Doctor Swimsuitさんのレビュー一覧
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2014年04月03日
いわゆる「男の娘」ではない、男の子のままで半強制的に女装させられているというところがこの作品の肝。
可愛らしい服装と少年性の調和が変態的で味わい深い。
ただキャラクターの内面自体はそこまで男らしくもないためそこまで求める方は注意。
プレイ内容はバリエーションに富み、ストーリー展開と合わせて飽きさせない。
場所を変え相手を変え主人公が堕ちていく様が描かれている。
変身前、変身後、別フォームのシチュエーションが用意されていたのは高評価。
アナザールートは嬉しいサプライズ。
内容もかなり容赦がなく、このCG集で一番楽しめた。
お姉さんは少ない出番ながら抜群の存在感だったのでできればスピンオフ展開も期待したい。
艶のある CG は美麗の一言。
特徴的な塗り方のキャラクター達はみんな魅力的で素晴らしい。
やはり主人公と先輩がずば抜けてはいるのだが色々なキャラが見られたのは良かった。
感嘆したのは電車内の広告や雑誌などの小道具。
それらに使われている画像は作者様の過去作なのだが見せ方を変えたことによって新鮮さが取り戻されている。
少しの工夫が大きな効果を生み出した好例。
ストーリーは陰鬱だがオチで緩和されるので読後感も悪くない。
痴漢ものは好きだが救いのない話が苦手という変わり者にもおすすめできる。
ナレーションの文面にクセがあるのでそこは好みが分かれるかもしれない。
2014年03月18日
CG のクオリティは非常に高い。
ヒロインのデザインも良い。
衣装がそこまで「正義の味方」っぽくないのは設定の都合なので致し方なし。
ストーリーの流れは王道展開で文句なし。
読んでいて興奮できるストーリーなのだがナレーションで済ませてしまう量が多くて少し味気なく感じる。
差分を増やしてセリフのやりとりなんかもじっくり読ませてほしかった。
個人的にはもう少し衣装を大事にしてほしかった印象。
中盤以降はほぼ全裸状態が続くので「正義の味方」要素が文字情報のみになってしまっている。
怪人達の視点から考えればそれが自然な流れなのではあるが。
堕ちていく過程が調度良い枚数で描かれており気持ちよく楽しむことができる。
早すぎず、耐えすぎず。
ギリギリのところで耐えているシーンが多いのでそこが好きな方には特におすすめ。
セリフのセンスが良く、絵との相乗効果で非常に興奮する。
特に素晴らしかったのは後輩キャラのセリフ回し。
受け攻め共に一番の輝きを見せてくれる。
キャラがケモミミ化するので苦手な人は注意。
個人的には特に違和感なく受け入れることができた。
私もキツネが一番だと思う。
2013年11月05日
怒涛の即落ち展開が男らしい。
アヘ顔は段階的に進行していき、その細かい変化が楽しかった。
展開とセリフに勢いがあり細かい設定や展開を鬱陶しく思う人には強くおすすめできる。
個人的に評価したいのは衣装の改変部分。
ビッチであるということがひと目で分かる素晴らしい改変テクニックに感嘆。
特に原作ファンに嬉しい作りである。
男性器を大きく太く描きすぎる傾向があるので苦手な人は注意。
意識はそのままに身体の自由のみを奪うという催眠術のかけ方が素晴らしい。
真面目で強気な生徒会長がそんな境遇に置かれるというだけで滾る。
シチュエーションに合わせて周りの人間を催眠状態にしたりしなかったりするバランス感覚も絶妙。
ここが適当だと反応や状況がマンネリ化してしまうのでこの散らせ方は見事。
調教シチュエーションはバラエティに富んでいて飽きない。
「周囲への催眠術」という無敵技のおかげで相当無茶なプレイも行われている。
現実感と非現実感の入り交じり方も面白い。
セリフ差分も多くボリューム満点。
肉感的な女性が好きなら文句なしにおすすめできる。
2人の物語の始まりは平凡そのもの。
しかしそこからの展開は異常の一言。
そこそこ普通のプレイを高みから見守っていたつもりがいつの間にかこちらが押され気味になる程度にはとんでもない成長を見せてくれる。
「作品内容」に記載されている内容はほんの一部でしかない。
その成長期を支える豊富な CG とストーリーテキストはお得感いっぱい。
個人的に重要視しているテキスト量は軽めのアドベンチャーゲーム並で実にありがたい。
場面やプレイ内容は変化に富み、それだけの量にも関わらずマンネリ感はない。
ヒロインは「変態健気」とでも言うべき属性で内外共に可愛らしく愛らしい。
あらゆる面から見て死角のない CG 集に仕上がっていて、ちょっと性癖をこじらせてしまった諸兄らには文句なしにおすすめできる逸品となっている。
2013年10月17日
圧倒的なボリュームで送る合同誌。
ページ数は人によってまちまちで小説・漫画形式の人もいればイラストだけの人もいる。
試合のストーリー性が大事なシリーズなのでページ数の少ない作品は必然的に厳しい結果に。
それでもやはり様々な組み合わせが楽しめるのはストレートに楽しい。
ぜひ本編で一冊やってほしいような組み合わせも見つかるのではないだろうか。
もちろん本家本元翡翠石様の作品もあるのでシリーズファンはそれだけでも買い。
「一生に一度」といわずぜひまたやって欲しい企画。
可愛く肉感的なキャラクターが実にそそる。
コスチュームの描き方も素晴らしく光沢やフィット感の表現は見事。
ただそこに存在しているだけで情欲をかきたてられる。
もちろんプレイが始まってからはこのように冷静に語っていられるような状態ではなくなる。
前述の通りのキャラクター達が下品に悶える様は生半可ではない迫力。
受け攻めの展開が両キャラクターに用意されていてどちらが好きな人でも楽しめる。
アナザーストーリーも含めると「A」が攻められる展開が圧倒的に多いのでファンにはより強くおすすめできるか。
世界観を広げる小ネタを冒頭に少々含めているだけのバランス感覚が素晴らしいと思った。
これが全くの0ではシリーズ物として寂しいし多すぎては邪魔になるし、いい塩梅に留められている。
2013年10月13日
柔らかいタッチで描かれる妖精が可愛らしい。
そんなデザインなので女王様チックな仮面のミスマッチさが良い味付けになっている。
もちろん仮面無し差分で可愛らしさをストレートに楽しむのも有り。
欲を言えば娘たちのデザインに変化が欲しかった。
Mな本性が露呈してしまった後でもSであろうとする姿勢に素晴らしく興奮する。
作中時間で日付が変わる度に強気な姿勢を取り戻すので一度の物語で何度も変化を楽しめるのも良い。
妖精が強気に戻るとそれに合わせて旅人が押され気味になるのが実にツボをついている。
ストーリー展開差分が豊富で基本枚数以上のボリュームを感じることができる。
文字派の諸兄には文句なしでおすすめ。