気の描き方が秀逸だと思います。自然な会話や空気感にあてられて物語を聞いていたはずが、ゆるゆると近づかれ、気づけばじっとりと襲われてしまう。今作も「雪女」というタイトルに恥じない、素敵でドキドキできる作品だとおもいます。
宿の秘密も少しずつ語られていて、次回作も楽しみです。
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2018年06月30日
ジャケット絵を見てください。スタイルの良い体を包む和服にやわらかな髪、大人びた顔に穏やかな視線。丁寧な言葉づかいとどこまでも優しくい声。やや古風な雰囲気を感じるこの女性が貴方の姉です。姉なんですよ!?!家に変えれば迎えてくれるし褒めてくれるし甘えさせてくれるんです!この姿とこの声で!!!
そりゃもう……どう考えても「そうだった姉いたわ私どうかしてた」と自然に思うことが出来るし、たとえそれ以上に疲れて雑念が混ざっても「姉上に甘えて良いんですよ」と言われたら「姉上~~~~~~~!!!」と脊髄反射することができるのです。だって姉上がそれを許してくれるから。。。。
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2018年06月30日
この作品も全年齢です。全年齢なのです。。。。。でも、とみみ庵さんの作品の中でも、とても「官能的」なお話だと思いました。「えっち」ではなく「官能的」・・・
触れる器具の音、動作や息遣い、そこにするりと囁かれる店主の声……癒やされているのに背筋がぞわりとする、なのにそれすら心地よいような……
そうして気がつくと今回もまた最後のトラックで目を覚ます。その空白すら妖しくてドキドキする、危険な感覚を味わえます。
いつか機会があったなら、別のお話も聞いてみたい、そんな魅力のあるお話でした。
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トラック1を聞き始めた時は「丁寧で癒やし感の強いおはなしなのかな?」と思いました。
こやまはるさん演じる小雪は、一生懸命さと初々しさがある小動物のような子で、微笑ましさすら覚えます。
環境音の演出も丁寧で、雪の降り荒ぶ山奥の宿で静かにまったりするのだろうとーーーーー
思っていると、間違いなく呑まれます。
じわりじわりと沼に沈んでいくようにゆっくり誘惑され、心を奪われ、身体は動かず、気付いたときには徹底的に絞られる。
ボイスドラマでありながら、多幸感とともに、最後には「彼女から抜け出せないのではないか」という恐怖すら感じる展開は秀逸です。
雪女は人の精気を吸う、淫魔的なものとして描かれることもあるといいます。
そういう意味では、この作品は間違いなく「雪女の宿」でした。
2018年01月09日
フランクであけっぴろげな喋りでからかわれたと思えば、次の瞬間には熱の入った囁きで心の奥を揺さぶられる。
コロコロと切り替わる感情豊かな声は、今話題の某バーチャルユーチューバーのよう。ギャルっぽい喋りが多いのが特徴ですが、下品さはあまり感じず、こちらの緊張を自然と解いて導いてくれる優しさや思いやりを感じる事ができると思います。
気軽な挨拶から始まっても、最後は甘くしっかりと筆おろしまで導いてくれる、明るい作品。ドキドキしながら、楽しんで!
2017年11月23日
気怠げで甘い声、少し大人っぽいお姉さんに語りかけられながら進行していくお話です。
22分1トラックの中で、誘惑され、襲われ、言葉責めされ、言われるがままに身も心も虜になっていく様子がじっとり丁寧に描かれています。
「催眠風」の説明どおり、ハッキリとした催眠導入などはありませんが、畳み掛けるような淫語責めや声のトーンで、物語の世界に深く深く没乳していくことができますよ。
第1弾、第2弾では、甘やかすお話はもちろん、事務的なシチュエーションや、厳しめな責めをするお話など、色々な「責め方」が描かれてきました。
一方、第三弾となる今回は最初から最後まで「優しい」お話になっていると感じます。
優しく褒めるように甘やかしたり、いじめるときもイタズラっぽく可愛がるような喋り方で、徹頭徹尾、お姉さんが優しく接してくれます。
とはいえただ甘いと侮るなかれ、様々なシチュエーションは色々な想像を膨らませてくれますし、バイノーラルによる囁き声の応酬は冒頭から最後まであなたを癒やしてくれるでしょう。シリーズ含めおすすめです。あなたもオス牛になって脳髄をとかされるがいいのさ!
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