Tikuwabuさんのレビュー一覧

神よ、野上女神の復活がこの作品の制作に間に合ったこと、心よりお慶び申し上げます……!

さて、祈りが済んだところでレビューをば。
本作はF・A・Sさんのクラブミュージック系シリーズ作の第三弾。
テクノ系の音楽で絶頂に導かれる双子催眠作品となってます。
系統的には第二弾「イジゲントリップ催眠」と同様のマゾ性を持ちつつ、あちらのような寝取られ属性を含まないので、より広い層で楽しめる作品ではないかと。

内容を見ますと、音楽の後押しを得た絶頂体験がベースです。
加えて、脳内射精イメージによる連続絶頂展開が用意されているのが特徴的ですね。
終盤には実際のシコシコを含むセルフでの連続絶頂体験も用意されてますが、疑似夢精体験を目指したドライ絶頂こそが真骨頂でしょう。
撮影されながらの絶頂、見られながらの絶頂という羞恥を煽られながら何度も何度もイカされる体験は強烈でしたねー。

また、この作品は催眠手法的にもなかなか面白くって、序盤は意識のフィルタリングを利用した誘導が組まれています。
マインドフルネス瞑想を取り入れたのがこの序盤なのだと思われますが、複数の音を用意し、そのそれぞれの音に意識を向けることで意図的に集中を喚起している。
いわゆるカクテルパーティー効果というやつですが、集中と、声の誘導に従う際の緩和が揺さぶり法的に意識を揺さぶってくれていた印象ですね。

催眠、エロの両面において隙がない名作です。
中でも、絶技と言っていい演技でこの作品を成立させてくれた野上菜月さんの功は計り知れないものがある。
優しげな序盤の誘導から、徐々に本性を露にしていく中間部、そして抗いがたいほどに強烈な絶頂への誘導。本当に素晴らしかったです。

見られる系羞恥要素を含みますが、属性外の方にもお勧めしたい名作です。
20年度初っ端からヤバいです。超お勧めですよー。

本作は、ふと目についた看板に惹かれて入ったヒーリングサロンにて、今回初施術となる新人のしろなちゃんに丁寧に施術してもらえるリラクゼーション作品です。
和鳴るせさん扮するしろなちゃんは、へにゃっと笑う実に愛らしいキャラをしてますね。
新人らしいたどたどしさ、そそっかしさも見えつつ、ちゃんと研修を受けたと思しき丁寧な施術が光ります。

それにしても、さすがるせさんと唸るべきナチュラルな演技と、何よりも恐ろしく質の高い効果音の数々。
足湯の水音、オイルマッサージの粘り、耳かきのざらつきと梵天の埋まり具合。どれもこれも素晴らしい。
ASMR要素色濃く、ぽつぽつ話される会話の柔らかな雰囲気とともに、終始気持ちのいい時間を過ごさせていただきました。
正直、自分でも起きてたのか寝ていたのか定かでない時間の方が多いというか……。(笑)

そうした質の高さに加えて、しろなちゃんというキャラの愛らしさもまたこの作品の大きな魅力。
作中の主人公(お客さん)も再来店をする旨を告げているようですが、それも納得の魅力に溢れた店員さんです。
こんな子に施術してもらえるなら、そりゃ誰だって通い詰めますよ。間違いない。

サークルさんの初作とは思われない台本の自然さと、そこにベストマッチするるせさんのナチュラルな演技は素晴らしいマッチングでした。
その上で驚異のこのお値段ですから、買って損することはまずない作品でしょう。お勧めです!

本作は夜にゆっくり楽しめることを目的とした、カフェのBGM的なイメージで編曲された東方永夜抄のアレンジアルバムです。
前作と変わらず、複数のアレンジャーによるトリビュートアルバム形式ながら全体に統一感のある仕上がりになっていますね。

前作と比べますと、個人的にはよりクールな印象を受けています。
この辺が原曲のイメージや、1曲目「それぞれのライフ」における凝った冒頭などのイメージが大きく影響してそうですが、カフェバー的なクールさを感じますね。
テクノ系のアレンジも含まれますから、アコースティックなサウンドのイメージは前作よりも薄目かもしれません。

前作同様、クールにのんびり聞けるアレンジアルバムです。
適度にテンポ感のある楽曲たちは前作と共に作業の良いおともになってくれることでしょう。お勧めですよー。

本作は東方星蓮船のBGMをアレンジした全14曲のアンソロジーアルバムです。
ピアノやギターのアコースティックなサウンドに電子音で装飾を加えつつ、全体的にクールでポップなアレンジが施された一枚になりますね。

アルバムのアレンジャーは様々で、14曲すべてが別々の編曲者によってアレンジされています。
ただ、その意味では意外なくらいに全体では統一感が見られていて、「夜カフェ」という言葉をイメージできる内容になっていますね。
全体的に見られるジャズのサウンドは夜のクールさを帯びていますが、アップテンポでポップな雰囲気はバーよりもカフェに似つかわしい。
カフェのBGMのように、作業用等にヘビロテで流しておくと色々捗る類の一枚でしょう。

素敵なパッケージも含めて魅力的なアルバムです。
DLsite の平均的な単価(1時間のボイスドラマ作品なら300～1200円程度)からするとややお高めにも感じられる値段設定ではありますが、60分弱の音楽アルバムで1400円+税は決して高いお値段ではない。
試聴でお気に召した方には素直にお勧めできるアルバムですね。お勧めしておきますー。

本作は、お菓子のイメージをテーマに採ったあまあま系の催眠音声作品です。
サークル主であるみもりあいのさんの甘やかな声と、暗中模索さんによるあまあまな誘導スクリプトが恐ろしくマッチし、甘い甘いドライ絶頂体験に導かれる作品ですね。

個人的な印象で言いますと、10年代後半に多く見られている「アップデートされた形での催眠風ボイスドラマ形式」の系譜にこの作品も含まれているように感じられます。
端的に言いますと、キャラ性の強い作品なんですよね。解除音声以降のストーリーなども鑑みますと、ストーリー性も強い。
催眠そのものが重厚である一方、プレイそのものでの暗示誘導そのものはわりとシンプルですし、森で出会った愛らしい少女との淫靡な秘め事を楽しむことに眼目が置かれている印象でした。
みもりさんという卓出した声優さんなればこそ、その演技や声をメインに据えた、素材を活かしたタイプの料理と言えるかなと。

プリンやドーナッツといったお菓子のイメージを用いた導入と、紅茶のイメージによる深化はかなり深く催眠へと導いてくれています。
特に紅茶のイメージを用いた誘導では、単純なワードの繰り返しによる執拗な揺さぶりが為されています。
そして本番のシーンでは、ここでもお菓子のアイテムを用いた甘やかな耳責めと手コキが描かれています。
全編を通して甘やかさ、ふわふわ感、幸福感をベースに描かれていて、沼に浸かるような実に心地良い体験が楽しめましたね。

そんな甘やかな内容が、ショート版でも90分近くの長丁場で展開されています。
サークルさんはDL版で同梱したショート版を初聞きで推奨していますが、ショート版でも濃厚さが際立っていますし、指示に従った方が無難でしょう。
実際、途中で甘さに溺死しそうになりましたし(笑)、ゆるふわあまとろでいて、かなり執拗な責めだと思いますね。お勧めです!

本作は、素敵な若奥様の大淀さんとの暮らしを描いたシリーズの二作目です。
サンプルからも見て取れる通り、今回もまた二人のプライベートと仕事のなんでもない一幕を描いた掌編集になっていますね。

柔らかなタッチで描かれた物語世界は、世界設計的な面で多少の暗さを抱えつつも、全般に優しいテイストの掌編ばかりになっています。
夫婦としての成熟と安定と、その合間に垣間見える深い愛情が今回も大変快かったです。

この二作目を見ても、シリーズとしての大きな物語は特に用意されていないようなので、ほのぼの読んで楽しむ日常作品に違いないでしょう。
働き者の素敵な若奥様に憧れがある方にお勧めしたい一作ですね。良い作品ですよー。

本作は、300曲超の収録で100円+税という恐るべきコスパの音楽作品です。
様々なジャンルで作曲されているので、まず間違いなく刺さるジャンルはあるはず。誰が買っても損することのない魅力的な作品でしょう。

作品は mp3 と ogg の二種でフォルダ分けされ、さらにその下層で細かくフォルダ分けされています。(mp3 で38項目、ogg で39項目)
ロックだけでも「ロック」「オルタナロック」「サーフロック」「ハードロック」「ブルースロック」に分かれ、加えて「メタル」「シンフォニックメタル」「ネオクラシカルメタル」「プログレメタル」「ヘヴィーメタル」「ブルース」といった近縁のジャンルも細分化されて収録されていますね。
ですので、個人の嗜好に合わせてDLしてフォルダ分けをミキシングさせ、リミックスして再生するような楽しみ方なども想定されます。

垂れ流し用にはやや手短なフォルダもありますので(例えば「J-pop」なんかは1曲のみ)、その辺も加味しますと、作業用BGMとしては DLsite Play の使用よりDLを検討すべきかもです。
ヒーリング系も「アンビエント」「イージーリスニング」「スーパーヒーリング」「ヒーリング」「ムード」「瞑想」など、多岐にわたっていますしね。

曲のクォリティについては試聴からもわかる通り、この価格帯で販売すべきレベルではありません。8～10曲程度でアルバム化して1000円くらいで売られていても全然違和感はないでしょう。
間違いなく買って損することのない価格破壊クラスの作品です。お勧めですよー。

本作は、修学旅行でのちょっとした勘違いから陰キャに弱みを握られ、でもそのおかげで彼氏より気持ちのいいチンポがゲット出来て結果オーライな彩名ちゃんの物語です。
脅迫されて性的奉仕を強いられたりもしたけど、わりと興奮したし、気持ちよくもしてくれてるし、意外に「修学旅行の間だけ」なんて胡散臭い口約束も守ってくれるっぽい。
そんな都合のいい陰キャセフレを得られた感じの物語です。

と、わざわざヒロイン目線で感想を書き始めましたが、憧れのアイドル的存在な彩名ちゃんとセフレになれた主人公と、結果オーライで都合のいいセフレを得られたヒロイン。
どちらの視点からしても気持ちよく見られる、win-winなCG集作品です。
偶然ながら、彼女の露出性癖と合致し、若干サイズに不満のある彼氏のそれより全然いい感じのチ〇ポ持ちと出会えた彼女は、最後は「遠足は帰るまでが遠足」を悪用して主人公を誘い、後々の予定まで詰めている。
彼女のようなぐいぐい引っ張っていくタイプは、引っ張ってほしい系男子だろう陰キャ主人公には向いてますから、これからも二人の関係は安泰でしょう。
案外主人公、節度がありますしね。セフレとして最適じゃないですかね。

主人公的には良い感じに寝取り成功、ヒロイン側も現状維持で都合のいいセフレゲットなマッチング成功の物語です。
絵柄も綺麗で、程よく着エロと脱エロ(そんな表現はありませんが)が描かれている内容も良好です。
彼氏の不憫さだけを除けば、後味良く楽しめる作品ですよ。お勧めです!

本作は、娘に好かれてる素敵なパパが、娘の家庭教師に快楽堕ちさせられる逆寝取られ催眠作品です。
作品としては主人公のつもりで作品を聴き、主人公が体験する催眠体験を追体験するタイプのボイスドラマ型の作品ですね。

それにしても、彼女のどこが小悪魔なんでしょうか。(笑)
さすが沢野ぽぷらさんと言うべき魔性の家庭教師は、学んでいるリフレクソロジーで疲れを癒してあげると優しく誘い、催眠的手法で甘くパパになってもらって、そのまま快楽でパパを堕落させていきます。
その手並みは実に堂に入ったもので、小悪魔どころか上位階級の悪魔を思わせる凄まじさというか。(笑)
背徳の快楽で堕とされて、忠実なパパ奴隷に堕とされてしまうのは請け合いです。

催眠的にはそこまで複雑なことはしていない印象ですが、この作品では「催眠による洗脳体験」というテーマが追及されています。
何度も体感させ、学習させ、自分でも口に出させることで刷り込みを行い、絶頂と共に執拗に背徳の快楽を植え付ける暗示が投じられている。
催眠誘導そのものがカッコウの托卵をテーマに、托卵される側のモズへと変身させるイメージ法が採られていますし、初期三部作での狙いを今のブラッシュアップされた技術で達成している印象でしたね。

複数回のドライ絶頂による「パパ」としての立場を自覚し、最低最悪の逆寝取られが体験できるセルフ絶頂へ進む構成は絶品。
嗜好による差はあると思いますが、破滅的な快楽や誘惑に負ける快楽を好む方、または体験したことがある方にはぜひともお勧めしたい。
つまりは、F・A・Sさんの既作を聞いている方にはおおむねお勧めということですね。(笑)

ドラマの楽しさ、背徳の快楽の濃厚さ、ぽぷらさん扮する女子大生家庭教師の甘やかな誘惑のえげつなさ。
どこを取っても一級品。自信を持ってお勧めしたい作品ですね。お勧めです!

本作は、アニメ動画を用いたタイプの珍しい催眠音声作品です。
誘導者であるサキュバスのディーナさんは本格的にぬるぬる動いてくれているのですが、彼女によって操られる形で乳首オナニーによるドライ絶頂と、セックス描写と同期したセルフ絶頂が楽しめる作品になっていますね。

動画作品であることを活かして、凝視法を用いた催眠が特徴的な作品です。
彼女の目を見つめながら誘導されることで、目を合わせる=催眠に入るイメージを植え付けられるので、目を合わせながらの絶頂体験がより深まっている形ですね。
こうした視覚を利用した誘導技法は催眠音声においては扱いづらいものですから、なかなか物珍しさはありますね。

ただ、逆に言えばほとんどの時間を開眼状態で体験するわけですから、(催眠音声ユーザー的には)やや異質な催眠体験をする形ではあります。
動画作品は他にもありますけど、他でも同様に、この作品でもこの点は気にしておくべきポイントでしょう。

エロにおいては、わりとシンプルに沢野ぽぷらさん扮するボクっ娘サキュバスさんに手玉に取られる感じですね。
彼女の手や腰の動きと同期して、乳首責めやオナニーなどの作業を行い、ドライ絶頂やセルフ絶頂に追い込まれる形です。
夢の中で、彼女の言うがままに操られてしまう、そんなマゾい体験が楽しめます。

服の一枚も脱がないサキュバスさんに手玉に取られ、バカにされながらエナジードレインで搾り尽くされてしまう体験は実に楽しいものです。
オーソドックスな内容を、動画という形で豪勢に仕立ててくれている作品ですね。

サキュバスとのセックス、というシンプルな題材だけに、嗜好を問わず広くお勧めできる作品でしょう。お勧めです!