鶏頭惰眠さんのレビュー一覧

11×7のステージを出現した敵をなぎ倒しながら、穴を埋めたり、爆弾を処理したり、宝を取ってひたすら右に進むゲーム、という単純明快なルールながら一度起動したら最後、気が付くと日が暮れていた、とか朝日が昇っていたというくらいに中毒性があります。
　元ネタのゲームは持っておらず、この作品の登場キャラクターは一部しか知りませんが、知ってるキャラが登場するとニヤリとします。キャラクターの特徴も納得する部分やそうきたかというところもあったり、差別化されていて、よく考えられています。
　ゲームが進むと単調作業になりやすいものの、逆に言うと片手間、少し空いた時間に起動して遊べます。

自機はライフが0になるとゲームオーバーですが、シールドがあり、2回シールドに被弾しないとライフにダメージがなく、シールドを落とす敵がステージ上によく出現し、無敵時間もあり、シューティングの中では耐久性は高い印象です。
　ステージ上の演出では自機弾が水面に着弾すれば水しぶきが起こり、ビルの窓を破壊したり、背景にいる僚機が敵弾に当たり爆発したり、宇宙空間では敵が逆さまで出現したりととにかく芸が細かい。
　武器選択もメイン、サブ、チャージ武装がそれぞれ4種類あり、立ち回りも変わるので毎回新鮮な気分で楽しめます。
1ステージがさほど長くなく、ボスも選択した武器によっては素早く倒すことができ、手軽に遊べます。
　さらにステージセレクトはパワーやシールド耐久値、敵のランクを細かく選択でき、ステージ突破の為にひたすら練習するも、ハイスコアを目指すも、ランク最大自機弾発射無しなんて変則プレイも手軽にできます。実績もあり、取得はなかなか大変ながらもやりがいがあります。

前作のRES、PRDの二段階戦闘不能を踏襲しつつ、システムを便利にしたRPG。
RPGとしては短編になりますが、戦闘中のセクハラには脱衣時と着衣時があり、差し分が多いです。また、戦闘突入時やHP残量で姫の表情も変わるという凝りっぷり。レベルはありませんが、戦闘で得られたEXPをお金として能力上昇アイテムを購入し、好きなだけ強化できるので、戦闘の難易度は高くありません。RESやPRDだけ上げてひたすらセクハラに耐えながら戦ったり、攻撃に振って撲殺して回ったり好きに遊べます。ステータスにも感度や快楽などH系の項目があるのでこの項目を育てる楽しみもあります。
ただ、イベントで凌辱を受けるので、貞操を守りつつクリアができないのが残念。最も、タンスや壺を調べるメッセージを見るに、自身は凌辱を受けた事については深く傷ついてはいないようなので、暗さは感じられません。
可憐な、高貴な少女が汚される、立ち絵エロが好きな方はどうぞ。

パズルゲームはあまりやりませんので、二角取りという名前は初めて知りました。二回まで曲がって同じ柄を取るという、神経衰弱に似たゲームというのが第一印象で、軽い気持ちでやったはいいもののルールに馴染めず、お助けに頼りっきりで、躍起になって時間を忘れてのめりこみ、気づけば軽く数時間・・・。ということが多々ありました。製作者のおっしゃる通り、軽い頭の体操をするつもりで探索1回H1回するくらいが丁度いいのでしょう。
Hの合間に挿入されるストーリーは、読みごたえがあり、とても感動するお話でした。主人公とマスコットの会話も、クスリとするものから雑学まで幅広く、楽しいものでした。

女性視点で売春という行為を覗くと、こんなにも心に堪えるものだったとは想像以上でした。自分を物と思い込むことで湧きあがる感情を押さえつけ、日々の暮らしを守る。突き付けられた現実に目を背けず、懸命に生きようとする少女の姿がありのままに描かれていました。
売春婦としての生活とその中で芽生えた出会いと感情、そして父の事故死の真相。物語は急展開を迎え、そして・・・。
RPGというくくりですが、読み物としてもしっかりまとめられていて夢中になれました。物語の締めも、きれいにまとめれれており、清々しさを感じました。勧善懲悪ではない部分についてはほんの少し引っかかる部分はありますが、そこは姉妹の話とは別のところで語られるのでしょう。
話としてひとつ心残りは、一本道の為に妹の毒牙にかける道を回避できない、ということでしょうか。作中で借金の額を明示されていないので、ダンジョンで稼いで返すことができない事が、少し残念でした。

甘い匂いに誘われて進んだ先の触手の園で、むっつりエルフ少女が触手と追いかけっこしたり、まぐわったり、火の玉を投げつけながら触手達の住処から脱出を図ります。奥に進むたびに触手によって体にエッチな変化が現れます。
かわいらしいイラストでエルフ少女が自慰にふけるシーンはとても興奮しました。

見回りする兵士の視線をかいくぐりながら砦からの脱出を図る、脱出ゲームは数あれど隠れて進み、見つかると選択でHシーンへというのはあまり見なかったので新鮮でした。
説明の通りに屈強な兵士と真正面から闘うと、2・3発で膝をつき、お金やアイテムも限られていてるので回復のタイミングも考えないといけないので、純潔を守りながら進むのはなかなか緊張感がありました。

魔物の襲撃を受ける国で、魔物に対抗する力を得た少女達が悩み、奮闘する話。
Hシーンは、主に戦闘敗北シーンと売春もの。売春は衣装を選べます。
戦闘はシンボルエンカウントですが逃走率は高いのでストレスはありません。また、1部を除き1人で行うので、複数いる間にレベリングを行っておけば楽でした。

王国の女騎士が王国を壊滅したボスを倒すお話。クリア時のセーブデータ画面のプレイ時間は1時間弱。
ボスの強さはさほど強くなく、体力、精神、TPが最大値近ければアイテムによる強化をしなくても倒すことができました。シンボルエンカウント制でシンボルも狭いマップも1部を除きありませんので回避は楽で、特にストレスはなくすすめました。なお、逃走はできません。
戦闘のダメージによって鎧がはがされますが、HPを回復しても鎧はそのままで、アイテムを使って修復する必要があります。拠点にて交換できるものに装備品はなく、アイテムのみ。どれも安価で、高価なものは1つなので、欲しいものの為にひたすら戦闘を繰り返す必要もあまりありません。
凛とした立ち絵ですが、戦闘中に拘束された時の表情は年相応な印象でギャップがあってとてもよかったです。