月の下さんのレビュー一覧
レビュアーランキング | 480位 | (役に立った数:273件) |
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投稿数ランキング | - | (総レビュー数:77件) |
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友達以上恋人未満、幼馴染というとこの関係が特にピックアップされます。
この作品でも例に漏れず、その関係性の距離感を描いています。
恋人みたいにイチャイチャしてるんだけれども、まだそこに立ててないというかそんな感じ。
幼馴染とのこうした間柄というものはくすぐったく感じるものですが、むしろ幼馴染の一定時期でしか出せない極めて得難いものでは無いでしょうかね…
またこのユキトさん演じる幼馴染さんの演技が絶妙。
気さくさと好意の振れ幅が場面によって揺れるのがなんともこそばゆーい…
環境音もしっかりしており、雨の降る日の縁側でしているため雨音がどうにも心を掻き立てます。
後半の添い寝では寝息とつぶやきに集中させるため抑えめになっているのも良し。
拗れてる訳ではないから変にドロドロしてない、でもカラッとはしてない、何と言うべきかしっとりとした作品でした。
友達以上恋人未満のもどかしさとすっぱさを見事に表現していますので、それを味わいたい人は是非聞いてみてはいかがでしょうか。
うん、やはり幼馴染って強いわ。
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猫屋敷シリーズ第二弾。今回もお相手は子子さんです。
季節が巡って秋となり、晩夏とは違った空気感の中で、期待通りの癒やし音声となります。
マッサージ、耳かきといった定番に加わるのは足湯。水音が気持ちいいですね。
耳かき工房さんの「語り」は上手だなと思います。猫屋敷シリーズの2作での特徴はここにあると個人的に感じられるくらいには聞いていて心地が良いです。
今作では猫屋敷のある温泉街についてぽつぽつと語ってくれます。この点は個人の経験の話になりますが、温泉街がどんな雰囲気かを知っていると、子子さんが語られている内容がスゥ-ッと頭に入ってくるので作品にのめり込みやすかったですね。でも子子さん、お腹減るような話題はやめてください。腹が鳴ります。
そしてたまこさんのウィスパーボイスがあることで値落ち率が未だに8割超え。非常によく寝れます・
前作からさらにゆったりした空間に身を浸せられる作品に仕上がっておられます。定番の内容と主張しすぎない程度のちょうどいい語りがお好みならどうぞ。
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マッサージと耳かきといった従来のメニューに加えて、ASMR作品でも比較的珍しいメニュー「産毛剃り」がある音声作品。電動のシェーバーではなく、カミソリを使って行うので駆動音0の「しょりしょりしょり…」といった剃毛の音をしっかり楽しめるのが特徴です。
今作のお相手、子子さんは落ち着いた人ながらもちょっとおしゃべり好きな可愛らしい人。終始か細い調子で語りかけてくれるので割と眠気が湧いてきます。その語りかけの内容も情景が思い浮かんでくるような内容なので、こう…聞いていて心地が良いです。
そういう部分ではただ単にシンプルな耳かき音声ではなく、この作品だからある個性が垣間見えました。定番に少し特徴づいた作品がお好みなら是非どうぞ。
レビュアーが選んだジャンル
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異世界召喚ファンタジー耳かき音声。
割とありそうでなかった題材ではないでしょうか。
単純な耳かきではなく、スライムなどを使った癒やしというのが特徴的。
似たような音はあれど、そんな音を「ファンタジー題材として扱う」という点での「作品への没入感」を違った方向から掘り抜いたワクワク感がありました。
だからこそ、耳かき音声に代表される「日常的な癒やし」の音声作品とは違う「非日常的な癒やし」が得れた気がしています。
そう強く思える理由が過去のレビューでも言及されている「我々が日常的な癒やしと連想する耳かきを彼女が知らない」ということからでしょう。
それに加えて。自分たちの世界とは違う点の説明をフィリアとの会話に組み込んでいることによって、自然と異世界に召喚されている自覚が芽生えてきました。
そういう点を鑑みれば、素晴らしいシナリオ構成をしている作品と言えます。
そして何よりフィリアというキャラが非常に可愛らしい。
好奇心旺盛で研究熱心、でも年相応な女の子にしてちょっとおぼこーい感じ…
また、バイノーラル録音を最大限利用して、説明しながら前後左右にぴょこぴょこ動いてる様子や、近づいて耳打ちしている様子やコロコロ変わってそうな表情が連想できます。
…多分フィリアの身長はちっこいだろうな!背伸びして耳打ちしてるだろうな!!めっちゃ可愛いと思う!!!
欲を言えば、またフィリアの新たな実験に付き合いたいものです。つまり続編希望。
ファンタジー題材を利用した特異な耳への癒やしはまだまだ少ないものなので、斬新さも求められるでしょうが…耳かき音声の新たな可能性が見えてくるような気がします。
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泥酔した彼女に呼ばれてめちゃくちゃえっちする一夜のお話。
タイトル通りに彼女さん、でろんでろんに酔っ払っております。
音声作品ゆえに酒臭さがないのは幸か不幸か…
それでも声から吐息の熱とアルコール臭がしてきそう(褒めてます、とっても)な一之瀬りと様の彼女さんの演技がとてもよい。
呂律の回らない感じとかイントネーションの崩れっぷりが予想以上にハマっております。
加えて酒が原因で甘えと淫語リミッターが吹っ飛んでる状態。
そんな状態でえっちしたら…ねぇ?
酔っ払っている、という追加属性こそあれど彼女さんからどストレートな好意の好き好きビームを撃ちまくられるのが好みならオススメの一作。
ボディタッチ、耳舐め、キスと身体接触も多め。体感スーツはどこですか。
あと、聞く前にアルコール摂取するのもアリか…
ところで彼女さん、酔ってない普段はどんな子なんでしょうかねぇ?
そんな様子を想像してみると二度オイシイかも。
ヒントは最終トラックにあるゾ。
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雪女の宿、お次の担当はだるだる~んなネリーさん。
小雪ちゃんの話の中で出ていたお姉様の内の一人ですね。
聞く分には前作を聞いていなくても問題はありません。しかし、マッサージパートで雪女の宿の言い伝え?が語られるので、できれば聞いたほうがいいかも。
多分その方が色々と面白いはず。
さて、今回のヒロインであるネリーさんですが前作の小雪ちゃんに負けじ劣らず魅力たっぷりなキャラでした。
宿という舞台でありながら、聞き手がご飯を作ったり耳かきをしたりと「こっちが世話する」立場になっていたり、ほぼずーっとネリーさんに振り回される流れです。…俺、客だよね?
だからなのか、小雪ちゃん以上に距離の近さがあったような気がします。口調も畏るどころかめちゃくちゃ砕けてるので女友達みたいな距離感です。
また、ネリーさんも小雪ちゃん同様がっつり「豹変」してくれます。
そこは実際に聞いてこその衝撃なのであえてボカす感じで…一言で言うなら「反転」でしょうか。
だるだる~んなネリーさんだからこそ、あの反転っぷりは凄まじいものを感じましたね…
小雪ちゃんとはまた違う方向性で容赦なく搾ってきます。流石は和サキュバスの雪女…
とにかく、天知遥さんの演技が完璧にハマっておられます。
いい意味での遠慮の無さや節々で見せる照れ、夜での積極性、夜が明けた後の態度の変化…
聞き終えた頃には虜になってること間違いなし。こいつぁ…沼じゃな?しかも底なしだぁ…
やはり本作でも聞き手が作品に入り込める話運びがお見事の一言。もちろん音も高品質。
そこにネリーさんの「こっちがお世話をしなきゃならないキャラ」が合わさって聞き手が物語に入り込んでる感覚を無意識で促さているのは瞠目しました。
…いやまさか耳かきしてたらち〇ちんまろび出されて笑われた後にしゃぶられるってすげー流れで流石に笑ったけどさ!
さぁ次の女中さんはどんな子やら…
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私はね、これ癒やし音声かと思っていたんすよ。
まぁその通りだったんすけど、予想を超えるえっちさにただただ驚きましたよええ。
いやすごかったっすよホント。
サークル陸わかめの潮騒様の処女作、雪女の宿シリーズの一作目でございます。
初作品ながらに、非常に完成度の高い一作だと思っています。
作中の雰囲気に入り込ませるストーリーラインという、個人的に音声作品に対して最も重視している部分がしっかりしているのが何よりの評価点。
そこにリアルな音が加わることによって、最高の臨場感がありました。
何より無視できないのが、お世話を買って出てくれた小雪ちゃんのキャラ。
宿の中でも新人で、主人公が初めてのお世話する相手ということで一生懸命に献身してくれます。
しかしどうもえっちなことに興味津々なようで、サービスが進むごとにその一面がどんどん現れてきて……
…詳しくはあえて省きますが、紹介文に嘘偽りなく「食べられ」ます。キミはサキュバスかね。この「献身からの豹変」こそが今作最大の特徴と言えます。
全力を出してきた際には「俺このまま搾り殺されるのでは?」と錯覚してしまったほど。音声作品だぞ。
えっち方面の特徴ばかり書いてますが、普段の彼女はとても献身的で、無垢な可愛さを持つ女の子です。
最後に宿から出発前になると、前日とはまるで違った態度になるのがまたカワイイ。
全編に渡り、こやまはるさんの演技が本当に素晴らしいです。
聞く前と聞いた後で抱く印象ががらりと変わったのはこれが初めてです。いやぁいい意味でパッケージ詐欺でしたね…
とにかく、作品に浸れる構成に非の打ち所がない。雰囲気作りがしっかりしていたため、聞き手がそういう気分になれる運びが見事でした。
…一瞬でも音声作品なのに命の危機を感じたのは初めてかも知れない。
それはそうと、これからのシリーズで色んな女中さんに会うのがとても楽しみです。
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2018年04月10日
雨の日に彼女さんとのんべんだらりとおしゃべりしながら耳かき、添い寝をするある日を描いた本作。
何はともあれ、作品内のまったりとした雰囲気が非常に心地よいです。
その癒やしの最大要因がhana10さん演じる彼女さんの声でしょう。
いい意味で脱力した気怠さのあるボイスは聞いてるこっちもいい感じに脱力してきます。
そこに取り留めのない日常会話が展開されることで、まったりした雰囲気がバッチリ構成されています。
これがまた本当に彼女さんがいて本当に話しかけられてると錯覚するほどです。
要するにボイスとシナリオがベストマッチということ。
また、環境音と効果音も癒やしの相乗効果を生み出しております。
しとしとと絶え間なく聞こえる雨音は騒がしくない程度なので添い寝パートで真価を発揮。
耳かき音も個人的にいい塩梅の音のバランスでした。
色んな要素が絶妙に絡み合って見事な癒やしが生まれてる良作。
聞いてると肩の力が抜けてくる辺り、効力は絶大です。
またご存知の通り、スペ船さんのyoutubeチャンネルで音声作品が多数発表されております。
自分は今作からサークル様を知り始めた者ですが、無料作品も粒揃いです。
これからの作品が非常に楽しみです。
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よくわかんないレビュータイトルはともかく、自室に呼んだ女友達二名に弄ばれまくる淫ら200%な本作です。
そもそもこんな美人な女友達が2人もいて、しかも部屋に連れ込んでる時点で相当な勝ち組では?とか考えるのはやめておこうね!
本作最大の特徴は過去のレビューでも書かれておりますが「焦らし」です。
耳かきに始まりますが、この時点で股間を触られてます。これが30分。そこから耳舐めと同時に手コキが左右交代で行われて、これも約30分。
最後にラストスパートで約15分の両耳舐めと手コキでフィニッシュ…で合計約75分も最初の絶頂まで焦らされます。
その75分の間、ずっと2人に密着されているわけですが吐息や衣擦れ音のリアルさから本当にされているかのように思えてしまうわけで。
そしてオナホコキからのパイズリ、セックスと焦らしプレイから行為がエスカレートしていくため、それはもう搾り取られます。
本作ではほぼ女性優位で話が進みますが、2人から蔑まれるような言葉責めは限りなく薄め。
むしろ、彼女たちの再優先事項は聞き手を気持ちよくさせることなので、言葉責めも興奮するための強力なエッセンスです。
なにより焦らしプレイ以降は彼女たちも快楽重視になるため乱れに乱れちゃいます。
初視聴時でもそれを感じられた辺り、全編を通して小石川うにさん、御崎ひよりさん両名の巧みな演技が光っております。
女の子2人に弄り倒されながらもマゾっ気の少ないものがいい!って好みの方にはまさに200点な作品。
とにかくエロさについては想像以上なので少しでも興味が湧いたのならば是非とも聞いてほしいです。
期待を裏切ることはないと思います。
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耳かきに始まり、洗浄や産毛剃りなどのASMRを重視した耳撫屋シリーズ最初の作品。
この時点で耳撫屋の方針「基本は丁寧かつシンプル」が完成されてると言っても過言ではない。
重視されているというだけあって各サービスの音質は今でも色あせていません。
どう洗われているか、どう触られているか、どう掛かれているかといったことが音だけで把握できるとはそういうこと。
そうしたサービスにかの仔さんの声もマッチングして癒やしの相乗効果があります。
お店ということなのであまり喋りすぎず、これからすることをぽつぽつとしゃべる感じ。
その分、吐息と衣擦れの音が断続的に聞こえてきます。
そうした絶え間ない息遣い、膝枕をすると聞こえる衣擦れの音があるからこそ、臨場感が膨らんできます。
そして追加メニューの耳なめ。
昨今のASMRものでは定番のものですが、そんな今のものと比べても遜色ないクオリティ。
これでシンプルってどういうことなの…
耳かき音声もの定番のパターンを煮詰めに煮詰めて出来上がったともいえる不朽の名作。
音フェチ系初心者も上級者も、一度は聞いといで。