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エロは、ヒロイン・リッカの敗北凌辱がメインであり、他サブヒロインのシーン・レズエッチ・オナニー・逆レイプなどもそこそこある。ストーリー上で見るシーンはスチル絵+テキストのノベル形式で、道中・ボス敗北によるシーンは3D鑑賞(行為の要所で視点を自由に切り替えて眺める)で展開する。
ゴブリンやオークや触手、サキュバスやアラクネ、ヒロインを見限った市民など、多岐にわたる竿役達が用意されている。これらの容赦ない責めと長期間による凌辱が1シーンに詰め込まれており、淫紋の効果も相まって、シーンではボロボロにぶっ壊れるまで使い潰される。凌辱寄りの作品であり、リッカは擦り傷にまみれたり、泥土やアザで汚れるので、完全屈服敗北シチュの最高傑作である。負けて変身解除もあり、これも嬉しい。
ゲームは、正統ACであり、ただ突っ込むだけでは敵に嬲られ、落とし穴やギミックの前に残機を失う。じっくり腰を据えて、スキルやトライアンドエラーを繰り返しプレイされるとよい。ステージに合わせたギミックも面白く、一例だが、鉱山ならば動く床に巨大水車が用意されるなど、飽きさせない背景作りも評価したい。
また、リッカの衣装カスタマイズは幅広い。デフォルトの聖騎士姿もバニーのようなエッチな姿でもゲーム中・シーン中に反映される。個人的には変身ヒロイン衣装一式でプレイしており、髪色も変えて大いに楽しんでいる。
ストーリーは、「大いなる試練に挑む一人の娘」を描いている。姉から守られ、悪意を知らずに生きてきたリッカだが、本編では理不尽に遭い続ける。実際に何度も犯され、恐怖ですくみ上がることも多い。本来はただの村娘に過ぎない少女の弱さをしっかりと描いているのである。しかしながら、出会いや託されたものを糧に、伝説の聖騎士として目覚めてゆく。その成長ぶりを是非とも見届けて欲しい。
本作は長編エロRPGの一大傑作であり、すぐプレイをしていただきたい。明るくエッチを遊ぶ一方、逆に敗北は尊厳を砕くかのような凌辱だ。強敵や隠し宝のやり込み要素も充実しており、なによりストーリーはジャンル・作品形態の枠組みを超えてトップクラスの出来である。
エロは、エロ王国では娯楽として描かれており、変態達の要望をヒロインたちは呆れながらも付き合ったり、思わず感じちゃったりと、純粋に楽しめる。本編の重苦しさの中和剤の役割を果たしており、巧妙な存在である。
敗北では、期待以上の残忍さが彼女たちを壊してゆく。立絵も淫猥な奴隷衣装となり、見た目にもボロボロにされているのが分かる凄惨さだ。「奴隷」という部分を再三強調しているのも特徴であり、竿役が上、ヒロインたちは下というのを躾けられている。
土下座、真っ赤に腫れ上がるまでの暴行、隷属を示す数々の台詞など、徹底している。本編では微笑み、己が意志を信じて堂々と戦っていたヒロインたちが、こうも無残に成り果てるのかと悲しくなるほどなので、敗北シチュが好きな方にはどのシーンも最高の出来である。
ストーリーは「存亡」と「赦し」をテーマとした戦争だ。魔族と奴隷達は自分たちの人生を生きるために戦う。その最中、無辜の人・魔は多くが犠牲となる。心が痛み、絶望にすくみそうになりながらも、それでも皆は諦めずに進む。これはヒロインだけにとどまらない。存亡のため、妄執を見せるのは、誰でも同じである。そこで繰り広げられる個々のドラマも注目だ。
また、赦しについては繰り返し言及される。プロローグでは赤髪の少女が指摘し、千年間苦しみ続けたことは魔族の贖罪になるのか、度々問われる。中盤ではポリュカに試練とも言うべき時がやってくる。赦さないならば破滅が待っており、しかし赦せない心は抑えきれない。それでも赦すのか、どうすればよいか。そこでのポリュカたちの選択も見届けて欲しい。
エロはエッチになってゆくセレスフォニア(=アマネ)を軸に、敗北エロ(変身姿)と町中エロ(通常姿)がメインである。淫欲値の大きさによって段階が進んで行き、快楽に溺れてゆく正義ヒロインが楽しめる。これに戦闘中立絵エロが加わり、質・量ともに圧倒的エロボリュームだ。
敗北エロは怪人に負けてのプレイだが、竿役やプレイは豊富だ。王道の触手責め、クズ市民による壁尻制裁、公開凌辱放送といった徹底的に犯すものもあれば、くすぐりオンリー、アナル開発、透けている衣装での羞恥プレイなど、特化型のプレイも数多く揃っている。
特に段階エロの変化は素晴らしい。みんなの憧れであり、唯一敵に対抗できる正義ヒロインであるにも拘わらず、惨めに、被虐に、だらしなく堕ちてゆく。いくつか例を挙げるならば、クズ市民相手の場合、「おまえのせいだぞ」と罵られた際に、「ごめんなさい」と謝罪を繰り返しながらしっかりと喘ぐ。雑魚戦闘員にヤられることを悔しがりながらも感じてしまい、最終的には娼婦のようにおねだりをしてイくなど、屈辱と堕ちの連関がよい。レイプ後はネットにその模様を撮られて投稿されているのも良い演出だ。
町中エロはスケベ配信、売春といったアマネが能動的に動くほか、ゲスな教師による脅迫調教、学内評価低下による不良少女へのお仕置きレイプなど、通常時でも数多くのイベントがある。特に触手に寄生されていると学校でもエロい目に遭い、セレスフォニアの失敗がそのまま日常を侵食するイベントは変身ヒロインものらしくて良い。
着衣エロの魅力も逃せない。着せ替えできる衣装だけでなく、シーンによっては、そのイベント固有の衣装で展開される。とある敗北では、セレスフォニアはインナー姿で精液濡れ乱交をさせられたり、とあるシーンでは乳と性器のみ露出した全身ボンテージで調教される。いずれも舐め回すようなアングルと淫らなポーズでプレイヤーを誘う。
今すぐプレイすべき傑作である。
エロはほぼ敗北凌辱であり、ヒロインたちは異常な快楽に堕とされる。彼女たちの強気な態度や実力の高さは、そのままエロスのギャップスパイスとなる。ドロドロに意志を蕩かされては男たちに媚びを売り、雌奴隷や性処理道具や苗床となった自分に悦びを覚える。堕ちる過程は複数あり、分からせられてヤられる場合や、刺激にポッキリ屈服することもあれば、洗脳が染み渡ってゆくという趣向もあり、いろんな姿の堕ちが楽しい。
ヒロインは5人おり、メインは教師エージェント側だが魔法戦士たちのもある。プレイは前も後ろもバランス良く犯されている。特に洗脳されるor尻を責められるキャラと描写は原作を念頭においているのでニヤリとするだろう。
選択肢を間違えるとBADルートに行く構成だが、ただイベントが始まって終わりではない。ヒロインが敵に負けるまでの奮闘が描かれ、複数のイベントをつないで描く。中には全滅endもあり、そこでは5人全員が一斉に触手奴隷に堕とされたスチル絵もあるのも嬉しい。なお、BADルートは正規ルートの補完・伏線も兼ねている点も評価できる。
本作は伝奇読み物としても優れている。立絵を縦横に動かし、活劇を描いているが、それだけではない。原作のキャラだけでなく、学園側の住人たちもも印象に残る。得体の知れない学園長、油断ならない少年たちなど、彼らとのヒリつくようなやりとりが心地よい。しかし、学園側も単純に倒すべき悪に終わってないところがバトル・エロ以外のドラマ部分を提供する。
本作には、倒すべき悪もいるが、受け止めるべき悪もいる。後者に対して、ヒロイン・瞳は全力でぶつかる。そこでは「エージェントとしての教師」ではなく、間違ってしまった人を導く本物の「教師」として彼女は活躍する。昏い妄執の果てに、瞳たちとゆらぎがたどり着いた決着は、素直に涙することが出来るだろう。
エロは大きく2種類に分かれており、戦闘中変化の立絵と、敗北凌辱だ。勿論、これとは別に拠点内でも状態次第でイベントが発生するが、本レビューではメイン要素を取り上げる。
先ず戦闘エロだが、この差分はトップクラスの量を誇る。拘束は触手、羽交い絞め、機械など、ガチガチにor嫌らしく締め上げ、ヒロピンの醍醐味が発揮される。催眠ではぼんやりとした顔、快楽に悦ぶ笑みなど、精神が操られているもどかしさが強調されている。その際のハスミの呟きや喘ぎもパターンが多く、大満足の出来である。
敗北凌辱はネチネチとした責めで尺幅も大きくとってあり、快楽堕ちの起承転結を1シーンごとに上手くまとめているのでこちらも一級品が目白押しとなっている。特に「負けて犯される」シチュをハスミ自身がハマっている描写が所々見受けられる。普段は利発な女の娘が、アブノーマルなセックスに溺れる様を楽しめるエロス満点な内容となっている。
ゲーム部分はハスミが全体的に強く、戦闘エロ故デバフ攻撃が多いにも拘わらずバランスがよい。正面からならボス相手でさえ余裕であろうハスミだが、敵の使ってくるエロ攻撃が嵌るとあっさりと負けてしまう。この「強き戦うヒロインが卑怯な手段で負けてしまう」をうまくゲームに落とし込んでいる点も評価したい。なお異常状態からの復帰は簡単なので、バトルテンポが悪くなることはない。
ストーリーはドラマチックであり、サブキャラ達もハスミに負けないくらい「今を生きている」。ハスミ自身のエピソードもその青春性と成長が上手く書き込まれており、エロ以外の魅力も豊富である。
おまけ要素である鉱石の薀蓄や、随所に見られる有名小説などのネタも探索の面白さを高めている。宇宙関連の話も味わい深く、本作は非日常を楽しむという、ゲームらしい魅力にあふれた傑作である。
エロは催眠と敗北凌辱が各キャラのバランスよく割り当てられている。複数同時も多く、数が多いゆえの1キャラ当たりのボリューム不足感はない。
また催眠シチュは通常時とシーン時のギャップを活かし、その持ち味を生かすように設計されている。普段、ヒロインたちは善良で性に疎い部分が強調される。しかし催眠によって快楽に忠実なエロさを見せてくれるため、この綺麗が理不尽に翻弄される内容は官能的だ。
ゲーム部分もかなり力が入っている。合成や探索の範囲が徐々に広がってゆく冒険要素の拡大は常にワクワクさせる。スキル装備も特化型にするかバランス型にするかのキャラメイクが楽しい。戦闘も独自の「場」のシステムが面白く、オーソドックスなバトルシステムながらも夢中にさせてくれる。
個人的には、本作一番の魅力はストーリーであると思う。魅力、演出、キャラ性と構成など、語り始めたら止まらなくなるほど、どれも素晴らしい。字数制限のため、そのうちあまり注目されていないと思われる箇所一点に絞って語る。
お節介を承知ながら、プレイ時には特に注目してほしいキャラがいる。ペット役の幼竜「ドグ」である。彼は主人公ユリウスを、個性を持った人物として見せる効果を発揮している。その時々のユリウスの心境を、ドグの行動はユリウス自身に客観視させる。この演出により、ヒロインたちに劣らず、ユリウスも濃く描写される。ユリウスはプレイヤーの分身だけではなく、同時にこの物語に必要な人物であることが了解され、キャラクター性を高める。
この丁寧さは他にも当てはまり、重厚な話を形造っている。だからこそ、5人と1匹、そしてプロナントにかかわってきたすべての人々の想いが決着する終盤は、無類の感動を呼び起こすのである。
多くのプロナントが織りなす一つの楽曲さながらの本作、ゲーム、ストーリー、エロを求める方は必プレイの傑作である。
エロは鬼畜を極めた内容であり、ヒロインの肉体も精神も尊厳も打ち砕くかのようなハードプレイが目白押しである。敵に敗北し、囚われの際には性処理道具か、淫靡な家畜となる。
初めの抵抗が削られてゆき、最後には惨めにも言いなりになる。立絵、スチル絵での汚され方やズタボロ感もそうだが、奴隷娼婦の状況に慣れつつあるのを自覚し、自らを蔑むなど、ヒロインの屈辱を目に見える凌辱以外でも細かに描写している。他にも敗北の姿がさらされ、どうしようもないほどに逆転の目が0の絶望状況は大変に捗る。
ゲームは歯ごたえがあり、次々と沸いてくる雑魚たちは程よい難易度となっている。救済処置もあり、またスキル獲得のためのポイントも思いのほかたまりやすいので、アクション初心者でもおすすめできる。
ステージも豊富であり、まさに大陸を冒険しているような楽しさも魅力の一つである。
ストーリーは種族間戦争らしい濃厚な残虐さと、練られた人物造形が交差して良質のダークファンタジーが形成されている。あらすじだけを見ると悪のオーク軍に対抗するヒロインたちと、単純に見える。しかし、作中の人物たちは一人残らず複雑な思いを持っており、味わい深いものとなっている。
ヒロインたちは勿論として、近衛(いわゆるボス)と悪魔たちも一人一人が自分なりの情念、または信念を持っている。ただの敵ではなく、その世界に全力で生きる名前を持った人物として生き生きとしている。ボス戦前の会話という、限られたテキスト枠内でそれぞれの人生を理解させるその描写力の高さも是非楽しんでいただきたい。
これら様々な「生きるものたち」の死闘を経たうえでの最終決戦は非常に熱く、その後の展開も含めて是非プレイしてみてほしい。
エロ、ゲーム性、ストーリーの三拍子が見事に融合しており、タイトルセンスも含めて素晴らしい傑作ARPGである。
エロ1シーンごとの文章量が相当数あるにもかかわらず、全シーン飽きることなく最後まで夢中になれる。その源泉は卓越した文章力にある。実際に気に入った点を挙げてみる。
山賊たちや見物クズ市民たちの罵りは煩すぎず、程よい煽りとなっている。ヒロインたちの内面の羞恥もひしひしと伝わり、心が堕ちてゆく様が生々しく理解される。
合わせてスチル絵の差分活用が適切だ。例えば局部が注目されているときには、画面いっぱいにそこがアップされ、場の臨場感を盛り上げてくれる。
またサークル様の過去作を見てみると、敗北凌辱と催眠シチュの作品のベテランであることが分かる。今までの積み上げてきたものすべてを注ぎ込んで作られたエロであるため、どのシーンも傑作なのである。
このテキスト力は会話パートでも発揮されている。今作では前作ヒロインが全員登場しており、彼女たち同士の交流もある。ちょっとしたおしゃべりは勿論、自分とは違うタイプに触れて影響し合うのは、キャラの成長を感じ取れ、エロだけではない楽しさを味わえる。
新ヒロイン・男キャラ・敵も魅力的であり、特に序盤からの3人組は終盤ではゲーム的以外にも頼もしくなり、この成長はおかしらとともに嬉しくなる。
エロ以外のストーリー部分もないがしろにせず、しっかりと描写しているのも本作の強みである。
まだまだ本作について語り足りないが、最後に一点。
筆者はSRPG初心者故、長らくこのジャンルに敬遠しがちではあったが、本作には一瞬で虜にされた。食わず嫌いでさえ魅了するほどにゲームバランスがよく、万人向けとしての面白さが完成されている。
同じように、不慣れなジャンルだから、長編だからとためらっているならば、迷わずに体験版をプレイしてみることをお勧めする。間違いなくその日のうちに製品版を購入したくなるだろう。
2015年12月22日
本作は奴隷とされたヒロインが、闘技場で勝ち残り、
自由を取り戻すというシンプルなストーリーのRPGである。
バトルに重きを置く構成となっているため、
通常のRPG戦闘にQTEを加えた独自性の強い戦闘システムが
搭載されており、これが面白さを最大限に高めている。
敵のエロ攻撃に拘束されるが、QTEで脱出できる。
しかし失敗すると、徐々に快楽に染め上げられてしまう。
このQTEにより、ヒロインが助かるか否かをプレイヤーに
直接かかわらせることで、失敗時の興奮がより大きくなる。
さらに犯され続けるとエロ立絵が目まぐるしく変わり、
様々な痴態と臨場感あふれる凌辱を提供してくれる。
ほかの魅力に、町の探索がかなり面白い。
時間帯ごとや日数ごとにエロイベントがある。
このエロも睡眠姦のようなソフトなものから、
腹パンからの首つりなどのハードなものまで
シチュが豊富であり、発見のし甲斐がある。
激しい凌辱もヒロピン要素も充実しており、そのエロさが
ゲーム性がしっかり結び合った、贅沢な作りのRPGである。
14% 購入されました
終了日 5月 3日
本作は紹介文通り、ふたなりヒロインによる激しいレズレイプ・レズプレイのみでエピソードがまとまっている。美しき女体、華やかな衣装、瑞々しい精神が、無様に乱され、無惨に引き裂かれ、無情にも屈服させられる敗北レイプが基本となっている。
本作一押しの肉竿ふたなり(玉袋付き)はどれもこれも凶悪かつ節操がなく、女体とのギャップの差が大きいにも拘わらずエロとしてしっかり主役を貫いているのは面白い。ふたなり竿による挿入刺激に悶えさせられるヒロインも、ふたなり肉竿で犯す悦びに溺れるヒロインどちらもエロスの塊であり、快楽の坩堝に堕ちてゆく描写としてはどれも一級品である。
なお、この快楽堕ちは必然的に悪堕ち的な興趣ともなっており、結果、本作はバリエーションが多めの悪堕ち作品でもある。
さて、そんな作品群の中から、「ロストグローリー」「二人だけの世界」である。ふたなりと精飲が当たり前となった世界観の非レズレイプ作品の「ミルクサーバーのなり方」もユニークでオススメかつ楽しめたが、より個人的シチュが好みのエピソードを寸評する。
「ロスト~」は戦隊ヒロインのうち、縦ロールお嬢様ヒロインをメインに触手服・悪堕ち仲間からのレズレイプ・連鎖堕ち作品となっている。お嬢様ヒロインは自分への攻めには耐えられても、仲間が関わると一気に弱くなってしまうのがツボにはまった。巻末おまけにはその後も描かれており、固い絆で結ばれたヒロインズの全滅が心ゆくまで堪能出来る。
「二人だけ~」は、コンビヒロインの一人がふたなり化しており、もう一人がそのことを嫌悪・拒絶したことから仲間によるレズレイプへと発展する。ここではふたなり竿は男の竿と同じ恐怖の対象となっており、その恐怖が親友への友情よりも上回っている描写がメインだ。結果、心まで犯すレイプの醍醐味が一番できており、しかもそれを仲間によってヤられる倒錯感が最高に美味しかった。
エロは、自分で作ったエロトラップダンジョンを心ゆくまで楽しんじゃう悪魔娘の話である。ダンジョン制作で行き詰まっていたところ、自暴自棄になって自分のオナニー趣味全開の配色となっており、それがために一癖も二癖もあるトンデモな迷宮が完成してしまった。
エロトラップダンジョンなので、発想の生き生きとした罠が次々登場する。感度上昇を挨拶代わりに、媚毒性のあるスライムに濡らされ、同じ特性のガスに吹きさらされて、さらには触手群に包まれたりと、絵で見てもテキストで読んでも激しい刺激が伝わってくる描きっぷりだ。
また、「被験者(ヒロイン)が自ら危ない快楽に堕ちてゆく」というシチュも一捻り加えて丁寧に描いている。元々ヒロイン自らが堪能するためのダンジョンなのだから彼女はノリノリで犯されにゆくが、その予想を上回る事態が待ち受けている。予測の範疇から外れた快楽に喘がされる無様さは見物であるため、是非ご一読いただきたい。
レビュアーが選んだジャンル
本作はエロもストーリーも共に作り込まれたエージェント・クロアの再起の物語だ。シリアス・エロがある本編に加えて幕間でのサブエロも豊富なため、語りすぎない意味も含めて本編に絞ってレビューする。
さて、エロは基本的に立絵+カットインの組み合わせで描かれている。スチル絵も勿論あるのだが、メインは通常・戦闘衣装・エロ専用の立絵複数枚(正常位・スクワット姿勢など)と、カットイン絵(触られている胸・尻のアップなど身体の各所)がテキストに合わせて適宜切り替わる形式である。
プレイは多岐にわたっており、おっぱい揉みのようなセクハラから、弱みにつけ込んでフェラ強要のような卑劣な強迫など、飽きさせることなく展開される。昨今流行り?の「セックスしないと出られない部屋」で大騒ぎするギャグテイストなエロもあったりする。
かと思いきや、ボス敗北時の凌辱では敵の極悪な性格故にものとして扱われる悲惨さがよく伝わる描写となっており、メリハリがついている。個人的にはどの敗北凌辱もバッドエンドっぷりがよく、戦闘前からシーン終了まで丁寧な作りとなっており、大変にお気に入りである。
ストーリーについてだが、クロアという人物の物語が広がりゆく流れが素晴らしい。エージェントとしてしか生きてこなかった彼女なので、始めは学校に通うことにさほど関心は無かったが、親友との出会いや各キャプターで出会う人々の様々な側面に触れることで、人々を守るヒーローとして磨き上げられてゆく。
エージェントとしてのクロアもプレイヤーは体験することができ、キャプターで取り組む事件を探偵のように歩き回り聞き回り解決してゆく。この探索が先の交流にも繋がり、クロアの成長をプレイヤーは説得力を持って受け入れることができるのである。
極悪人も弱い人いるけれど、守るべき人も守ってゆく強い人もいる。ごった混ぜのまさに「スクランブル」をゆくクロアの物語を是非、見届けて欲しい。
エロは拘束凌辱作品となっており、人間によるレイプとゾンビ姦が描かれている。
モーションの動きは素晴らしく、おっぱいの表現は大変によい。例えばレイプのされ方に合わせて胸の揺れが反映されている。大きくゆっくり突かれているシーンでは,巨乳は円を描くように揺れ、小刻みに激しく突かれているシーンでは巨乳は上下に揺れる。こういった細かい緩急がエロを盛り上げる。
抵抗から堕ちまでの過程も丁寧であり、威圧的な口調から丁寧口調になり、従順な奴隷になった際に運び媚びで竿役を求める。特に、顔を真っ赤にして全裸四つん這いフェラのシーンは実にグッドだ。
エロはピッチリパイロットスーツに身を包んだ巨根ふたなり爆乳娘が、エロ生物エイリアンたちに犯されながら脱出を目指すactエロゲーである。サムネイルと紹介文だけでもその属性のてんこ盛り状態は察せられるだろうが、実際にマニアックなエロが多い。
所謂立絵+モーションでの表現となっており、敵に接触することで発生する。着衣状態か全裸状態かも対応しており、敵によっては複数エロパターンが用意されている。モーションもおっぱい・巨根ともにぶるんぶるん動き回り、その持て余した身体を遺憾なくプレイヤーに見せつける。
また、臭い責めが大きなウェイトを占めており、本来は遠ざけておきたい悪臭にヒロインが魅了されるというフェチズムが取り込まれている。繰り返し敵の悪臭攻撃を受けると、最初こそ嫌がったり怒ったりしていたのが、頭がぼんやりとしてきて、最後には虜になってしまう。ゲーム的にもデバフが掛かりバッドステータスとしても機能しており、この分野における作者様の並々ならぬ熱意が発揮されている。
エロは無理矢理エッチ・凌辱の動画作品が2編収録されている。第1弾はNTR要素が強め、第2弾はその後が描かれており、ヒロインがさらに女として人として堕ちてゆく内容となっている。特徴のあるプレイとしては、大量膣中射精での精液ボテ腹、出産、巨根腹ボコが挙げられる。どのシーンでもヒロインがだらしなく扱われる悲惨なものとなっており、大変に興奮する。
なお、着衣半脱ぎ(胸と下腹部が破かれている)と全裸が等分に用意されているのもありがたい。
モーションはもっちりかつたっぷりと動いており、特に大きすぎる胸は贅沢に揺れてくれる。表情の変化も評価でき、悔しさに流す涙、苦悶に歪む眉、フェラの時の額に浮かぶ汗など、「犯している」感がよい。一方で、堕ちた後もちゃんと描かれており、そちらでは巨根に苦心しながらも真面目に腰を上下して慰める肉奴隷ご奉仕が拝める。
話が進むに従ってより悲惨な凌辱・出産シーンへと発展してゆくが、その詳細は是非ご自身の目でご覧いただきたい。
エロは、強気女海賊・剣闘士たちが外道な因縁の敵に犯され、その奴隷に堕とされてゆく凌辱作品集である。いずれの作品も抵抗から堕ちまでをじっくりと描いており、それぞれのパートをバランス良く配分して描いている。着衣・全裸もどちらも用意しているのも嬉しい。
ヒロインたちは目を見張るほどの爆乳揃いであり、この胸の動きや暴れ具合は特に気合いが入っている。カメラアングルも上に下にと様々な視点でヒロインの身体を映しており、おっぱい好きにはたまらないことだろう。
また、本作はサークル様の作品集であるため、その映像技術の変遷も楽しめる形となっている。初期作品から後の作品までのデザインやアニメーションの変化も楽しんでいただきたい。
さて、4作品のうち、「ロビン~」を選出する。キャットスーツ的な衣装から覗く乳首、ニラマレプレイ、媚薬を入れられてからの淫売婦キャラへの転落など、敗北までの描かれ方が一番好みであった。
エロは、見習い正義ヒロインが怪人に負けてオナホに堕ちる作品である。可愛らしい娘が巨根に責められるのが主だった内容だ。紹介文にあるPV通り、ハイライトシーンでは敵が巨大化し、ヒロインはオナホそのもののようなレイプが始まる。
概ね抵抗の状態と淫乱状態は半分ずつとなっており、ヒロインの状態の配分は丁度良い。特に、敵の精液による媚毒効果で淫乱になっている状態は大きく性格が様変わりしており、見下げ果てたメスとして犯され悦ぶ。
アニメーション部分に関してはしっかりと滑らかに動き、大きすぎる乳房はブルンブルンと揺れる。わずかに汗で湿った肌の濡れ光りも艶めかしく、こういった表現も好みである。巨根を加えられる際の顔のアヘ歪みも行き過ぎずぬるすぎないのもグッド。