妖精用のサドルさんのレビュー一覧

相変わらず、まったく救いのない寝取られ作品です。
「寝取られ」に耐性がない人には、購入を勧められません。
自分のように、けがれた人間になってしまいます……。

追加アップデートのない初版は、2本のストーリーが楽しめます。
たった2本か、と侮るとボリュームの多さに顔が引きつります。
一本一本、十分に満足できる内容と量です。
どちらも時代物ですが、外来語のない時代に「セックス」や「クリトリス」といった単語が普通に飛び交うので、異世界の時代物と思った方がいいです。おそらく、そういう設定なんでしょう。

クリア後は、前作同様サイドストーリーが解放され、本編では主人公(プレイヤー)が置いてけぼりにされた部分を鑑賞することができます。
見なけりゃよかった……とならないように気をたしかに持ってください。

ヒロインのみボイス有りです。
2名出演されていて、どちらも良い演技でしたが、とくに真冬役の沢野ぽぷらさんは、鈴を転がしたような甘えた演技がストーリーの残酷さとの間に温度差を作り出していて、非常に際立っていたと思います。
ただ、大きいノイズの乗ったSE(鈴虫の声かな)があったのだけは少々残念でした。

自分は、前作の「姫様と警備兵」で、ある意味寝取られ物に耐性がついた(つけさせられた)ので今作も問題なくプレイできましたが、もし、何も知らずに購入してトラウマを作ってしまった方は、ゲームでも漫画でもなんでもいいですから、純愛物で心をたっぷりと癒してください。
大丈夫です。この世は愛で満ちています。

体を売って得たお金で公園を作り、その公園で売春。
売春宿の隣に教会を作って、その教会で強姦。
銭湯では率先して男湯に入り、恋人の弟を家に呼び、奥さんの目を盗んで旦那とイチャイチャ。
純粋で無知だった主人公がじわじわと村人たちの下心に染まってゆく姿は、前作と変わらぬ魅力を引き継いでいます。
今作では女の子とも……。

寂れた村に出資して「村おこし」を成功させる売春ゲームで、村人との親密度などによりエンディングは分岐し、前作では6つくらいだったのが、今作ではなんと26個です。
フラグがわかりづらくても、サークルブログに攻略情報が載っています。
イベントを進めているとそのままエンディングを迎えるケースも多いので、大げさでなく、一日ごとにセーブしたいところです。周回はステータスを引き継げます。

シンボルエンカウント制のダンジョンは、自動モードと手動モードが混在し、少々面倒です。
傭兵を雇わず単身で乗り込んだら入り口で死に、無駄に日数を消費するだけだったので、それからは必ず傭兵を雇うことにしています。そして、その傭兵とイチャイチャ。

自分がdlsiteに登録するきっかけとなった前作の主人公ミカも、顔を見せてくれました。
この世界の冒険者はみんな性欲が旺盛です。

勇者は身動きが取れなくなり、そこへ女盗賊が現れ、わきの下をくすぐりだす。
沸き立つカラダを必死に鎮めようとするも、女盗賊の声は執拗に勇者の下心に絡みつき、情けない姿を剥き出し、果てる。

最高です。はい。
くすぐり中毒患者の自分も納得できる作品でした。
音声作品はいつも声優の声が気になるのですが、本作は問題ありませんでした。
しばらくヘッドホンを外せそうにありません。

全作品購入していますが、相変わらず、グウの音も出ないロングタイム作品です。約5時間40分です。
寝る前に再生すると日が昇ってしまうので、日を分けながら聴いた方が良いでしょう。
そして、CGの方も、相変わらずその類いの作品と比べても、遜色ない枚数が入っているので、目でも耳でも楽しめる音声作品となっています。
ちなみに、まったく関係ない話ですが、自分は時空戦士さんの描く妖精キャラが大好きです。

本作には、これまでの作品にはない要素が追加されています。
触手による女性キャラの凌辱、近親相姦(姉弟)、そして、おっぱいビンタです。
おっぱいビンタは2シーンほどあります。
大きな胸でぺっちんぺっちん叩かれていると、日頃の悩みや疲れが吹き飛ばされるような、そんな気がします。

出てくる女性キャラクターは妖魔です。
一応、人外モノですが、これを人外としたら人外マニアが助走付けて殴りに来るレベルで人間に近いので、人外が苦手な方でも問題はないでしょう。
妖精キャラは出てきませんが、妖精のように可愛い女の子たちが、たくさん出てくる作品です。

エロアクションはこうでないと、と気付かせてくれるような作品です。
前作のギルドマイスター2は、ジャンプしてくるくる回っているだけで良かったのですが、今回はそこに探索要素とミステリー性を加え、技もパワーアップして、エロ方面以外でも楽しめるようになりました。
アクションに大切な操作感も、前作のもっさり感の無さをそのまま受け継いでいます。

ダメージを受けるごとに服が破れていき、ダウンすると異種姦が始まります。
ありがたいことに、わざとダウンすることもワンタッチで可能になっており、仲間が犯されているその隣でわざとダウンして二人一緒に産卵する絵面を楽しむことができます。
そういうゲームです。

難易度は探索も戦闘もイージーです。
詰まる事はありませんが、困ったときはジャンプしてくるくる回っていれば、大体の事態は何とかなります。
自分は同サークルのことを、ジャンプしてくるくる回るゲームを作ったサークル、と心の中で呼んでいます。

同サークルの前作をやり込んだ身としては、安心してカートに入れることができる作品でした。
操作をする上でイライラ感が押し付けられることはなく、一体一体が手書きされた敵キャラクターも遊び心があってこちらの目を楽しませてくれます。
着せ替えをただの差分とせず、それぞれに専用ポーズを用意してくれるなど、オーソドックスなツクール作品の更に細かいところへ気を配られた作品の一つです。

同サークルらしさの出た個性の磨かれたキャラクターたちは、エロいことをされつつ次々と仲間に加わり、主人公のプリステラが姉への復讐を達成する為の旅の力になってくれます。
地図を手に入れたら船に乗って次の島へ……を繰り返しながらストーリーを進めていき、広いマップを探索することはありません。
道中はエロシーンの他に、マップに散りばめられた多様な「秘宝」と、NPCからの依頼達成などで繋がれる「絆」がコンプ要素として登場し、ステータスやスキルに影響を与えます。
自分は三周しても未だに「秘宝」がコンプできていませんが、戦闘も含めて難易度は全体的に低めでレベリングの為に時間を割くことはほぼありませんでした。

エロ要素は広くライトに楽しめるようになっており、一つのジャンルに特化したものはありません。
色とりどりな個性を持ったキャラクターと、ライトなエロが持ち味の作品です。
妖精キャラ好きな自分としては妖精キャラが出てきて歓喜でしたが、特に見せ場はなく、戦闘でもあまり役には立たず、唯一用意されたエロシーンは少年たちに綿棒で……と、あまりの不遇さに涙が溢れております。