senkoさんのレビュー一覧

女性向けエロ漫画ではどういった形であれ恋愛要素があることが多いですが、本作にはありません。かといって主人公が男性二人から嫌われているというわけではありませんが。
ストーリー性やキャラの掘り下げはあまりなく、基本的にエロが主体の内容になります。ただそのエロの部分の画力がとても高く構図も素晴らしいので、それだけで十分楽しめる作品です。
なのでキャラ間の恋愛要素やストーリー性を重視されている方には向いていないかなと思います。
私はキャラ同士の感情の行き交いやストーリーの展開を楽しむタイプなので、最後の終わり方や男性キャラ二人が主人公に向ける感情の描写が薄く感じました。

こちらのサークルさんの作品がすごく大好きなんですが、特にいいのは夜這いシチュが多いところです。
今回はそんな夜這いシチュ系作品ですね。

相変わらずこちらのサークルさんの作品は言葉責めのバランスがいいです。
キスシーンがダラダラと長すぎても冷めると思っているんですが、キスシーンに限らずこちらのサークルさんは全ての間のバランスがいいのでちょうどいい案配で次の手に移ってくれるんですよね。
かといって攻め手が緩いわけではなく、常に様々な攻めによって聴き手を翻弄するのがとてもお上手です。

こちらのサークルは大体の作品に胸を執拗に責めるシーンがあるのもいいです。女性向け音声ではおざなりにされがちですが、胸が好きな男性キャラというのが妙なリアリティーを生むせいか好きなんですよね。
もちろん今作にもありますのでその点でも好きな作品です。

個人的に挿入中の音は激しいのが好きなので今作は久々に百点満点の出来です。
こちらのサークルさんで言えば系統的には『嘘つきだらけの男子寮』『暗がりのインフェルノ』『修学旅行の夜』あたりがキャラの性格的や雰囲気的にも近いかなと思いますので、この中でお好きな作品が一つでもあれば正直それだけで買いですよ。
ジオメトさんの中では『暗がりのインフェルノ』が私的最萌え作品なので、今回はあの雰囲気にかなり近くて最高でした。
効果音の面でいいますと上記した四作は水音の激しさが結構違うんですが、今作は『暗がりのインフェルノ』に一番近かったですね。ピストン音が激しいのがお好きでしたら合うと思います。

長くサークル活動を続けられると色々なバリエーションの作品を出さなければいけないとは思いますが、個人的にジオメトさんは女性向け夜這い音声のパイオニアだと思っているので、これからも心のまま作品販売を続けていっていただきたいです。

前作はシチュエーションの都合上激しい描写はあまりありませんでしたが今作は一転して長時間のハード系。
興味を惹かれるキャッチーな作品タイトルもあって発売前から楽しみにしていました。

拝聴し終わって……うーん。すごく濃くて内容には満足しましたが、また聞きたいとは思えませんでした。
大人数物の宿命かもしれませんがキャラクター達に愛着が湧きませんでした。脅迫からの集団レ○プに罪悪感を抱かない男だらけの高校生って設定に違和感が。
相手は教師なのに誰一人として躊躇しないのも、行為に興味がないのに他の部員にからかわれるのが嫌でレイ○に参加するって部員がいるのもなんだかなぁ。作品舞台を成立させる為にキャラが振り回されてる感じがありましたね。
ここまで道具のように扱われボロ雑巾として使い捨てて、別に教師に対する脅迫材料があるわけでもなくて。
彼等の頭には教師に反撃されるリスクとか全くないのかなと妙に現実的に考えてしまいました(笑)。

レ○パー物ってヒロインという個人に対して執着がある物と、レイ○という犯罪行為自体に快感を覚えている物とに大別されると考えているんですよね。
前の例で言うなら今作にも僅かにあるんですが全体から考えれば本当に一部です。他の部員達は後の例に当てはまる……わけでもなく。なんだかこう、今が楽しければそれでいいやってノリでこの部の恒例行事は行われていたんだろうなという感じがしました。
それにしてはバレた時のリスクが高すぎる遊びだと思うんですが、そう考えないあたりがある意味高校生らしいキャラ達なのかもしれません。

どうしても作品自体が長い分最中でそういう風に考えてしまってイマイチのめりこめませんでした。登場人物を1/3程度にしてキャラの濃さを増した方が個人的には好みでしたね。
ですが次作も含め、すごく好みのシチュエーションが多いサークルなので、今後も楽しみにしています。

主人公はとあるオンラインゲームのサーバーで最強の存在。その力で賞金稼ぎをしている。とあるイベントで人間が操作するイベントボス二人に負けて敗北調教という流れの作品です。
以下本編内容に触れますのでご注意を。

愛され感は基本的にありません。台詞では多少ありますが、あくまで台詞といった感じです。
というのもボスの片方は主人公にずっと目をつけていたとかなりの執着を見せるのですが、それは彼の目的ゆえでありそこに愛情は特に見えなかったからです。
主人公に目をつけたのも主人公が彼の目的の為の条件を満たしているからという理由からなので、その条件に合いさえすれば今作のヒロインって誰でも良かったんですよね。
そういう意味では完璧に道具扱いですし、ボス側的にも主人公を快楽落ちさせて無理やり計画に巻き込んでやろうといった思惑なのでそこに引っかからなければいい作品だと思います。
残念ながら私はモヤッとしてしまいましたが。もし続編があるとしてその辺りをカバーするパートがあったらまた評価も変わりそうです。

ただ声優さんの演技、音質、水音共にとても良かったと思います。シナリオも頭の数個と終わり以外は自分で好きな内容を選べるパターンなので、自分好みのものばかり聞けるというのは強みだと思います。
ただ一部パートでのギャグはちょっと寒かったかな。せっかくの催眠要素あり作品なのでああいう一瞬にして現実に引き戻されるギャグは好き嫌いが別れるかと。肘を交互に突き出す芸人さんの姿が数秒ほど脳内から離れず真顔になりました。

おねショタ作品はどちらかというとニッチだと分類されるものですが更に希少な【ショタおね】作品になります。

　今作は説明にもあります通り超短編RPGになります。寄り道せずに進めれば三十分から一時間程度でEDまで見られると思います。
ストーリーとしましても主人公の女の子が王子様の母親を助けるために森に薬草を摘みに行き帰ってきました、おしまい。という簡易なものになります。
　ここまで聞くと値段相応な作りに思えてきますがこの作品のすごいところは、このあっさりとしたストーリーにこれでもかと詰めこまれたイベントの数々の質の高さです。

　今作では主人公は行動によって水に濡れることができるのですがそれが立ち絵やスチルに反映されるため、しっとりとシャツに張り付くノーブラの胸やパンツを楽しむことができるのですがこれがまたエロイんですよ。
　主人公はむちむちとした肉付きのいい女の子なので、その差分を楽しむだけでも何度もイベントを見たくなるんですよね。
　上記している通りイベントの質も高いんです。無防備でお人好しな元気っこが薬草を採るためにクールな獣人ショタに用心棒になってもらい、森を巡る際にエロハプニングが起こって……という感じになります。
モンスターに襲われてパンチラやツタを昇ってる最中にアソコと擦れて、みたいなイベントもありますが、基本的には絡みは獣人とのみになります。
　むっつりクールな獣人ショタを無意識にパンチラで誘惑したり、護衛料不足で胸を揉ませていたらどんどん過激になっていきそれに興奮を隠せない主人公の無防備な様が描写されていく過程がすばらしいです。

　ここまで読んで少しでも気になる要素があれば体験版のプレイをオススメします。
驚くことに体験版と有料版の違いは回想機能の有無のみなのです!
とはいえ有料版も内容からは信じられない超安価なので体験版で気に入れば有料版の購入をぜひぜひ!