Doctor Swimsuitさんのレビュー一覧

女騎士の鍛えあげられた肉体美と黒い下着の組み合わせが美しい。
下着やニーソックス、手袋をなるべく着せたまま行うというこだわりも見られそういった小物好きには強くおすすめできる。
タイトル画像にある騎士衣装でのプレイがなかったことは残念。

ノベルゲーム形式のアプリケーションはテキスト派にはありがたい心遣い。
キャラクターやストーリー展開、シチュエーションは実にオーソドックスで誰でもすんなりと受け入れられるようになっている。
テキスト量は程々で丁度いい塩梅。
JPEG ファイルにもテキストを入れてもらえれば尚良かった。

シーンごとにキャラクターの色が大きく変わるのが人によっては気になるかも知れない。
個人的にはお気に入りだがツメが甘いところも見受けられたか。

衣装が豊富で着エロ派には嬉しい作り。
チョイスも素晴らしくツボを抑えていていつまでもページをめくっていたい衝動に駆られた。
違う部活動に所属する友人キャラクターを登場させたのは英断。
それにより無理のない、自然な流れで衣装・シチュエーション数を増やすことができている。

唯一残念だったのは最後の衣装絡みの展開。
デザインに関しては文句なしに最高だったのだがとにかく出番が少ない。
構図も衣装が映えるようなものではなかったし本当にそこだけが残念だった。
繰り返しになるが衣装の数、デザイン、描き方に関しては文句なしのクオリティ。

ページ数は実際に多いのだが序盤のセリフがほんの少し変わっただけでページが変わる作りは気になった。
終盤はその点が改善されていたので違和感なく楽しめた。

前のシーンで堕ちたと思ったら次のシーンで持ち直している展開が多い。
キャラが完堕ちした瞬間に熱をなくしてしまう私のような輩には嬉しい。
あまりにも頻繁に堕ちたり持ち直したりするので少々戸惑うところもあるかもしれないが。

メガネ差分、褐色肌差分があるのは素晴らしい配慮。
趣味嗜好次第で本当に何度でも楽しめる。
だがどちらの差分もテキストが無くなってしまうのは残念だった。

Windows アプリケーションの CG モードは拡大縮小機能があり地味に高機能。
拡大機能で局部にズームインすることも可能。
もしかするとうちの環境だけかも知れないが Windows XP SP3 で画面表示がバグってしまう問題を発見。
Windows 8 では正しく動作した。

まず驚いたのはそのテキスト量。
CG と同じぐらい力を入れて作成されたのではないだろうか。
作者様の寝取られシチュエーションにかける情熱が感じ取れる。

ビデオライン処理の施された CG は非常に興奮する。
またビデオラインに合わせた場面作りも素晴らしい。
進行していく状況の中で違和感のないように展開されている。

通常のバッドエンド展開の他にハッピーエンド展開(テキストのみ)も用意されていて二度美味しい。
最後に救いを求めてしまう寝取られライトユーザーにもお勧めできる作品。

ヒロイン毎のパートは常時着衣状態で着エロ派にはたまらない。
全ヒロインが一堂に会するおまけパートではバドミントン部が体操服に、科学部が全裸にと一粒で二度オイシイ仕様。
チアリーディング部だけは全編を通して同じ衣装で少々寂しい気もするがチアコスが好きなので痛くも痒くもなかった。
なんならずっとチアコスが見られて一番良かった可能性すらある。
結局は個人の資質の問題か。

個人的には科学部の娘の下着姿を高く評価したい。
こういう色が似合うのは青春時代だけであるということを作者様はよく理解しているのであろう。
素晴らしく眩しい。
ついでのようになってしまうがチア部の手袋もかなりグッと来た。

衣装に強いこだわりが感じられ非常に着エロ心をくすぐられた。

セリフの文字サイズは大きく文字量は多く、言葉責めファンには嬉しい作り。
画面にビッシリとセリフが敷き詰められている様は圧巻。
こういうジャンルの作品を多く輩出しているサークルだけあってセリフのセンスも良い。

キャラクターはビキニアーマーの娘がメインで、脇を固めるのが宿屋娘、ワンポイントで魔法使いといった構成。
大人数に囲まれるというシチュエーションのために宿屋娘を推したら魔法使いよりも活躍してしまったといった感じか。
キャラクター紹介で先陣を切った褐色剣士娘はまさかの立ち絵のみで退場。

ファンタジーの世界観を活かしたシチュエーションプレイが面白い。
しかしストーリー性は弱く魔王討伐の旅はかなりどうでもいい感じで終了。
「魔王討伐の旅」という設定に過度な期待はかけないように。